京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

こんなこと

遠藤

寒い…

2020年3月17日(火)

昨日は雪が降りました。

そして今朝は…霜が降りています。

 

おおはら雅の郷でも、大原ホームでも影になっているところは霜が降りていました。

咲いている花にも霜が降りていました。

 

気温が高くなって、桜も咲き始めたところもあるなかで、突然この寒さですから、

何を着ていればいいのか…迷ってしまいます。

 

まあ、建物の中で過ごす分には、暖房で調整できるとはいえ、いつもと同じようにしていると、これだけの気温差ですから、体調に響くかもしれません。

 

でも、この気温差に戸惑うのは人間だけでなく、植物も戸惑っている事でしょう。

 

皆さん体調崩さないように気を付けてくださいね。

 

 

 

最後の写真は、

今日ではなく金曜日の夕方に撮った写真です。

写真のこの花も、

今日は霜でしおれて見えました。

へんなこと

橋本

こんなんあったら

2020年3月13日(金)

先週の土曜日(3/7)ですか、近所の川沿いの桜並木の桜が咲いてました(4分咲きくらい)。え゛と思いましたが間違いなく桜です。なんぼ暖冬だからと言って早すぎないかと思いましたが、咲いてしまったもんは仕方がない。

じゃあ嫁さんと毎年観に行く三井寺はどうかなとネットで調べてみたけれど、そちらは全然咲いてなかったようです。

 

今年はずいぶんと早い陽気ですけど、世間的には暗くなりがちです。

 

COVID-19(新型コロナウィルス)の騒動、なかなか収束(しゅうそく)しません。それどころか一昨日WHO(世界保健機構)が「パンデミック」宣言しちゃいました。なんだかなぁWHOのお仕事見てると「誰?」って思うときありますけど。

 

昨日のニュースを見ているとマスクも少量ながら店頭に並ぶようになったとか(すぐ売り切れるけど)、トイレットペーパーもどこの店頭にも並んでいるようです。

さすがにお湯を飲めば大丈夫なんて言うデマは引っ込んだようですけど、一方で名指しで感染者として個人名をネットで晒すなどということが(しかもデマ)各地で起きているようです。

こういうニュースを見ていると、要するに今日本はパニックなんだなと感じます。

 

これからどんなペースで感染者が増えるのか、いつ、どれほどのピークを迎えるのか、どう終息(しゅうそく)するのか、まだまだ見当もつきません(しゅうそく:一応使い分けています)。

最近ことあるごとに「早く終わんねぇかな」という言葉を耳にします。

 

SARS、風疹や麻疹、梅毒なんかも感染者が急増した折々で話題になりましたが、皆が感染症を警戒し怖れ騒がれる一因は感染源たる細菌やウィルスが肉眼では「見えない」というのが大きい(まぁ治療法が今のところこれといったものがなく、対症療法しかないというのが一番でしょうけど)。

 

見えれば避けることも可能ですから、感染症に対する不安をかなり払拭できるかなと。

 

今後、毒性の高い細菌やウィルスを日常的に可視化出来る技術ができないもんですかね。

特別なメガネをかけたら見えるとか、特定の光なんかを当てれば見えるとか。まぁドラえもんの世界ですけど。

ただそうなると潔癖症の人間なんか相当ストレスフルな生活になりそうですけど。

 

息を吸って吐いて、息を吸って吐いて、深呼吸をして、

とりあえず皆さん落ち着きませう。

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そんなこと

遠藤

新製品

2020年3月10日(火)

ある新製品を見せて頂けないかとお願いして、

昨日、持ってきていただきました。

なんの新製品かといいますと、車いすです。

イタリア製の車いすです。

イタリア製と聞くだけでおしゃれな感じがしますが…実際にいいデザインだと思いました。

 

この車いすはリクライニングやチルトリクライニングする介助用の車いすです。

インターネットで車いすを探していて、新発売するって記事を見つけました。

背もたれと座面が、他には見ない作りの珍しい車いすでした。

背もたれと座面が似たつくりの車いすが昔あって、その車いすは、座れない人を座らせることができる車いすで感動した覚えがありました。

ただ、その車いすは大きく使い勝手も少し問題があって、そのせいでしょうか、そのうち日本では売られなくなってしまいました。

なので、今回サイズは普通ですし、座りについては期待大で、是非見せて頂けるようにお願いしてみました。

 

そして現物を見せて頂くことができて、とっても嬉しかったです。

実際に座ってみると、作りは似ているように見えても、座りには大きく違いがあって、また、これはこれですごく良い感じがしました。

座るのが難しい人が座れる車いすを新たに発見できました。

 

日進月歩、いろんなものが、いろんなアイデアで、いろんな国で作られ変わっています。

いろんなものがあるということを知っているだけで、可能性を考える幅が拡がったりします。

面白い道具を見ると、使い方やこんなシーンではどうだろうとか、いろいろ考えて空想が拡がり、とっても楽しい時間になります。

そして、それが自分の仕事にも活きると思っています。

 

今回もいい勉強させてもらえました。

こんな勉強も大事ですよね?

そんなこと

遠藤

…ましかな?

2020年2月28日(金)

今日は、山が白くなっていました。

赤い梅と、白い山を一緒に撮れないかなぁって思って、

撮ってみました。

天気は雲が多くて、ちょっと全体的に暗かったので、補正しました。

 

先日の写真よりは気に入りましたが…。

やっぱり青空欲しかったですね。

 

1回失敗したからといって、それであきらめるのは勿体ないですね。

次のチャンスがあるかもしれません。

前回より良いチャンスもあるかもしれません。

前回の轍を踏まずにできるかもしれません。

 

 

回数を重ねれば上達する道が見つかるかもしれません。

あきらめが悪いのはいいことではないと思いますが、なんでもあきらめるのも良くありません。

 

リハビリって失敗を減らすため、できないことを出来るようにするためにしたりするので、

練習中はできないことに気づく瞬間がいっぱいあります。

その時ごとにあきらめたくなる時があります。

 

でも、あきらめたら次が無くなります。

 

セラピストができそうって思って練習を指導されているなら、きっと続けていく先にできるようになるって答えをセラピストが見ているはずです。

答えにたどり着くためには、あきらめないって大事になると思いますよ。

そして、そうなるようにセラピストも努力が必要ですよね。

 

私も、利用者様があきらめる気持ちにならないように、

上手く気持ちが前向きになれるように出来たらいいな。

へんなこと

橋本

冷静って難しいかも

2020年2月26日(水)

今回の騒動(新型コロナウィルス)を受けてウィルスのことでもちょっと書いてみようかなと半分まで書きかけたところで、外出。

グループの診療所、医院を回ってスタッフと長々と話して帰宅したのが夜の九時。

さあ晩飯となったところで、嫁さんが自分のスマホを持ってきました。

 

画面にはLINEのやり取りが載っていたのですが、デマが広がる様子っていうのを初めて目の当たりにしましたね。

 

最初に「出来るだけたくさんの人に拡散してください」とあって、もはや古典的と言えるデマのテンプレ通りの書き出しから始まり、普通に考えればそんなことないやろうのウィルス対策が書き連ねてありました。

 

冷静であれば突っ込むところなんでしょうけど、誰一人として突っ込むことはなく、返事としては情報に対するお礼と他の方にもお伝えしますとありました。

 

嫁さんが気がついた時点で、検索をかけた時にはネット上のニュースでも明確に「デマ」と指摘されていたそうです。

 

行政やメディアが言う「冷静に」とはこういうことなんでしょうね(まぁメディアも冷静かどうか疑問に思うところがありますが)。

こういう不安な時期に、どんな情報であっても容易に飛びつくことがないように、というのが「冷静に」の意味するところでしょう。

 

「インチキ」と情報を一蹴しろとまでは言いませんが、一呼吸おいて真偽を確かめるほどの冷静さはいつも持ち合わせたいものです。

 

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そんなこと

遠藤

上手くいくようで、上手くいかない

2020年2月21日(金)

先日、

2月17日に「おおはら雅の郷」で梅の花を写真に撮りました。

でも、曇っていたので空がどんよりで、「青い空の時にまた撮ろう」って思いました。

 

 

翌日、

2月18日は雪が降りました。

同じ梅を見ると雪をかぶっていたので、「これはこれで良いな」って思い、写真を撮りました。

 

 

さらに翌日、

2月19日は青い空になりました。なので、同じ梅を写真に撮りました。

でも、空が明るいので、花に合わせると空が真っ白に色が飛び、空に合わせると花が暗くなってしまいます。「うまく撮れない。これなら曇りの時の方が花が綺麗かな」って思いました。

 

 

上手くいきそうで、案外そんなことになったらなったで、上手くいかない。

そんな事ってありますよね。

 

 

リハビリを頑張っている方も、これができたら…、こんなのがあったら…、できるかも。

リハビリを指導する私たちも、これができるようになったら…、こんなのがあったら…、できるようになるかも。

 

 

でも、実際にそうなった時に、はたと気づくことが…、そうならないように事前にいろいろ想定して考えたつもりだったのに…。

人は、ついつい自分に都合が良いように考えて、思い込んでしまいます。

そうならないように、気を付けていても。

私も気をつけていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

あ~、いい写真はなかなか思うように撮れませんね。

へんなこと

橋本

暴言・暴論

2020年2月14日(金)

色々と話題に事欠かない昨今です。

 

今一番の話題は新型肺炎ですか。

クルーズ中に乗客から発症した「ダイヤモンド・プリンセス」号のニュースを見ていると映画「さすらいの航海」(web1    web2)を思い出しました。

ホロコーストは勿論やったドイツが一番悪いんですけど、少なくともキューバかアメリカが乗客を受け入れていれば、後々彼等だけは災難から免れることはできたわけです。歴史なので後知恵で云々することは容易ですけど、私のような浅学非才には理解不能な、でも明快な出来なかった理由があったということなんでしょう。

 

今回の話と80年前の話では共通するのが「受け容れられない船」というだけでそれ以外に共通点なんかないわけですが。

 

ま、それは置いといて3000人もの乗員・乗客を船に缶詰めにするしかなかったのかなと思います。連日船内で発症したという報道がある度に、それって船のような閉鎖空間に雪隠詰めにしたせいと考えてるのは私だけではないはずです。

 

今回の措置の是非は私にもよくわかりません。3000人を国内に入れることで、国内で患者が増えたかどうかはわからない。少なくとも船という気密性の高い狭い環境ではなく、もっと広い空間に小グループに分けて隔離していればこれほど乗員・乗客の中で感染者が増えることはなかったのかなと思います。

 

そうは言っても3000人もの人間を隔離できる場所が早々あるわけないというのが上陸させられなかった大きな理由の一つでしょうけど、色々考えてみたら都内に一か所だけ一度に3000人以上収容できる施設があったよなと思い至りました。

 

しかも2020年限定で。昨年、来年も存在しない施設。暴論ですけど東京オリンピックの選手村は完成して今しばらくはまるまる空いてるわけですから、使えないことはないと思うんですが、誰も言い出さないことを考えると諸事情でできないんでしょうね。

選手村は20数棟あるらしいので、状況に応じて乗客・乗員を分けることも可能だったわけで、少なくとも今ほど感染者を出すことはなかったのかなと(その分国内で広まるようなことになったらコトですけど)。

 

感染しているか、どうかわからない3000人をエイヤッと受け容れてよりよい環境で隔離するか、発症していない者はそのまま雪隠詰めにして、発症した感染者だけ200人足らず受け容れるか。どちらが日本にとってリスクが高いんでしょうか。

やっぱりどちらが良かったのか、私はよくわかりません。

 

しかも検疫官自身が感染するという格好悪さ。

専門家でさえ感染するという防疫体制の不十分さが受け入れられない理由としたほうが余程すっきりします。

 

でも為政者や行政の担当者は大変ですね。何をやっても上手くいかなかったところを叩かれるわけですから。

皆さんはどう思われますか。

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こんなこと

遠藤

2020年2月06日(木)

今朝は雪でした。

少しですが、雪が積もりましたので…道路に積もるほどではなかったですが。

「おおはら雅の郷」と「博寿苑」で今朝撮った朝の景色です。

もう、昼になると、ずいぶんとけてしまいました。

でも、まだ、降ったりやんだりしています。

 

雪景色を見ないと冬になった気がしませんが…節分も終わってやっと降りました。

ちなみに、節分には大きな鬼の面を作りました。

サイズは縦60㎝ぐらいあります…大きいでしょ。

 

 

 

 

こんなこと

橋本

目の前

2020年1月31日(金)

ずいぶん間が空いてしまいました。

全スタッフに回覧する文書を書いていたら、推敲含めて三週間もかかってしまいました。

今は教育担当者に回覧する文書を書いていたんですが、漸く推敲段階まで来たので、ブログもちょっとは書ける余裕ができたところです。

 

時折私の映画好きを知ってか、何か面白い映画ないですかと聞かれるんですが、少なくともどんなジャンルかぐらい指定してくれないとお薦めのしようもないのですが、聞いてくるほうはそう聞けば、たちどころに映画のタイトルの二、三は上がってくると思っているらしいですが、「そんなわけあるかい‼」

 

人それぞれ好みもあるし、嫌いもあるわけですから、「お薦め」と聞かれて自分の好みだけで答えるわけにもいかない。

 

で少なくともどんなジャンルの映画が見たいのかということと、今まで見た映画で面白かったものを二、三聞いたうえで答えることにしています。

 

私が自分自身でも観ない、人にもお薦めしない映画っていうのがあってそれは何かというと「文科省推薦」というお墨付の映画。

文科省推薦なんて言うとどうしても「役に立つ」「勉強になる」という言葉が頭に浮ぶし、映画は趣味嗜好の問題であって、そういう邪で不純でふしだらな動機で観るのはもってのほかと考えています。

 

低級で低俗で下世話な映画であっても、要は楽しめればいいのですが、同時にそんな映画であっても役に立つべきこと勉強になることは必ずあって、それを読み取ることがとても大事なんではないかと思うんです(今は亡き映画評論家の荻昌弘さんはそういう視点からの映画解説・評論はいつも傾聴に値しました)。勿論そんなものがなくても楽しめればいいだけなのですが。

 

これこれの映画は役に立つんでいいよ、と言われてみる映画は確かに役に立つかもしれませんが、一方で自分自身で良いもの、役に立つものを見分ける能力は身に付きませんし、簡単に目にした「役に立つ」ことがそう簡単に身につくとも思えない。今はやりの言葉でいうリテラシーも身につかない。

そもそもそんな映画が面白いとは思えない。

 

時々スタッフに推薦の本はないかとか、どんな本を読めばいいかとか相談を受けることがあります。

 

この場合は映画とはちょっと違って「仕事に役立つ」という冠が質問には付くわけです。

以前は誰それの書いた本がいいよとか、こんな本を読んだらいいとか言っていたのですが、それやめました。

「役にたちそうな」本を「役に立つ」と思って読めば「役に立つ」んでしょうけど、そんなもの面白いわけがないし、身につかないのではと思うからです。そんなものは読後しばらくの間頭に残るだけ。

 

勉強も同じで面白いと思うから身につくのであって、役に立つだけの面白くないものは最終的には身につくはずがない(面白くないものとどう付き合うか、はまた別の機会に)。

 

だから最近は自分が読みたい本を好きなだけ読めばいい。

推理小説だろうが通俗雑誌だろうがエロ本だろうが読みたい本を読めばいい。

その中にも必ず「役に立つ」ことがある。それを読み取るほうが大事と言っています。

 

(この環境では)勉強できない、役に立たない、面白くないから別の場所に探しに行くって若いスタッフは言いながら、それが転職だったり、研修会参加だったり、大学院進学だったりするわけですが、そんなものいつだってどこにいたって目の前にあるんだと思うんですけどね。

 

それが見えない(わからない)のは、それを読み取るだけ、見つけるだけの能力がないから、自分の能力の至らなさを環境のせいにしているだけ(勿論私だっていついつでもそれが見つけられるわけではありません)。

 

皆さんはどう思いますか?

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ここから余談(映画の話)

(さらに…)

こんなこと

遠藤

利用者様も元気もらった

2020年1月24日(金)

今週は、大原に中学生7名がリハビリ職のチャレンジ体験に来てくれています。

リハビリの仕事を知ってもらう事ができたでしょうか?

 

昨日は、

博寿苑で利用者様の訓練場面を見学したり、利用者様と一緒に体操をしたり、創作活動をしたり、車いすやトレーニングマシンも少し体験してもらいました。

 

中学生たちと関わると、利用者様もいつもより頑張ったりします。普段より顔がほころぶことが増えます。

しっかりと「挨拶」「笑顔で関わる」「素直に話を聞く」これらができる元気ないい子たちでした。

 

リクライニングする車いすは初めての体験だったようで、楽しそうでした。

まだまだどんな仕事に就くのか決まっていない、未来が大きく開けている中学生たちです。いろんな職業に夢を描けるときです。

 

リハビリ職も夢の一つに描いてくれたらうれしいな。


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