京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

そんなこと

遠藤

あの幼虫は…

2023年7月11日(火)

ほんと暑くなってきました。

 

さて、

私が家で育てていた

あの幼虫はどうなったのか?

 

誰も気にされていなかったかもしれませんが…

なんと、昨日成虫になって土から5匹出てきました

大きいのやら小さいのやらサイズはいろいろ…小さいのが多いかな?です。

でも、なぜか全部オスだったんですが…

まだ、メスも出てくるのかな?

 

幼虫が成虫になって、卵を産んで、卵が幼虫になって、成虫になりました。

バンザーイ!…でも、メスが出てこないと来年に続かないぞ…

 

カブトムシの色は黒や赤茶色と色味が違うのがいたりするのですが

私は子供の時から「黒カブト」「赤カブト」と言いますし、赤カブトは少ない種類だって思っていました。

そう、「アメリカザリガニ」と「日本ザリガニ」みたいに

違う種類だと思っていました。

 

でも、図鑑にはカブトムシって色違いの種類が載っていません。

なんと、色は違っても同じ種類のカブトムシらしいです。色は遺伝で違いが出るそうです。

人間の肌の色と同じでしょうかね。

赤も黒も色に違いはあれど、同じカブトムシ。優劣もありませんでした。

ただ、出てくる数は違いがあるそうです。色によって捕食されやすいされにくいって差があったりするようです。

遺伝子、進化、多様性、そんなことの一端のようです。

 

リハスタッフもいろんなスタッフがいます

学生時分から作業療法士になるやつは自分も含め変わり者ばっかりだと思っていました。

それは、作業療法が変わり者がその自分の個性を生かすことができる仕事だからだとも思っていました。

作業療法って、対象者の個性も自分の個性も活かして使うことができる仕事だと思います。

でも、

最近思うのは、世界中どの人も誰かにとって変わり者なんじゃないかと

同じ人がいないんだから、誰かと比べたらみんな変わり者ですよね。

ってことは、みんな一緒の人間ってことですよね。

赤も黒も同じカブトムシってことですよね。

多少生きづらさが環境によっては違いがあるんだってだけですね。

 

カブトムシもガサゴソとケースの中で元気に動き出しましたし、

私も元気に仕事をしないといけませんね

利用者様と一緒に、夏の暑さに負けず元気になれるように頑張らないとですね

そんなこと

遠藤

面倒くさい

2023年6月24日(土)

先日、スマートフォンを買い換えました。

何年も使っていた機種から乗り換えました

 

以前の機種に慣れていたので、

ちょっとしたことが使いにくく、面倒に感じます。

ここを触ればよかったのに、この操作をしないとなんてことがあります。

まったく同じではないにしても、少し違うってことがどうするんだっけ?ってちょっと時間がかかったりします。

 

でも、

きっと、そのうち慣れて当たり前になってくると思います。

どんな道具も慣れるまでが不便です。

そして、道具に慣れるまでは失敗もあります。

でも、そのうち慣れて当たり前になります。

そんな中で、これだったらこんな使い方できるし、これもいいねって思うことも出てくるでしょう。

 

福祉用具も初めて使ったときは面倒くさいって思う道具もあります。

でも、

使っていると操作に慣れて

使うのが簡単になって、これ使えばいいよって誰かに教えたりするぐらいになったりします。

福祉用具を面倒だって敬遠される方もいらっしゃいますが、

暫くは面倒くさくても使ってみてほしいです。

慣れてきたら道具の真価を感じられるようになります。

 

使うのが嫌いだった道具が、

いつの間にか、手放せない道具になることもあるかもしれませんよ。

そんなこと

遠藤

夏、雨、といえば

2023年6月02日(金)

昨日の朝、

まだこれからの紫陽花の葉っぱの上に

みつけました

 

 

 

 

雨蛙

 

 

 

 

 

 

次は、カタツムリを探さないとですね。

こういうのを探しながら散歩するのも「脳トレ」ですね。

ただ「歩く」だけでなく、

何かを見つける「脳トレ」もしませんか?

そんなこと

橋本

新ダイバーシティ

2023年6月01日(木)

更に往年の映画タイトル風です。

 

「多様性を受け入れよう」という価値観は結局のところ「多様性を受け入れない」という価値観を受け入れるのか、受け入れないのかという議論に行きつくらしいです。

 

障害者や性的少数者を受け入れるか、受け入れないかは「価値観」とみられて倫理的問題みたいに思われていますが、生物学的にも必要なことだそうです。

 

6500万年前に地球にどすんとでかいでかい隕石が落ちました。それがきっかけで地球にのさばっていた恐竜は滅んで、代わりに哺乳類が蔓延りだし、今では人間が我が物顔です」。

 

これは「弱肉強食」ではなく「適者生存」だそうです。「弱肉強食」であれば生物連鎖の頂点には常にTレックスのような肉食恐竜が鎮座していたんでしょうが、強い者が生き延びるのではなく、環境に適応した者が生き延びるわけです。

 

どう環境が変化するかもわからず、どの種のどういう特性が適応するかもわからないわけですから、生物あるいは人間という種を単体で見ても多様性を確保しないと環境に適応できない種は絶滅するわけです。

 

そういう観点からすると「多様性を受け入れない」という価値観を受け入れるのか、受け入れないのかという議論は環境(社会)が将来どう変容するかもわからず、したがって何が生き残れるかも不確かな状況なので、「受け入れたほうがいい」という結論になると思います。

それもその後の環境変化を考えると生き残れる種が一つだけというのは、結局廃れるわけですから、生物としても人間としても兎にも角にも沢山の種(価値観)があったほうがいいわけです。

 

地球上の生物として、その中の人類として文字通りの生き残りがかかっているとするなら、もはや受け入れるとか受け入れないとかの議論は的外れみたいに感じます。考えるべきはどう受け入れるかでしょう。

 

受け入れるべきとはいっても、アメリカの元大統領の言動で二分されてしまった社会を見ていると、不要な軋轢を避けるためにも偏在というか、偏りは致し方ないのかなと思います(例えばトランプ支持派とブラックパンサーの2グループが同じ場所にいたらバイオレンスな展開しか予測できません)。

 

ある程度似た者同士集団を作って、摩擦を生まない程度の接触を保つのが無難な感じがします。

地域、仕事、学校、趣味、嗜好、年齢、家族等々いろんな枠組みの集団が離合集散繰り返しながら、混乱や軋轢を避けて居心地の良い場所やグループを探しているんでしょうね。

 

自分とは(見てくれが、考え方が)違う存在を排斥するというのは、「良い」とは言えない価値観ではありますが(今の社会では)、そういう価値観を持つ人たちを「赦せない」というのもそもそも不寛容だし矛盾していると思います。

 

「そんな人たちもいるよね。面倒やし関わらんとこう」くらいの寛い(ひろ・い)心が必要みたいです。

 

私も気に入らない人に対しては「いるのは仕方ないが、視界に入るな」くらいは思っているのですが、これは「狭い心」でしょうか、この程度なら「寛大な心」と言ってもいいのでしょうか。

 

まぁ思ってはいても表に出さないだけのマナー(というか社会性)ぐらいは身につけた方がいいようです。

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そんなこと

遠藤

どなたと散歩に行こうかな

2023年4月11日(火)

昨日は我が子の入学式でした。

 

桜は散ってしまいましたね。

花が散って、青々とした元気な葉っぱがいっぱいの木になっています。

 

でも、今度は

タンポポ、チューリップ、芝桜などいろんな花が咲いています。

暖かくなり、お散歩にはいいシーズンになってきました。

天気のいい日は、外を歩きたいですね。

 

最近、また脚の調子が今一つですので、杖をついたりもしますが、

杖をついていたって、散歩は気持ちいいです。

車いすでも歩行器でも、シルバーカーでも杖でも、そんなことは些細なことです。

だって、どうやって散歩するかが解決すれば気持ちいいですからね。

 

そのどうやってを解決するのは、自分の努力もあるし、他人の協力、環境づくり、道具の工夫

この中の「自分の努力」をするのがリハビリと思われがちですが、

どれもリハビリの手段です。

生活をよりよくするためにできることがリハビリです。

自分の努力だけでは無理なことも、どうにかできるようになる方法がないか、

リハビリスタッフに声をかけて一緒に考えてもらってください。

きっとリハビリスタッフは喜んで一緒に悩んでくれると思います。

だって、リハスタッフはただ治す補助ではなく、元気に生活できるようになってもらうための仕事ですからね。

 

今日も誰かと散歩に行けないかなと

楽しんでくれる利用者様の顔を思い浮かべています

そんなこと

遠藤

今度は桜で

2023年3月28日(火)

大原の桜も見ごろになりました。

今日の「おおはら雅の郷」は桜がとってもきれいでした。

 

梅の時に散歩にお誘いするのに写真を撮ってチラシを作った話をしましたが、

今回は桜です。

また今日作りました。

桜以外にもいろいろ花が咲きましたので、

とってもにぎやかなチラシになりました。

 

もちろん、

これを使ったことで、普段長い距離を歩くのを遠慮される方も

楽しみながら、歩いてくださりました。

 

心も体もリハビリできたはずです。

桜はとっても綺麗でしたよ。

そんなこと

遠藤

今年はどうかな

2023年3月24日(金)

暖かくなってきました

京都市内も桜がどんどん咲いています。

 

ただ、

大原は京都市内とはいえ、ちょっと遅めです。

やっと、施設の桜は枝先にちょこっと咲いた程度です。

しかし、今日の間にも咲いている花が増えています。

これからどんどん咲きそうです。

今週は施設の桜も見ごたえある姿を見せるのではないかと思っています。

 

咲いたらリハビリチャンスです、

ついついおっくうになって部屋にこもりがちな方も、

散歩に機嫌よく頑張って歩いてくれるかもしれません。

桜の写真を撮って、見せて、お誘いしないとですね。

桜は、卒業式、入学式、花見、様々な思い出話に通じるので、歩いて散歩するだけでなく

桜を見ることで思い出せることや、それにまつわる記憶を呼び出せますからね。

身心にいい刺激になる、見逃せないチャンスですね。

 

ああ、待ち遠しいですね。

そんなこと

遠藤

2023年3月08日(水)

「おおはら雅の郷」と「ケアハウスやまびこ」の敷地で梅が咲きました、

もう満開のような木もあれば、まだつぼみばかりの木もあります。

ここ数日晴れの日が続いていますので、日に日に咲いた梅の花の数が増えていますね。

梅の花をみると春になっているんだなと感じます。

 

梅の花を見に行きましょうと普段腰の重い利用者に声をかけて散歩リハビリに誘っています。

ただ、お誘いしてもベッドから動かない方もいらっしゃいましたので、

こんなのを作りました。

これを見せてお誘いすると、

めんどくさそうな表情をされて断っておられた方も

「行こうか」と乗り気になられました。

行けば絶対喜んでくれるはず、元気になられるはず

でも、行く気持ちになってもらうのはちょっと工夫の後押しが必要でした。

 

 

もちろん、散歩した方は皆さん喜んでくださいました。

皆さんのご近所にも咲いていませんか?

春を感じるために レッツ ウォーキング!

そんなこと

橋本

もうね

2023年1月13日(金)

何と言っていいか。

 

昨日患者紹介状を読んでたんですけど、(特定を避けるために若干フェイク入れます)今年元旦に家族旅行中に交通事故で頭部外傷となった40代女性の方でした。

 

折角の正月の家族旅行でお気の毒なと思いつつ、現病歴のところから既往歴の方へ目を移すと「covid-19感染歴あり」とあります。「2022/12/23発症、12/24陽性確認、1/3まで隔離」と書いてありました。おいおい…

 

紹介状の情報がぐちゃぐちゃになっていることなんて本当によくあるんです。

「一人暮らし」とあるのに、現病歴のところでは「倒れているのを同居の家族が発見」とか、「寝たきり」の筈なのに、「トイレまで歩行可」とか、「身寄りなし」なのに「キーパーソン長男」とか。

 

よくあることとはいえ、同じ文書の中で矛盾する情報が書き込まれていることに書いた本人が気がついていないということにもはなはだ問題がありますが、まぁそれは置いといて。

 

今回もそういうことかなとは思いましたが、一応念のために医療連携室の相談員に紹介元の病院にどういうことか問い合わせするようお願いしました。

 

今朝返事聞いたんですけど、書いてある通りでしたw

無症状とはいえ感染して自宅隔離中となっているはずなのに家族旅行w

 

行政の対応がとか、専門家の意見がとか、相変わらずマスコミも喧しいですが、とりあえず「ルールは守ろう」というのはそんなに駄目な事、嫌な事なんですかね。

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そんなこと

遠藤

今年もよろしくお願いいたします

2023年1月03日(火)

初夢みましたか?

 

宝船の絵を枕の下に敷いて

富士 鷹 茄 の夢を見る

 

お正月にどこかのテレビ番組で言っていましたが

富士 鷹 茄 は家康の好物で

家康にあやかりたいってことだったんですね

 

何気に知らないことがいっぱいあります

当たり前と思っていても自分のことでも知らないこと

例えば

リハビリではベッドでの寝返りや起き上がりを指導することもあります。

でも

いざ自分でどんな風に寝返ったり起き上がったりしているか

尋ねられても????ってなりませんか

自分の日常も意識せずにしているとどうやってしているかもわからないものです

当たり前のことができなくなったとき

当たり前を取り戻すために

お手伝いするのもリハビリの仕事です

 

できなくなったとき

自分がどうしていたのかもわからないので

さらに不安になって自信を無くす方もいらっしゃいます

でも

ほんとうにわからないことが当たり前なんです

だからそんなことは気にせず

新たな気持ちで

いまから一つずつできることをふやしていく

増えていくことを楽しんでもらいたいですね

 

毎日を楽しめる一年になりますように

Happy New Year!

 

 


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