京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

こんなこと

遠藤

少し歩きませんか

2022年8月30日(火)

気温がぐっと楽になった気がします

秋が近づいてきていますね。

外を見てもコスモスが咲いています。ユリも咲いています。

もちろんまだ暑いですが、あのギラギラした天気ではなくなってきました。

言うても、湿度も気温もまだまだ高いですから油断はできないですが、

一日中、外に出られないほどではなくなってきていると思います。

 

時間や天気を見ながらですが、散歩の季節になってきたようです。

ちょっと歩いて、家から離れて、

周りに人が居ない、花が咲いている、景色の良いところで

マスクを外して、胸をそらせて、大きな深呼吸をしたいですね。

ちょっと里山の風景の中で、思いっきり深呼吸したいですね。

自然の香りを胸いっぱい、お腹いっぱいに吸い込んで、体中の空気を新鮮な空気に入れ替えたい気分です。

 

きっと、気持ちも体も元気になる気がします。

なまくらな私は買い物も車で移動ばかりですが、

先日、久しぶりに歩いて子どもと買い物に行きました。

車とは全然違う道順で、子どもにどっちから行ってみる?とか聞きながらいきました。

帰りに買いすぎた荷物と、もう歩けなくなった子どもを背負って…重かったですが…

蝶やトンボを見つけ、草木の香りを感じて、地面を足の裏に感じて、ちゃんと生きている感じがして、気持ちよかったです。

 

私のような普段なにもしない人は、

ウォーキングとかジョギングとか体操とか運動したほうが良いよっていわれても、ちょっとハードルが高いと思いますが、

買い物ついでにちょっと寄り道して景色の良いところや、花が咲いているところへ遠回りしてみたらどうでしょう。

 

いつもと違う道を歩くと発見できるものもありますよ。

皆さんも、散歩しませんか?

そんなこと

遠藤

カブトムシその後

2022年8月18日(木)

この夏に育ったカブトムシたちは、無事もらわれていきました…とはいえ、雄雌1匹ずつ自宅用に残しました。

※カブトムシさんはなかなかの大食漢ですので、100円ショップでゼリーが1袋10~20個入りで売っていますが、

一夜のうちに一匹でゼリーを一つ食べちゃいますので、何匹も飼っていると餌代がばかになりませんね。

カブトムシがお店で1,000円ぐらいで売っていて、高いなあって思っていましたが、餌代を含めた費用を思うと納得です。

カブトムシを飼うなら欲張らずに2匹ぐらいがいいですね。

 

不要になった飼育ケースをかたずけるのに土を出していると、

白い粒を見つけました。

数は少なかったですが、見つけた白い粒は絶対卵です。

渡す準備をする中で数日オスとメスを一緒に入れていましたが

基本的にずーっとオスとメスを分けてそれぞれのケースに入れていたので、まさかって思いました。

 

土を捨てるのをやめて、

土を集め、大きなケースに移し替えて、

土を足して…

 

今度は

「卵から育てられるのか?」に挑戦です。

来年、ちゃんとカブトムシの成虫になるでしょうかね?

ドキドキですね。

夏休みの自由研究をしている気分です。

 

わが子は、何やらお母さんに手伝ってもらって色水で実験していましたが、

私は一人でカブトムシの飼育です。

わが子は学校で研究発表するでしょうが、私はこの部ログで発表?

 

明日の元気な生活のために、皆さんも何か自由研究のように「挑戦」をしませんか?

何かに挑戦するからリハビリ(「回復」「促進」「改善」「向上」「予防」)になるんですよ、

なんでもいいからやってみましょ!

何をやっても絶対に、

普段しないことに脳を使って、手を使って、

失敗も成功も関係なく、すごく良い脳トレにはなるはずです。

へんなこと

橋本

敵の名は。

2022年8月12日(金)

コロナ禍になって一人一人の衛生意識はかなり高まったのかなと思います。

 

私の感染症に対する意識は医療職に就いてから一度変わり、コロナでもう一度変わりました。

その上実家が水商売だっただけに違う面での衛生意識は高かったのかなと。

 

水商売で衛生上の問題と言うと誰しも「食中毒」が一番に頭に浮かぶかなと思います。

 

うちは寿司屋でしたからことのほか食中毒には気を付けて、あの寿司屋でお馴染みのネタケース(ガラス張りの陳列棚ですね)と大型冷蔵庫は父親拘りのオーダーメイドでした。

 

(エアコンではなく)クーラーも家庭であるところはまれ扇風機がデフォ、客商売の店舗にも一部しかまだ無かった時期に既にありました。

店の床は全部タイル張りで、炊事場はいつも井戸水をかけ流し、店内も週に一回は水を流してデッキブラシで磨いていました。

ネタを扱う布巾は洗濯の後煮沸消毒したものを一回一回変えていました。

勿論他にも細々とした対策はかなりやっていました。

こういったことは習慣化したうえで「慣れ」にさえ気を付ければ、まぁ食中毒は防げるものです。

 

生モノを扱う商売でしたから、やはりネズ公も心配の種でした。ですがこいつらは人の気配がしたり明るいところではなかなか顔をのぞかせないので、お客さんがいる場面で、のそっと出てくる心配はありませんし、生ごみを隔離し、排水溝をはじめとして出入りする穴と言う穴をシャットアウトしたうえに、なおネズミ捕りを定期的に仕掛ければ恐れるに足らずです。

 

問題は「G」です「G」。

皆さんご存じですか?

「G」は人間の致死量の20倍の放射線(γ線)を浴びてなお「平気」だそうです。

また「G」の頭部を出血しないように切断すると、1週間動き回った挙句最後は「脱水」で死ぬということです。

人類滅亡後も確実に生き残ると言われる所以です。

 

同じ頭文字を持つ「ゴルゴ13」をも凌ぐ生命力の「G」の侵入をひとたび許せば、そこは「G」にとってはこの上ないほどの楽園。大型冷蔵庫の裏は「G」にとって常夏のリゾート、人の手も目も及ばぬそこかしこに食物が落ちている。奴らが蔓延ればその駆除には数年を要します。

 

「G」もネズミと一緒で闇夜の跳梁跋扈がお得意ではあるけど、明るいから、人の気配があるから、遠慮するなどと言う奥床しさは欠片もなく、目の端でその姿を捉えること数限りなくorz

 

奴らの台頭は店の信用にかかわると父も随分と気をもんでいました。

 

月一回の大掃除とバルサン、細かな食中毒対策で、根絶したかどうかはともかく、その姿を見なくなるようになるまで、数年かかったと思います。

 

ネズミも「G」も駆除は食中毒対策の一環ですが、仮にそのリスクがないにせよ、その存在自体が人を不快にさせるものですから、夏場ですらその姿をしばらく見ないなとなった時には、ちょっとほっとしたように思います。

 

とにかく姿どころかその名前を口にすることも文字にすることも不快に思う人間もいるほどで、「G」としか表現しない人も少なからずいるわけですから。

 

コロナ対策だけでなく、食中毒対策も結構大変だよと言う話でした。

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