京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

そんなこと

遠藤

本物は良いな

2012年5月19日(土)

先日、家族そろって相国寺美術館に行ってきました。

平日でもあり、一応10台ほど駐車場があるということですし
午後から他の予定もあり、車で行きました。
境内の中を車で走り、着いた駐車場には何台か停められる空きが有りました。
ただ、境内の中を走るのは、「ごめんなさい」って気がしますね。
相国寺には初めて足を踏み入れたのですが、綺麗なところでした。
そして、駐車場の近くが美術館でした。
駐車場は砂利でしたが、美術館の入口はスロープもあり、玄関には車椅子も置いてありました。
今までは、子供を連れて美術館に行った事はなく、初の試みでしたが、
朝一番で平日ということもあってか、人もまばらで、子供も落ち着けたようです。
ああ、もう一つ、子供が落ち着いた理由は、目当ての絵画はどれも優しい表情が多かったのですが、
館内にたたずむ不動明王像は威厳たっぷりで、見て怖くなっておとなしくなったのもありますが…。
子供がいるのでいつもよりは、足早でしたが、一通り鑑賞することができました。
やっぱり、本物は良いですね。
図録を買いましたが、写真では迫力ある濃淡が表現できないのですね。
動きにくくなっても、出歩きにくくなっても、
たまには、本物を鑑賞したいですね。

そんなこと

高岡

両立

2012年5月17日(木)

ここ数年小さな子どもを持つパパさん、ママさんスタッフが増えてきています。

以前は妊娠や出産を期に退職する女性ががほとんどで(調べによると、約7割の女性が第1子出産を機に離職されているそうです)、リハビリテーション部での産休、育休取得、復職は私が第一号でした。。。かれこれ12年ほど前のことですが、 上司と周りのスタッフの理解と協力のおかげで大きなトラブルもなく続けられました。

 

当たり前のことですが、小さな子どもがいると急に休まなければいけなくなることも2度や3度ではありません。特に1歳前後で保育園や託児所に入った子の多くは発熱や下痢、嘔吐・・・良くなる間もなく繰り返しています。

小学校就学前の子供が1人であれば年5日、2人以上であれば年10日の看護休暇が取得できますが、感染性の病気等にかかるとあっという間になくなってしまいます。近くに手伝ってもらえる親御さんがいれば負担も軽くなりますが、結婚しているスタッフのほとんどが核家族のためどちらかが休んで子供の看病をしています。(こんなこと書いたら怒られそうですが・・・)仕事の代わりはできますが、親の代わりにはなれません。子育てしていくことは大変ですが、喜びもそれ以上!

子供と一緒に親も成長していきます。

 

働くパパさん、ママさんもうしばらくの辛抱です(成長につれ急な発熱や嘔吐、下痢も減ってきます)。

育児は育自!

 

子育てと仕事を両立できる職場でありたいです。

 

 

そんなこと

岩崎

あきらめない

2012年5月16日(水)

日曜日、晴天でしたので、釣りに行って来ました。

ただ、いつもと違うのはロッドならびにリールがない状態。

針と糸と疑似餌で釣ってみました。

 

実は釣りに夢中になりすぎて家族の約束事を守らず、釣り禁止としてロッドとリール等、没収されております。

釣り道具一式は、いまだ帰ってはおりません。

内緒で購入しようか考えましたが、ここは我慢・我慢。

 そんな困難なんて、なんのその。

好きであればこそ、そんなの言い訳と思ったのですが、

でも、

やはり簡単にはブラックバスは釣れません。

手投げ釣りですので、

ポイントにキャスティングできません。

遠くに飛ばそうとするから数回で肩は痛いし、疲れるし、

もう、やめやめ。

しかし、ここは・・・好きであり、意地もある、プライドがそうはさせない。

絶対1匹は吊り上げるぞ。

あらゆることを考え、

ポイント移動(釣り場所)と、

道具の工夫(ロッドとリールに代わるもの)と、

体との相談(体力)。

 

ブラックバスの潜んでいると思われる所へ、

いざ、勝負。

1日かけて1匹はゲットできました。

小さなブラックバスでしたが。

そんな私を見て家族は呆れ顔でしたが、その日は叱られませんでした。

 あきらめなかった、私の勝利。

仕事でも あきらめない=もがいてみる=くるしい=でもあきらめない この様にありたい。

しかし、現在でも道具は帰ってきていません。

そんなこと

遠藤

受け入れられていますか?

2012年5月13日(日)

色々な場面で認知症の方と接している人たちを見ていると、

看護スタッフ、介護スタッフ、リハスタッフ、

ご家族、お見舞いの方…、誰にでも当てはまるように思う事があります。

 

認知症の方に、

いつのまにか受け入れられる方と、

いつまでたっても受け入れられない方が

いらっしゃいます。

 

これは、

別に丁寧だったから、頑張ったからって

受け入れられるとは限っていませんでした。

 

受け入れられたのは、

認知症の方と対等に関わっていた人

 

受け入れられなかったのは、

認知症の方にしてあげている感がでている人

 

どちらも、まじめに相手の事を考えていたのですが、

そして、どちらかというと、受け入れられた人の方が、

会話を文字に起こすと、相手にあまり敬意が感じられない事もあります。 (さらに…)

そんなこと

橋本

だいじなこと(その2)

2012年5月11日(金)

医師の仕事にとって一番大事なことは「診断」と若かりし頃聞きました。治療法と言うのは日進月歩の医療においてもある程度画一化されているものだから、診断(病名確定)さえすれば、匙加減は必要にしてもマニュアルに沿って治療していけばいいのだそうです。

ですが「診断」を誤ると当然せっかくの治療法も効果があるどころか、害になる可能性さえあるのですから、何より「診断」が大事と言うのも頷ける話です。

 

さて理学療法士、作業療法士や言語聴覚士等のセラピストの場合はどうか。

医師の言うところの「診断」に見合うセラピストの言葉は「評価」と言います。「診断」は病名の確定ですが、「評価」は身体状況(身体障害)の把握にとどまりません。何故なら医師は病名を確定し病気を治すなり、命を助けるのが目的ですが、セラピストの場合は障害を治すのが第一の目的ではなく、家庭復帰や職場復帰などの社会復帰が一番の目的です。

ですから、「評価」は患者さん(利用者)の身体状況だけでなく、これまでの生活状況や家族状況、就業状況等(簡単に書いていますが、結構沢山確認する必要があるんです)の社会的背景までも把握する必要があります。

その上で身体機能、能力や社会的能力における問題点を抽出し、解決策(プログラム:医師で言えば治療法となるんでしょうか)と目的(大雑把に言えば家に帰るとか、職場復帰するとか)を策定するまでが「評価」です。

そして「評価」を元に「訓練」(医師言うところの治療)をしていくのが、私たちの仕事です。 (さらに…)

そんなこと

岩崎

クローバー

2012年5月08日(火)

子供と四葉のクローバーを探しに出かけました。

※しおりにするそうです。

昔はよく探したなと思いながら目を凝らして探しましたが、なかなか見つかりません。

それよりも子供の方が簡単に探し当てるのです。

年をとって目が悪くなった事も原因ではありますが、集中力が以前より落ちております。

※言い訳ですいません。かなり悔しいです。

 

子供の集中力はすごいと関心しつつ、その目線はやはり足元にあるのだと気付きました。

大きくなりすぎて足元が見えなくなったのかな??

小さなバッタをみつけたり、てんとう虫をみつけたり・・・

すごい。

悲しいかな、草の中にいたら皆同じと、どうやら私は見るようです。

確かに興味があるなしで集中力は変わりますが、

それより何より、その足元にも大切な事は転がっているのだと思いました。

その様な事を感じながら、その目線はどこにあるのか?を知ろうとする事も、その子の成長への見極めになる一つかも知れません。

私自身、少し高い所にいすぎなんでしょうか?

たまには低い所に降りて、その目線で見る様にしてみる事も良いのかも知れません。

その目線から、叱ったりする事も大事なんでしょう。

改めて子供に教えて頂きました。

感謝・感謝

そんなこと

橋本

ハンカチ持ってません。

2012年5月07日(月)

ようやくゴールデンウィーク(以下、GW)も終わりました。

 

一昨日天気も回復したのでちょっと家族で出かけたのですが、目的地に到着するなり捻挫しちゃいました。足首の捻挫は何度もやっていて、左右とも1回ずつは骨折までしているので、それ用のサポーターも持っているのですが、勿論持ち歩いているはずもありません。

足首を固定しない事には、ノロノロと歩くのさえ難しかったので、いつも持ち歩いているハンカチ代わりの手拭を、テーピングのように足首に巻きつけて固定しました。手拭での思いつきの応急処置でしたが、思いのほか固定力が優れていて、移動に困る事はありませんでした(もっとも靴履くのに苦労しましたが)。

 

で、表題にあるとおり私はハンカチを持ち歩きません。持っていてもあの小さい布切れではいざと言う時あまり役に立ちそうにないからです。いつも持ち歩いているのは手拭か時々バンダナです。

 

10年程前、出張に出た時うっかりハンカチを忘れてしまい、100円ショップに立ち寄って手拭を買ってから、ずっと手拭派です。私は夏から秋にかけて出張が結構多いのですが、汗を拭うだけでなく無性に顔を洗ってさっぱりしたくなる事が1日のうち2~3回はあるのですが、顔を拭くのにあの小さなハンカチでは心もとなく感じます。

 

またそれほど必要とする怪我などをするわけでもないですけど、応急処置にもハンカチより大きな手拭やバンダナの方が最適です。頭、上腕、大腿にぐるっと巻きつけて縛れる位の大きさはどうしても欲しいとなるとやっぱり手拭かなと思います。

 

以前は手拭と言えば買うものではなく、販促用の店名が入ったものしか印象にないですけど、最近は手拭の需要が増えているのか、いろんなデザインのものが売られています。

京都大原記念病院グループでも皆さんおなじみのあのLOGOマークを染め出した手拭作ったらいいのにと考えるこの頃です。

 

 

 

そんなこと

岩崎

こどもの日

2012年5月05日(土)

5月5日はこどもの日。

ここ京都大原記念病院から民家のある方向に目をやりますと鯉のぼりが見られます。

本日はほど良い風があり、雄大に鯉が泳いでいます。

なかなか都会では見れない風景だと思います。

私の住む場所でも各家庭でなかなか鯉のぼりを上げる事が難しく、自治会や子供会で鯉のぼりを上げております。

※田舎なのですが、電線に絡んだりした事故が過去多発したためだそうです。

その様なとても良い天候ですので家族様が来られた際、車椅子で散歩する姿があちらこちらで見られます。

その様な風景を見ながら

      家族の方が来てくれて嬉しいだろうな

             ありがたいと思っているのだろうな

                  など思いながらとほっこりしていました。

しかしながら、車椅子のキャスター(車輪)が溝に足をとられてなかなか操作に戸惑っている方もお見えでした。

それだけではなく、溝から脱出する事ができず、そこから離れる事もできずの状態の方がいました。

いわゆる操作不慣れな初心者の方でした。

 

介護で車椅子を使用されている皆さんはご存知と思いますが、

車椅子は万能ではございません。

 

操作方法の指導を受けた事はありますか?

(故障の早期発見や場合によっては故障を招く原因にもなりかねません)

 

野外に適した車椅子があることをご存知でしょうか?

(状況に応じてですが、車椅子も多種多様です)

 

車椅子の車輪が溝にはまった時の脱出方法はご存知でしょうか?

(リスクや対処方法を知る事は安全を得る事です)

 

今回の件については大事には至りませんでしたが、家族指導をスタッフにお願いする所です。

 

これからますます過ごしやすい季節です。

観光に買い物に外出する機会も多くなります。

これが街中であると助けてくれる方もお見えでしょうが田舎になりますと、なかなか人が通りません、

安全点検、ならびに操作方法を習得して楽しい外出にして下さい。

そんなこと

遠藤

スプーンとフォーク

2012年5月04日(金)

先月行ったバリアフリー展では、

これを買いました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スプーンとフォークのセットです。

この特徴は柄の部分です。

見ての通り、二本に分かれ、片方の先に膨らみが有ります。

 

もちろん、この奇妙な作りに意味があるのです。

これは、子供がお箸に移行するのを助けるために、

お箸のような持ち方ができるスプーンとフォークなのです。

 

面白そうなので買って、帰宅後すぐ、夕食で息子に使ってもらいました。

確かにそれらしい持ち方が指導できそうです。

比較的自然に箸に近い持ち方ができました。

わりと指導しやすい印象です。

 

ちなみに、子供用なので、

大人が使うには小さすぎて無理があります。

 

残念なことに、息子が興味を持ったのは最初だけで、

翌日からはスプーンといえば、

キャラクターのイラスト付きのスプーンばかり使います。

無理強いしても、ちゃんと使わないのでとりあえず、保管です。

 

せっかくのケース付きなので、

たまには、お出かけに持って行って使いましょうかね。

そんなこと

橋本

無思慮、無責任な話その3

2012年5月02日(水)

つい最近の話です。

ある医療系施設のある方(Aさんとでもしますが、職種立場すべて伏せさせていただきます)が、医療系学生の実習においては、絶対に(成績を)不可とはしない。学生の心に傷がつくからと言っているのを耳にしました。

 

やる気がなかったり、適性に問題があったり、勿論成績不振の学生にとってはAさんは菩薩のような人でしょう。

ですがそんな連中に将来身を任せる事になる患者さんにとっては、災難としか言いようがない。Aさんの無責任な考えで、学生が心に傷を持つことは避けられたかもしれませんが、将来の医療過誤の種をまいたともいえます。

 

成績不振は将来挽回できても(やる気さえあれば)、やる気のなさと適正は将来何とかなると言う保障は何もありません。皆さん(私や医療職も含めて)が利用者(患者さん)としたら、そんな人に身を任せたいか?

否ならAさんの考えの是非は言うまでもない事だと、私には思えます。

 

京都大原記念病院にも理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の学生が日々実習に励んでいます。実習指導者が日々頭を悩ますのは、どう指導すれば学生が理解できるのか、言動に変化が見られるのか、そして成績をどうつければいいのか、です。

学生をどう指導すればいいのか、は実際に私自身が学生と接する事がないので、なかなか具体的にアドバイスする事は出来ません。

ですが成績に関して悩んでいるときは、いつもこう言います。

「そいつと一緒に働きたいなら合格。一緒に働きたくないなら不合格」 いい加減ですか?それとも厳しいですか?

 

実際には「採用はしたくないけど合格」と安易に合格にする実習指導者はそこかしこの病院にいるんです。雇う側にすれば勘弁して欲しいですし、利用者(患者さん)の立場からすれば絶対にやめてほしいことだと思えるのですが、皆さんはどう思いますか?


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