京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

どんなこと

橋本

思い出す

2023年10月27日(金)

近畿にいることもあって、今まで同窓会はずっとスルーしてきたんですが、還暦を機に向後学年での同窓会は行わないということだったので、先週、長駆久留米を訪い高校の同窓会に参加してきました。

 

私もちょうど同窓会の前日に「還暦」になったところで、当日参加者の90名ほどの還暦前後のおっちゃん、おばちゃんの顔を眺めてみました。

当たり前のことですが、自分自身もその中の一人だし、世間から見てくれだけでもどのように見られているか再認識しましたorz

 

一度も同窓会に出ていなかったし、卒業後すぐに地元を離れていたので2人を除いて全員が私にとっては40年ぶりでした。

 

40年と言っても大丈夫だろうとたかをくくっていたのですが、半数以上は誰かわかりませんでした。特に女性の中には変貌著しい人が少なからずいたように思います(誰をそう思ったかは秘中の秘です)。

 

残り半分もすぐにぱっと思い浮かんだ人というのは少なくて、顔に見覚えはあるけど名前が思い浮かばないというのが結構ありました。

 

面白いのは顔と名前がわかると当時彼や彼女が何を言っていたのか、何をしていたのか、どんな言葉を交わしていたのか、一緒に何をしたのかがパッと思い出せたことです。

 

どうやら思い出というのは、他者とのかかわりあいで紡ぎだされるもののようです。

 

皆さん久しぶりの同窓会前には卒業アルバムを見ておくことをお勧めします。

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こんなこと

遠藤

菊人形

2023年10月26日(木)

この季節に

子どものころは両親が菊人形展に連れて行ってくれていた思い出があります

 

若いスタッフに聞いても菊人形を知りませんでした

調べると、日本三大菊人形の一つだったひらかたパークの菊人形展はもう2005年を最後に開かれていなかったんですね。

でも、その時点で96年も続いていたなんてすごい長い歴史ですね。

 

そして、創作活動をするときに皆さんに尋ねてみると、見たことある人、知らない人、聞いたことはある人といろいろでした。

でも、お花を作って人型の絵に花の着物を着せることは皆さん楽しみにしてくださり

たくさんの花を何日もかけて作ってもらいました。

 

そして、昨日はお花を作っていた方々に集まってもらって

たくさん作った花を色を選びながら、

華やかな方が良い、地味な色をここには使った方が良い、あっちの色が、こんな色の方が良いと思う、間にこの色入れた方が良い、いろんな意見も飛び交いながら

飾りつけしました

歩ける人はお花を選んでとってきてもらったり、貼るのに集中する人、全体をみてアドバイスをする人

いろんな参加の仕方をしてもらいました

 

皆さんの頑張りの結果

とても華やかな作品になりました

完成した作品をみて、参加者は皆満足して戻られました。

皆さん達成感を感じる笑顔で、中にはいつもより饒舌になられる方もおられました。

みんなで一緒に作り上げるっていうのもいいですね

一人一人ができることを頑張って

一人ではできないことをやり遂げて

みんなでその結果に満足して喜べる

きっと、充実していたんじゃないかと思います

 

皆さんの良い表情や様子が見られるとスタッフもやる気が出ます

また、一緒に楽しみたいですね

 

今日も何か楽しんでもらえたりしないでしょうかね

…あ、今日は飾ったこの作品を見に行って

昨日のことを思い出すリハビリをしてもらったらいいですね

そんなこと

遠藤

どんぐりの絨毯

2023年10月23日(月)

日曜日に家族で遊びに出かけました

アスレチック遊具を子ども達が遊びまわり

家族でグランドゴルフをし

どんぐり拾いと外遊びを堪能しました

 

そのどんぐり拾いですが、

めっちゃ落ちているところがあるからと教えてもらったところへ行くと

なんと

本当にその一画だけが、

どんぐりが隙間なく敷き詰められ、どんぐりの絨毯になっていました

子ども達と一緒に拾っていますと

ポトンと落ちて頭や背中にも当たりました

 

教えてくれた方も

ここは毎年たくさん落ちている場所だけど

こんなにたくさん落ちていることは初めてだとおっしゃっていました

 

踏むとどんぐりの割れる音がする、どんぐり絨毯の初体験でした

拾っても拾っても隙間ができない

そんな体験をしました

自然って普通のようで普通じゃないことも色々見せてくれますね

 

普通と思っていることが意外と感動できることにつながることもあります

何気ないリハビリも意外と感動できるゴールにつながっているかもしれません

皆さんリハビリは頑張っても損しませんから

頑張ってくださいね

そんなこと

遠藤

金木犀と銀木犀

2023年10月18日(水)

金木犀の香りが漂う季節になりました

通勤中にも散歩中にも金木犀を見かけます

 

そして、金木犀とそっくりな白い金木犀らしきものもあります

これは、銀木犀というそうです

 

おおはら雅の郷、やまびこ、大原健幸の郷のある敷地内には

金木犀も銀木犀もいま咲いています

近寄るとどちらからもあの香りがただよいます

この香り、皆様の思い出を刺激するようで

いい香りだと若いころの家の庭を思い出し懐かしむ方もいれば

昔はどこのトイレにもこれが植わっていたとトイレを連想して嫌がられる方もいます

 

同じ香りでも人によって思い出す情景は違います

同じものを見たり体験したりしても同じように感じるわけではありません

それぞれの感性もそうですが、過去の経験も皆さん違います

 

だから、決めつけても、みんな同じようにしても、合わないことがあります

その人をみて、その人の感じたことを感じられたらいいのですが…そんな超能力は誰にもありません

会話ができないかたもおられますので、勝手な想像をしながらなときも多くなります

 

それでも、決めつけない、みんな同じと思わない、そんな風にしないと

そんなことに思い至りました

そんな気持ちで関わろうって皆さんの反応を見て思いかえしました

 

 

そんなこと

橋本

諦めない

2023年10月13日(金)

イスラエル人とアラブ人がオーケストラを組み、コンサートをする。

という正に絵空事と言われかねない「クレッシェンド音楽の架け橋」という映画があります。

 

驚くのはこれが実在の楽団を題材にしている点で絵空事ではないこと。

しかも映画ではトラブルがあってコンサートは叶わず、楽団は解散しますが、現実の楽団は現在も活動中のようです。

 

クラシックには全く興味がない私ですが映画には非常に魅かれて観ました。

楽団の活動はとても意義あるものだと私個人は感じていますが、現状を見るに今のところ効果あるのか?という感じです。

 

あきらめずに10年、20年と続ければそれなりの結果が出るんでしょうけど、紛争が起きるたびに後退もするわけで。

 

仕事をしていてもあきらめずにやってよかったなということはままありますが、この年だから言えるのかなとも思うわけです。

自分自身もそうでしたが若いとどうしてもせっかちに結果を求めたがるので。

 

「あきらめずに」というフレーズは、「長い間コツコツと」とイメージする人もいるのかもしれませんが、生来の怠け者の私がそんなことするわけない。

 

私の場合はあきらめはしないけど「時期じゃない」と棚上げすることが多かったように思います。

 

「時期じゃない」を言い換えると、「ほとんど誰も問題にしていない」、「皆の中での優先順位が低い」あるいは「金がない」です。

 

誰も問題にしていない時や優先順位が低い時は何をやっても空回りしてばかりです。大多数とは言いませんが、一人でも二人でも賛同する人間が出るのを待つしかない時もあるのかと思います。

 

そういったタイミング(波)を見逃さずにうまく乗るか、大きな波にするのが大事かなと思います。

 

この状況でも楽団のマエストロ、バレンボイムは諦めることも、棚上げすることもなく活動を続けているようです。

彼の場合はタイミングを見計らうのではなく自ら波を作ろうとしている人のようで、いずれはそれも叶う気がします。

 

波を作ろうと試みるのは凡人にも出来ることですが、叶えるのは難しいと感じる今日この頃です。

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103808   20231014    1650

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そんなこと

遠藤

寒くなってきましたね

2023年10月12日(木)

作った満月は評判も良く 大成功 でした

 

さて、

急に寒くなってきましたね

体の不調が出やすくなる方もいらっしゃると思います

天気や時間帯によって、暑かったり寒かったり、

建物の中にいると空調でそんなに感じませんが

特に屋外へお出かけ時は着るものも調整が難しいですね

日陰と日向、吹く風のあるなしでもずいぶんとちがいます

 

寒くなった…と言うとあまりいいイメージに聞こえませんが

我が家では先日夕食に鍋をしました

鍋と熱燗で寒くなった季節を美味しくいただきました

寒くなったからこそ楽しめることもあります

 

言葉で連想するイメージ以外にも実際にはいろんなことがあります

いろんな情報や表現がそこかしこにありますし、聞こえてきます

ちょっと聞いて「ああ、こんな感じやろ」って思ったことが実際に体験すると

「おお、こんな感じやったんや」って感心することも

 

「百聞は一見に如かず」とはよく言ったものです

私たちもご利用者さんやご家族にお話しを聞いて、こんな感じかなと思ったら

実際に見せてもらったら、えっまさかこんな感じなのってことも良くあります

そうならないように、

質問の仕方を変えたりして実際の実像に近い情報を聞き出そうとしますが

なかなかむずかしいものです

例えば、お家の中の様子を知るためにお写真を見せていただいたり

時には施設の職員が直接ご自宅の様子を見させていただいたり

そして、それを施設の中で多職種で共有して、自分たちの違ったイメージを修正し

課題などを話し合ったりしています

 

ちょっと、話がそれてしまいましたね

 

寒いからと言って、縮こまって過ごしていると楽しい時間を逃します

それに、まだまだこれから寒くなるんですから

縮こまらずに、楽しいことを探して、動いていきましょう

私も先日は町内の運動会で ちょっと楽しんできました


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