京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

そんなこと

遠藤

どんぐりの絨毯

2023年10月23日(月)

日曜日に家族で遊びに出かけました

アスレチック遊具を子ども達が遊びまわり

家族でグランドゴルフをし

どんぐり拾いと外遊びを堪能しました

 

そのどんぐり拾いですが、

めっちゃ落ちているところがあるからと教えてもらったところへ行くと

なんと

本当にその一画だけが、

どんぐりが隙間なく敷き詰められ、どんぐりの絨毯になっていました

子ども達と一緒に拾っていますと

ポトンと落ちて頭や背中にも当たりました

 

教えてくれた方も

ここは毎年たくさん落ちている場所だけど

こんなにたくさん落ちていることは初めてだとおっしゃっていました

 

踏むとどんぐりの割れる音がする、どんぐり絨毯の初体験でした

拾っても拾っても隙間ができない

そんな体験をしました

自然って普通のようで普通じゃないことも色々見せてくれますね

 

普通と思っていることが意外と感動できることにつながることもあります

何気ないリハビリも意外と感動できるゴールにつながっているかもしれません

皆さんリハビリは頑張っても損しませんから

頑張ってくださいね

そんなこと

遠藤

金木犀と銀木犀

2023年10月18日(水)

金木犀の香りが漂う季節になりました

通勤中にも散歩中にも金木犀を見かけます

 

そして、金木犀とそっくりな白い金木犀らしきものもあります

これは、銀木犀というそうです

 

おおはら雅の郷、やまびこ、大原健幸の郷のある敷地内には

金木犀も銀木犀もいま咲いています

近寄るとどちらからもあの香りがただよいます

この香り、皆様の思い出を刺激するようで

いい香りだと若いころの家の庭を思い出し懐かしむ方もいれば

昔はどこのトイレにもこれが植わっていたとトイレを連想して嫌がられる方もいます

 

同じ香りでも人によって思い出す情景は違います

同じものを見たり体験したりしても同じように感じるわけではありません

それぞれの感性もそうですが、過去の経験も皆さん違います

 

だから、決めつけても、みんな同じようにしても、合わないことがあります

その人をみて、その人の感じたことを感じられたらいいのですが…そんな超能力は誰にもありません

会話ができないかたもおられますので、勝手な想像をしながらなときも多くなります

 

それでも、決めつけない、みんな同じと思わない、そんな風にしないと

そんなことに思い至りました

そんな気持ちで関わろうって皆さんの反応を見て思いかえしました

 

 

そんなこと

橋本

諦めない

2023年10月13日(金)

イスラエル人とアラブ人がオーケストラを組み、コンサートをする。

という正に絵空事と言われかねない「クレッシェンド音楽の架け橋」という映画があります。

 

驚くのはこれが実在の楽団を題材にしている点で絵空事ではないこと。

しかも映画ではトラブルがあってコンサートは叶わず、楽団は解散しますが、現実の楽団は現在も活動中のようです。

 

クラシックには全く興味がない私ですが映画には非常に魅かれて観ました。

楽団の活動はとても意義あるものだと私個人は感じていますが、現状を見るに今のところ効果あるのか?という感じです。

 

あきらめずに10年、20年と続ければそれなりの結果が出るんでしょうけど、紛争が起きるたびに後退もするわけで。

 

仕事をしていてもあきらめずにやってよかったなということはままありますが、この年だから言えるのかなとも思うわけです。

自分自身もそうでしたが若いとどうしてもせっかちに結果を求めたがるので。

 

「あきらめずに」というフレーズは、「長い間コツコツと」とイメージする人もいるのかもしれませんが、生来の怠け者の私がそんなことするわけない。

 

私の場合はあきらめはしないけど「時期じゃない」と棚上げすることが多かったように思います。

 

「時期じゃない」を言い換えると、「ほとんど誰も問題にしていない」、「皆の中での優先順位が低い」あるいは「金がない」です。

 

誰も問題にしていない時や優先順位が低い時は何をやっても空回りしてばかりです。大多数とは言いませんが、一人でも二人でも賛同する人間が出るのを待つしかない時もあるのかと思います。

 

そういったタイミング(波)を見逃さずにうまく乗るか、大きな波にするのが大事かなと思います。

 

この状況でも楽団のマエストロ、バレンボイムは諦めることも、棚上げすることもなく活動を続けているようです。

彼の場合はタイミングを見計らうのではなく自ら波を作ろうとしている人のようで、いずれはそれも叶う気がします。

 

波を作ろうと試みるのは凡人にも出来ることですが、叶えるのは難しいと感じる今日この頃です。

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103808   20231014    1650

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そんなこと

遠藤

寒くなってきましたね

2023年10月12日(木)

作った満月は評判も良く 大成功 でした

 

さて、

急に寒くなってきましたね

体の不調が出やすくなる方もいらっしゃると思います

天気や時間帯によって、暑かったり寒かったり、

建物の中にいると空調でそんなに感じませんが

特に屋外へお出かけ時は着るものも調整が難しいですね

日陰と日向、吹く風のあるなしでもずいぶんとちがいます

 

寒くなった…と言うとあまりいいイメージに聞こえませんが

我が家では先日夕食に鍋をしました

鍋と熱燗で寒くなった季節を美味しくいただきました

寒くなったからこそ楽しめることもあります

 

言葉で連想するイメージ以外にも実際にはいろんなことがあります

いろんな情報や表現がそこかしこにありますし、聞こえてきます

ちょっと聞いて「ああ、こんな感じやろ」って思ったことが実際に体験すると

「おお、こんな感じやったんや」って感心することも

 

「百聞は一見に如かず」とはよく言ったものです

私たちもご利用者さんやご家族にお話しを聞いて、こんな感じかなと思ったら

実際に見せてもらったら、えっまさかこんな感じなのってことも良くあります

そうならないように、

質問の仕方を変えたりして実際の実像に近い情報を聞き出そうとしますが

なかなかむずかしいものです

例えば、お家の中の様子を知るためにお写真を見せていただいたり

時には施設の職員が直接ご自宅の様子を見させていただいたり

そして、それを施設の中で多職種で共有して、自分たちの違ったイメージを修正し

課題などを話し合ったりしています

 

ちょっと、話がそれてしまいましたね

 

寒いからと言って、縮こまって過ごしていると楽しい時間を逃します

それに、まだまだこれから寒くなるんですから

縮こまらずに、楽しいことを探して、動いていきましょう

私も先日は町内の運動会で ちょっと楽しんできました

そんなこと

遠藤

満月完成

2023年9月26日(火)

29日は十五夜ですね

おおはら雅の郷の十五夜満月は、雲も作り完成しました

作った方々も大満足のできばえです

 

曇り空でも 雨でも たとえ嵐でも

この満月はこうこうとしています

 

こんなに大きなお月さまでも

真下を通っているのに気づかれない方もいらっしゃいます。

そんな方を見かけたら上を指さして教えてあげます

みんなお月さまを見つけて喜んでくださいます

 

でも、気づかないものですね

皆さん足もとばかり見て歩いていませんか?

車いすでも床ばかり見ていませんか?

ただ歩いても、ただ通っても、見逃しているものがいっぱいあるんだと思います

上を向いて歩こうとは言いませんが

前を向いて歩きましょう、周囲を見回したりしながら歩きましょう

それが同じ1日を楽しめるヒントかもしれませんよ

 

私も今から

きょろきょろと何かを見つけるために

歩きましょうかね

そんなこと

遠藤

〇を作っています

2023年9月18日(月)

通勤道中にもコスモスが咲いています

さて、おおはら雅の郷ではコスモス畑を創作活動でみんなで作っている話はしましたが、

次は、

「〇」です

9月29日は十五夜です

満月を作成中です

 

今回は大きな球状の張子を作って、満月にしているところです

張子の型を取るのに使ったのはリハビリならではのセラボールです

人が上に座ったりして運動するのに使う大きなボールなので、大きな満月になります。

9月に入ってから作り始めて

もうあと少しで完成です

 

これを飾れば、どんなに雨が降っても、曇っても

お月見ができます!

 

大きな月、なかなかいい出来です。

もう少し手を加えてもらいますが

もう今から飾るのが楽しみです

手を糊でベタベタにして、泥遊びみたい、こんなの子どものとき以来やと

みんなで笑いながら話したりしつつ作りました

もちろん、

作業後は手をしっかり洗って終わりました。

手を洗うときも、洗い場を順番待ちして、なんか楽しそう。

 

普段、手を汚したら嫌な気持ちになるのに、

手を汚して遊ぶのはなぜかとても楽しいですね

私も一緒に楽しみました

心が動くと、いつもより体も動きます

たまには、手を汚す遊びも童心に返って楽しいですよ

元気になれるように、その時を楽しみつつ “Let’s Rehabilitation”

そんなこと

遠藤

金魚

2023年8月24日(木)

夜に妻と娘たちがお祭りの金魚すくいですくった

金魚を持って帰ってきました。

 

ならばと倉庫にいくと、はて?

倉庫にあったと思った水槽は…割れて廃棄していたみたいです。

妻がバケツに水をくんで持ってきました。

そちらに金魚たちは移ってもらい、身を隠すオブジェを沈めました。

 

さて、エサは…もちろんありませんので、

麩を子どもたちに渡して、つぶしてあげるように伝えました。

そして、そのまま玄関の軒下にバケツが置かれました。

 

このままだと、猫やカラスに食べられること必至なので、

網をかけてその日は終了です。

 

自分の子どもの時もこうやって金魚すくいの金魚を持って帰って

水槽が急には用意できないから、

親が出してきたバケツや洗面器に金魚を移したことを思い出しました

世話は最初自分でしていたけれど…そのうち母がしていたような…

 

そして

翌日は妻が休みだったのでエサを子どもたちと買ってきたようです。

これから、夏休みが終わって学校が始まりますが、

暫く金魚のエサやりも子どもたちの日課に加わるようです。

 

大人にとっては、たかが金魚すくいの金魚

子どもにとっては、自分がすくった大事な金魚

なんでも、その人その人に想いや価値があるはずです

大したことないことも、その人にとって大したことって、いっぱいありますもんね。

そんなことも思ったりしました。

 

金魚にエサをあげて、

楽しい気持ちでそのまま学校へ行けるといいな

夏休み最後、子どもにとっては大きなイベントだったに違いありません

 

そんなこと

橋本

違うと思ふ。

2023年8月23日(水)

かの大学はなかなか不祥事が収まりませんね。

 

巷間では警察に届けるのが遅いとか、と思えば教育機関で安易に警察に届けるべきではないとか、議論があるようです。

 

お笑いの爆笑問題の太田光も大学が軽々しく警察に届けるべきではないとの持論があったようです。

 

20年ほど前ですがある養成校を訪問した時、学園長とそういう話題になったことがあります。その時の話題は薬物ではなく窃盗でしたが、その先生も警察には届けませんときっぱりと仰いました。

 

私は何故ですかと聞いたところ、「うちは教育機関ですから」ということでした。窃盗の事実を学生全員に告げて思い当たる者は名乗り出なくてもいいからこっそりでもいいから返せと訴えたそうです。その後無くなっていた物の一部は返却されたとのこと。

 

「そうですか」と言ったものの何か釈然としないまま学校を後にしました。

 

もやもやしたまま翌日帰路につき帰宅して湯船に今まさに入ろうとしているときにもやもやの原因に思い当たりました。

 

「教育機関ですから」という言葉には、警察に通報して任せるより、まずは下手人を教え諭すのが先ということでしょう。

 

私もその考えに基本的には賛成ですが、そもこの場合(窃盗)、大学や専門学校で教え諭すべきことなんでしょうか。

 

大学や専門学んでしょうか。学ぶべきことを学ばないまま世に出たということでしょうか。学校で教えるべき事柄というなら、もともと進学せずに社会に出た連中はどうなるんでしょうか?

 

勿論そんな訳はありません。本来大学や専門学校で教えるべきことじゃないというか、いい年した成人(18歳以上)に改めて教えるべきことじゃないと言うことです。

 

人の物を盗ってはいけない、人を傷つけてはいけない、人を騙してはいけない、法律に触れてはいけないなどという基本的なことは小学校、中学校の義務教育で学ぶべきことで、高校以上の高等教育でやるべきことではないと思います。

 

わかっていない学生がいるとしたら、それまでに学べなかった(最低18年間の教育の効果がなかった)わけですから、あらためて教え諭すのではなく、警察にお任せするのが妥当ではないかと思えます。

 

先ほども書いたように高校以上に進学せずに社会に出る者も多数いるわけですから、同じ年でも学生であると言うだけで悪いことやっても学内でシャンシャンでは不公平ではないかと思います。

 

それに学び直しで30代、40代、50代の学生も少なからずいる今のご時世です。

仮に下手人が彼らだった場合、やはり「教育機関だから」という理由で警察に通報は後回しなんでしょうか。

 

そんなこんな(枚挙に暇がなくなるくらいもっとツッコミ書けます)が「教育機関ですから」にもやもやした理由だったようです。

この件後日少しだけ続きを書きます。

 

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そんなこと

橋本

暑いですねぇ

2023年8月02日(水)

先日の休みにいつも通り、川の土手の上を歩いていたら、向こうからすごい勢いで突進してくるゴールデンレトリーバーがいました。

 

飼い主がしっかりリードを掴んでいるんですが、すごくガタイもいいので飼い主は引きずられる感じ。

 

お、お、と思わず立ち止まって身構えたら、私の手前10メートルほどのところで急に進路変更して土手の上から川につながる階段を一気に駆け下りていきました。

 

そのままの勢いで川に飛び込むと泳がないで(水深30㎝もない)、首まで浸かってじっとしている犬と、水に浸かるわけにもいかず傍らで汗流している飼い主。

 

私が子供の頃は「ビニールプール」なるものはその存在さえ知らず、ブリキの盥か浴槽に水を張って「行水」をしていました。

小学校に上がってからは夏休みの間中可能な限り学校のプールに通ったものです(自宅にエアコンというかクーラーがない家がほとんどでした)。

 

連日熱中症関連のニュースを見たり聞いたりしていると、行水しないのかなぁ、出来ないのか、知らないのかと呑気なことを思ってしまいます。

 

学生の頃や就職して数年はエアコンもなくて扇風機だけの生活でしたから、行水で乗り切ってました。

夏場は風呂でも湯を沸かしたことがなくて、水をためて浸かるだけでした。

 

文字通り「カラスの行水」だと、一瞬血管が収縮してその後反射的に血管が拡張して血流が増大して余計に暑くなりますが、水風呂に浸かって体をしっかり冷やすと、寝苦しい夜でも入眠は結構スムーズでした。

(最近、「水」は刺激が強いので私はぬる~~~~い湯に浸かっています)

 

今はエアコン完備のアパートも当たり前にはなっていますが、あっても使わなければ意味がありません。さはさりながら光熱費が随分と高くなって使い辛くなっているのも事実なので「行水」も一つの方法だとは思います。

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そんなこと

遠藤

何年振りでしょうか

2023年7月20日(木)

昨夜、カブトムシの様子を見に自宅の軒下へ行くと、

窓に立てかけた たてすに

 

クマゼミが脱皮していました。

脱皮したての真っ白なクマゼミを見ることができました。

 

今朝、抜け殻だけが残っていました。

無事に飛び立ったようです。

 

昼間に鳴いたり飛んだりしているセミを見ることは珍しくなく、

抜け殻を見つけることも珍しくないですが、

 

脱皮を見るのは何年ぶりでしょうか。

 

誰かが準備したわけでもなく、時にイベントが起きるものですね。

一歩外に出ると、人の手が入っている環境であっても

家の中とは違って時に自然を感じますね。

 

夕方に一歩外へ出て、涼むだけでも

何か心を元気にさせることが

あるんですよね


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