暑くなってきました
2012年7月02日(月)
さて、皆さんどうお過ごしでしょうか?
気候もだんだん暑くなってきました。
これからもっと暑い日ざしや温度には気をつけないといけません。
熱射病、日射病、脱水、…
かといって、気になる節電です。
冷房、除湿、エアコン、扇風機…
寒ければ、着込むことが出来ますが、
脱ぐには限界が…
水分を意識的に摂取すること、
外では帽子や日傘を使って、
あえて、暑い時間に出ないこと、
冷房の温度を下げすぎないこと、
無駄なく、効率よく、冷房と扇風機を使うこと、
他にも、
ゴーヤのグリーンカーテンで窓の日よけ作って、ゴーヤでスタミナ料理作って、
一石二鳥作戦
もっと、いろいろあると思います。
でも、
節電のためにエアコンを使わず頑張るの分かりますが、
トイレが近いから水分取らないのも気持ち分かりますが、
健康を害しない程度に抑えてください。
倒れたら、節電とかトイレが近いどころではありませんからね。
ほんとにそんな理由で、頑張ったことで倒れる方が、
毎年、情報番組で取り上げられている気がします。
コンクリートジャングルになって、昔より暑くなっているのに、
昔はエアコンなくても大丈夫だったからって理由で、エアコン使うのを止めたらこうなったって話がでたりします。
のどが渇いたり、暑がったりするのは、
体の危険信号ですから、
無視しないで、上手く付き合ってください。
倒れず元気だから、気づいて節電もできるし、頑張ってトイレも行けるんですよ。
水分飲みすぎも、エアコン使いすぎも体に良い訳じゃありませんので…ほどほどに。
お酒類は水分摂取にならないどころか逆に脱水しますからほどほどに。
ツバメ2
2012年6月27日(水)
我が家の軒先をお貸ししましたツバメは、めでたく巣立ち致しました。
巣立ちの日の天候は曇り、
まだ雨が残るような天気です。
その日は突然でしたので、
わが子に朝早く、ツバメが巣立っていった事を連絡すると、
なぜか冷静でした。
自分なりに本などで調べたり、学校の先生に聞いたりして情報収集していたようです。
昨晩から『親の顔にそっくりになってきた。もうそろそろだね。』と話していたそうです。
その晩、子供からツバメについてレクチャーを受けました。
いわゆる、先生と生徒の関係でしょうか。
私が思った以上に詳しく、質問しても返答するまで調べて上げていました。
しかしながら、やはり子供。
最後は質問に答えられず、悔し涙を浮かべておりました。
しかし次の日、自分で調べて私に教えてくれました。
今までは、興味があるなしに関わらず、
とりあえず私に聞く事が多かったのですが、
自ら調べたり、
学校の先生方々に聞いたり、
そんな行動が嬉しくもあり、寂しくもあり。
これから
多くの方々から学んでいくのでしょう。
多くの方々に指導を受けるのでしょう。
あらゆる事柄から得る事になるのでしょう。
これこそ巣立ちの始まりと思います。
何か子供の成長を感じながら、いつの日か同じ様に巣立っていくのだと思います。
ツバメ
2012年6月23日(土)
我が家の軒先をお貸ししたのは5月連休後であったかと思います。
仕事から帰宅し、ふと足元を見ると乾いた土と枯草が散らかっていました。
果たして誰の仕業か?と思うも、
『ツバメ』か?とは察しておりました。
次の日、その軒先を通るや低空飛行でこちらにツバメがやって来て、
私の気配を感じるや否や急旋回。
最寄の電線に止まり、様子伺い。
そんなこんなんで、とうとう軒先をお貸しする事になりました。
子供たちは喜んで『つばちゃん』と勝手に命名したり、日々の様子を見て話題としておりました。
私も知らず知らずお世話するはめとなり、今や観察する役目を仰せ付かりまして。
・土や枯草の後始末
・天敵対策(ヘビ等)
・鳥の糞の始末
などで、大変。
昨日、めでたく巣立ちが始まりました。
今は少しだけ責任を果たした様なホッとした気分です。
この巣立ちと重ねて4月に入職した職員は、まもなく3ヶ月が経とうとしています。
こちらの巣立ちはいつになるのでしょうか?
巣立ちは親が巣立ちの時を決めるのでしょうか?
ヒナが巣立ちの時を決めるのでしょうか?
それとも巣が小さく感じた、その時を決めるのでしょうか?
詳しい事は私にはわかりません。
しかし、
本当に大事な事は、巣立ってから始めて学ぶ事(実践)であるかと思います。
ついてる?ついてない?
2012年6月17日(日)
先日、通勤途中に車で走っていると、
フロントガラスのあちこちに、いくつもの鳥の糞が落ちてきました。
走行中の車の上に鳥の糞が落ちてくること自体は珍しくないと思うのですが、
気候も良かったので、たまたまサンルーフを開けて走っていたこともあって、
かなりあせりました・・・。
後で車を見てみると、
ボンネットとか、天井とかは被害無く、フロントガラスだけ命中しており、
車内や自分の身も大丈夫でした。
「あぶなぁった~、たすかった~、運が良い!」
あれ?
これって、不運な話?それとも幸運な話?
そう思っていると、以前読んだ本を思い出しました。
その本によると、
たいしたことが起こらない
-> たいして都合は悪くない
-> それなりに思い通りになっている
-> すでにラッキー
ということだそうで、良いことや幸運はいっぱいあるそうです。
なのに、普段、何も無いときには、
かなり都合の良いことが起こらないと良いと感じにくく、
少しの不都合でも悪い印象をもちやすいそうです。
また、逆に都合の悪い状況が覚悟される時には、
少しでも良い方向に向かうと良い印象をもちやすい。
最近耳にする幸福論に近い話かもしれませんが、
やっぱり平穏な日々というものは有難いもので、
日々の小さな「幸」や「運」に気づいて感謝しよう、と感じた朝でした。
たゆまぬ努力
2012年6月15日(金)
3ヶ月半になる第3子ですが、
寝転がせるとすぐに、寝返りをしようと頑張っています。
それも、女子テニスのシャラポアやアザレンカのように、
「んう”あ”っ!!」「あ”ー!!!」と声を出しながらチャレンジしています。
あんまり苦しそうなので、
泣き出す頃に手伝ってあげるのですが、(といっても、最小限の刺激や誘導ですが)
どうも手伝ってもらって寝返るのは不本意らしく、
それはそれで「わーわー」となんやら訴えています。
今週から、座布団などの段差を使うと、
そのうちに上手くうつ伏せに転がれるようになったのですが、
そのときには機嫌がいいことを思うと、自分でやりたいのでしょうね。
毎日、目に見えて進歩するので、
「もうこんなになった?すごいなぁ!」と驚き、
「あとちょっとや、がんばれ!」と応援する毎日なのですが、
さて冷静になって考えてみると、
「大人って、すぐにはできないことを毎日毎回頑張ることって、ほとんど無いなぁ」と。
そして、
人手を使って目的が達せられる場合や、仕方が無いことにできる理由がある場合には、
諦めもはやばやと・・・ということの方が多いかもしれません。
なんなら、
上手いやり方をなんとか人から手に入れよう・・・って、砂上の楼閣?
自分で工夫し、自分で動いて、何回もチャレンジして、できるようになる
なにかやり遂げたいことがあるなら、
中途半端な知恵や教えよりも、赤ちゃんと同じくらいの努力をしないと・・・ですね。
先輩が来る
2012年6月08日(金)
今日は20数年前、当院退職後リハビリ養成校で教員をされている私の先輩理学療法士(PT)さんが実習地訪問(当院で実習中の学生さんの様子や実習経過の確認のため)に来られます。
はるばる東京からの訪問です。
いろんな学校の先生とのお話しやこれまで当院に来た学生さんをみて思いますが、最近の学校の先生は本当に大変そうです。
先輩PTさんや私がリハビリ学校を目指した時は、学校そのものが全国に40数校しかなく養成校が1校もない都道府県がいくつもありました。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士という資格はもちろんのことリハビリテーション自体が『何?』っていう知名度のない時代です。
なので、
リハビリ養成校に通う学生の殆どが『理学療法士(作業療法士や言語聴覚士)になりたい!』とリハビリの専門職に希望を持ち学校に行っていたと思います。
しかし、当時の5倍以上の養成校が存在する現在。。。
中にはとりあえず行けそうな学校だったから受験したとか、受験したら合格したんで学校に行っている・・・という学生さんも少なくないようです。
だから、学外研修である評価実習や臨床実習に行って
実習先の施設のセラピストに「この仕事をしたいのかどうかわからない」とか「理学療法士になりたいと思ってない」と悪びれる様子もなく言い退ける学生さんがいたり、実習の大変さに『こんなに大変とは思わなかった!』と嘆いている学生さんも少なからずいます。
まぁ、こんな学生さんばかりではありませんが、
どこの施設のセラピストも患者様のことを考えることのできる、リハビリテーションのできる理学療法士、作業療法士、言語聴覚士になって欲しいと実習を引き受けています。
だからこそ、
今、学校選びを悩んでいる学生さんへ、
大学や専門学校を選択する時に
その学校に行ったら何が出来るのか・・・
その学校に行って自分自身が何をしたいのか・・・
しっかり考えて選択して下さいね。
ゆがんだコップ
2012年6月02日(土)
また、ちょっと変わり物をご紹介です。
これは、陶器のコップです。
このコップはちょっと変わった形をしています。
横からみると斜めになっています。
このコップ、以前ご紹介したバリアフリー展に昨年も行ったのですが、
その時に実物を手にとって、
飲む真似をしたら、今までになく楽だったので、その場で買っちゃいました。
このコップは、テーブルから取る時と、テーブルに置く時に、
いつものコップのつもりですると斜めになって、あれれ…、となりますが、
こればかり使っていると、それには慣れて、
このデザインの恩恵に預かることができます。
同じようなコンセプトの物はいろいろあります。
その中でも癖は強いですが、私にはこれがフィットしました。
今日もこのコップで晩酌しよーっと。
肴は何がいいかな?
休息も大切
2012年5月29日(火)
早いもので後3日で5月も終わります。
今年入職した新人さんも新生活をはじめてから2ヶ月。仕事にも慣れ、顔つきも少し変わってきました。
最近はあまり聞かなくなったように思いますが、
五月病はゴールデンウィーク明け頃から不調を訴える人が多かったことからこの名前がついたそうです。
ここ十数年当グループに入職してくるスタッフを見ていると、不調(頭痛や倦怠感etc)を訴える、体調を崩す、朝寝坊してしまう・・・、
緊張の糸が切れた6月頃からはじまっている事が多いように思います。特に新人さんは、新生活へ順応するための疲れや人間関係などのストレスを感じはじめたり、新しい環境に馴染むことができず、ストレスを溜めこんでしまうのも、この時期に多く見られます。
また、夢を持ちリハビリの世界に入ってきたものの、自分が抱いていた理想と現実の差に落ち込んだり、悩んだりしてしまうことも。。。
本当はストレスを抱えたスタッフの変化を感じ取っていければベストですが、実際には気付ける場合もあれば、気付けない場合もあります。
でも、これまでの経験として思うことは、
このくらい大丈夫!と判断せずに、周りの仲間や上司、家族や友人等へ気軽に相談する。そして限界寸前まで我慢しない。自分のストレス発散方法を知る。これで少しは気分を楽にし、乗り越える術を知ることができるんじゃないかなぁと思います。
仕事は代行できますが、壊れた心と身体の代わりはありません。
疲れを感じたら、無理をせず、ゆっくり休む。
限界まで我慢して「もう無理。」「仕事に来るのがしんどい。」「身体がいう事利かない」となってからではどうしようもありません。
これから先の人生を楽しむためにも「最近、調子悪いなぁ」と思ったら、まずは身近な人に相談しましょう。
本当のことならいいの?
2012年5月23日(水)
患者さんと関わるとき、
嘘をついてはいけません。
では、本当のことならいいのでしょうか?
でも、私たちは出来ないことが有る人の訓練や指導をしています。
介護されている方も、出来ないことがある人の介護をしています。
その中では、
出来ていないことに対してコメントするので、
本当のことは、相手を傷つけることも多いです。
では、何を話すのか?
嘘ではないことを話します。
本当のことを伝わるニュアンスに気をつけてしゃべります。
だって、あなたが100点満点の算数テストで30点だったとします。
「あなたは頭が悪いから点数取れないんだよ!」 って言われたら嫌な気持ちになりませんか?
(もちろん、これで発奮して、次は100点とろうって思うかもしれませんが…何をしていいのやらって思いませんか。)
でも、
「あなたは掛け算が苦手だから、掛け算で失敗しているね。」 って言われたら、冷静になれませんか?
(もう一度、掛け算の何が出来ていないのか、教えてもらえば良いのかなって思いませんか。)
もしくは、
「いつも苦手な掛け算が、5問も出来てるじゃない。進歩だね。」 って言われたら少しうれしくないですか?
どれも本当のことです。
(点数に落胆してても、あれ?少し良くなってるじゃん。って思ったら、次は、もっと頑張って、また褒めてもらおうって思いませんか。)
次、頑張ろうって思う気持ちになれる言葉、
何に失敗したのか気づける言葉、
そして、傷ついて嫌になる言葉がありますよね。
患者さんやご家族と向き合うときは、
私はこんなことに気をつけてしゃべっています…いや、…つもりです。
誰だって、
前向きに取り組むことでしか、リハビリも出来ませんから。
その気持ちをつぶさないように、引き出すように、
でも、現実と向き合って、挑めるように促したいな....。
就活シーズン 〜あなたのやりたいことは?〜
2012年5月20日(日)
気がつけば、5月も半ばをすぎており、
一般の大学生では、就職内定を頂いている方もどんどん出ている頃でしょうか?
一方、
我々リハビリテーション専門職の就職活動はと言いますと、
これからぼちぼち始まり、7月~11月頃がピークといったところでしょうか。
というのも、
そもそも国家試験合格できないと卒業できても4月から働けませんので、
その学力の無い学生は学校などから就活を止められることもあるのです。
(最近は就活自主規制の学生も多いようですが、変わった業種ですね)
これから、頑張って自分にあったところを見つけてくださいね。
さて、リハビリ系の学生の就活と言えば、まず修行ということで、
ほとんどの人は病院に就職されることになると思います。
では、将来的にはどの分野を目指しておられるでしょうか?
「超急性期病院」「一般病院」や「回復期病院」や、そのままという人もいますし、
「老健や特養などの施設」「訪問リハビリ」「デイケア」「教員」などなど、
いろいろと人生設計というか、考えもありますよね。
さて、今回の話題へ・・・。
回復期や在宅系に将来的に勤めたいと考えている方
逆に、急性期や最先端で・・・と考えている方
初めての就職先を選ぶときに、希望している分野に行く方が良いというお話です。
というのも、
時間や期間など、いろいろな制約や、その病院やサービスの役割があって、
その性質上優先されるものが異なるのです。
例えば、
「少しでも正常な方へ」「少しでも元に近いように」「少しでも安全に」「少しでも良いものを」
ということと、
「どうやったら生活していけるか」「どうやったら家族の負担が軽くなるか」「どうやったらできるだけ長く在宅で生活できるか」
ということのどちらが優先されるかによって、
往々にして、提供するリハビリテーションの内容が変わってしまうからです。
この辺りの感覚は、新人の頃から培われるもののようで、
乗り換えた人は大変な思いをされ、一から出発されるような感覚だそうです。
私は、就職関連の主な担当者ではないのですが、ときどき関わるときには、
就活のススメとして、そんなことを学生さんにお話しします。
当然ながら、当院に入職したリハビリスタッフは、
「患者・利用者とその家族の生活を第一に考え、行動する」
この点について、再三にわたり指導されます。
回復期病院〜在宅分野は、在宅生活の最後の砦として、
限りある時間の中で、生活能力に対するアプローチを削るような余裕はありません。
「今回、家で生活できなくなったら、一生そのままかもしれない」
そんな思いで、関わっていきたいと考えています。