京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

へんなこと

橋本

テレワーク

2020年5月18日(月)

5/9のブログで係長が蹴上の躑躅の話を書いていましたが、私も昨年は嫁さんと一緒に見に行きました。

私は福岡は久留米の産でして、久留米と言えばタイヤと絣と躑躅(と焼き鳥とラーメン)です。私が住んでいたころは毎年ゴールデンウィークには近所の小頭町公園というところでつつじ祭りをやっていましたが、今はどうなっているんでしょうか。

 

うちの嫁さんは翻訳をしています。翻訳なんかはなから在宅ありきの仕事かと思っていたのですが、扱う文書によっては企業機密満載(こっそり聞いてみたら名だたるメーカー、企業がいくつも)なので、基本出社しての業務が殆どだったらしいのですが、このコロナ禍で3月頭から自宅待機になって、たまに来る仕事をちょちょっとこなすだけです。

 

その翻訳の仕事も翻訳家たちがやった業績をデータベース化して、ごく近い将来にはAIが取って代わる予定だとか(一部は取って代わっているとか)。

 

ですから嫁さんは自分の失業に向かってひたすら仕事をしていることになりますww

 

この騒動でテレワークと盛んに言われています。一方でテレワーク不可の仕事もあります。例えばこの医療なんかも基本テレワークは不可ですし(ほんの一部なら可能ですが)、それに付帯する業務もほとんどテレワーク不可です。宅配業とか他諸々労働集約型のサービス業なんかはテレワーク不可です。

 

一方でテレワーク可の仕事って基本的にはAIに取って代わられるような仕事ではないでしょうか。だってAIがコピー書いたり、小説も書けば、マンガも絵画も書く。作詞作曲もしてついでに美空ひばりの代わりに歌っちゃうという、人間の独壇場だったはずの創作・芸術活動でさえ可能になったんですから。

 

じゃあテレワーク不可の仕事は人間の仕事として残るのかっていうと生き残るのはやっぱり難しいんじゃないですかね。かなりの仕事がロボットにAIという脳みそをくっつけて働かせれば可能になりそうですから。

 

問題はそれが楽だとか、仕事がなくなるとか言うことではなくて、そういう生活が人間にとっていいのかということです。

 

つまりAIが作った文化芸術活動の成果に感動したりしなかったりでいいのかということ、AI+ロボットの提供するサービス(商品)に満足するとかしないとかでいいのか。

 

私たちがなぜ文学や絵画や音楽などの文化芸術に感動するかと言えば、その作品の素晴らしさもともかく、自分ではなかなかそこまで出来ないということを知っているからで、なぜ知っているかというと少なくとも小・中学校で経験したからで、経験したからこそ作品を生み出す大変さをわかっているから。

 

これからAIがやって行くってことになれば、その大変さを理解できないし(人間がやるという前提だからこそわかるのであって、AIの仕事という前提ではわからない)、感動の度合いも質も変容するでしょう。

 

いやいやいや、AIがやったとしても一部であって、やはり人間がやることが主だというなら、そもそもAIにやらせる意味があるのか。今みんなが「おぉ~」と言っているのは所詮キワモノ扱いでしかないのか。

 

ご承知のことと思いますが、「ありがとう」は「有難い」が元であって、その反対語は「当たり前」。当たり前でないことを人にしてもらう感謝の言葉が「ありがとう」。なかなか他人はそこまでしてくれないよという世の中において、してもらったから「ありがとう」。

 

脳みそ(AI)付きのロボットがやることが当たり前になって、人がやることがなくなればみんな楽になるのかもしれないけれど「ありがとう」もなくなる。言う人が居なくなる。おしまい感がするのは私だけですか?

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へんなこと

橋本

さう言えば

2020年5月11日(月)

相変わらず、大量に消費する病院にはマスクの安定供給のめどが立っていません(マスクだけじゃないですけど)。

 

でもネットを見ていたら、ぼちぼちマスクが出回りだした印象です。注文すれば即日とは言わないまでも、1週間、2週間も待てば手に入るようですし、値段も50枚¥1,980くらいまで下がっているものもあるようです。

 

ところで皆さんのお宅には届きました(〇ベ〇〇ス〇)?

まだの方も待っていれば、市中に十分出回る頃には届くはずですよ。

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そんなこと

遠藤

躑躅と…

2020年5月09日(土)

 大原も桜が終わって、桜以外の様々な花が咲き始めました。

※写真は昨日、京都大原記念病院・博寿苑・大原ホームの外周路で撮りました。

 

例年なら、京都市上下水道局の「鳥羽の藤」「蹴上のつつじ」の話をしたりしていた時期でしたが、今年は新型コロナウィルスの関係で一般公開は中止です。

外出自粛の最中、自宅や勤務先で少し散歩できと季節の変化も感じられ、花や景色を見ると気持ちが少し楽になります。

日光にあたって身体もすこし元気になった気もします。

 

ご自宅でお過ごしの方は、家の前から見える景色だけでも、玄関から一歩出るだけで、彩りが少し前と違っていることに気付くかと思います。

 

雨の日や日差しが強い日もありますが、

天気が良い日は少し日光浴がてら一歩そとへ出てみると

心と体にちょっといい感じです。

あんなこと

橋本

歩くだけ

2020年5月01日(金)

4/24のブログで最近散歩中のご夫婦を見かけないと書いたばかりですが、その二日後には出勤の時に久しぶりにお見掛けしました。見かけただけで挨拶は交わしていませんが、数百メートル先を歩いておられました。

 

どうやら以前より30分は早く歩かれるようになっていただけのようです。

何事もなく。

 

ゴールデンウィークに入りましたが、これほど連日「自粛」や「要請」といった言葉が巷に飛び交うことは過去無かったはずです。

 

私としては日常的には何も変わりないです。私の仕事でテレワークなどあろうはずもなく、平日病院まで行って帰ってくる。帰宅したら夕食後に日課のウォーキング。休日も日課のウォーキングとだらだら。

 

生活自体は緊急事態宣言前後であまり変わってないんですけど、映画に行けないってのは、つまんないですね。映画館が休館しだす前の2月からずっと自主規制で行ってません。オンラインで見とけばいいじゃんって話もあるでしょうけど、やっぱりね液晶画面よりスクリーンにこだわりたいです。

 

片や一方であれだけメディアで出かけるなって呼び掛けてるのにあちこちに出かける人が「ストレス溜まるから」って正当な言い分でもあるかのように言い放つ無神経さにストレスが溜まります。

 

明日から私も連休ですけど、取り敢えずアウトドアで疎ならいいので、ひたすら近所を歩くだけです。

皆さんはどうやって過ごしますか?

 

本当は他に色々と書きたかっんたですけど、物凄く過激で誤解されやすい内容になりそうだったので、やめました(絶対に面白いって思うんですけど、面白いものには毒あるし病院のブログでは書けませぬ)。

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こんなこと

橋本

金の卵

2020年4月25日(土)

平日は出勤で、休みの日はウォーキングの為に、7時前後に一旦は自宅を出ると、必ず顔を合わせて挨拶をする散歩中のご夫婦がいらっしゃったのですが、ここしばらく顔を見かけません。

 

同じ町内ではないのでどこの誰だか名前も知らない方ですが、見たところ80歳代ぐらいなので体でも壊したかと思ってもどうすることもできません。

もしかしたら外出を控えているだけなのかもしれませんし、この騒動が収まれば「お久しぶりです」というだけのことかもしれません。

 

この騒動が治まった後でまたひょっこり顔を合わせるかもしれませんが、心配すべき話なのか、気に留めるほどのことでもないのか…

 

コロナウィルスの影響で今までの日常は無くなりました。あらためて見まわしてみると身の回りに不要不急が如何に多かったか。加えて世界経済はその不要不急の活動にどれほど支えられていたのか。

 

前のSARS騒動の時、養老孟司先生が要らないものばっかりじゃんとおっしゃってましたが、前回の騒動を教訓に不要不急のものは削ぎ落とし、とならなかったのは資本主義経済上致し方なしとしても、前回同様マスク不足と言うのはどうなんでしょう。

SARSや新型インフルエンザの時は今回ほどの騒ぎにはなりませんでしたが、あの時の不安と言うのは随分と身に沁みたという人は少なからずいたはずです。

 

私も身に染みた口でして、たかだかマスクや消毒薬で気をもむ生活など嫌なので、親子3人、数か月はしのげるくらいの備蓄をしました。

まぁかさばらないしそれほど金もかからなかったからの備蓄なんですけど、以前いくらでマスクを買ったんだろうと調べてみたら、50枚一箱で¥360ほどでした。

今ようやくネットなんかでも出回るようになってきていますが、その9倍から11倍の価格ですよね。

 

仮に今の価格を1枚¥70として、アベノマスクにかけた費用で何枚買えるかというと6億6千5百万枚ほどです。

てかそれだけの費用があれば、いくつ使い捨てマスクの工場を建てることが出来て、どれほどの原材料を仕入れることが出来たのか。

 

ちょっと調べましたが製造機械は新品で2億円前後(中古だと1/10)、ゴムひも付きのマスクだと1分間に100枚製造可能。

1日16時間稼働で9万6千枚製造可能。1か月30日稼働で288万枚製造可能。

 

アベノマスクの費用466億円のうち10憶円ぽっちを機械購入に回したら…。100億円ほどを原材料費に回したら…。

 

イソップの金の卵の話じゃありませんが、手元にあるお金で金の卵を買うのか、金の卵を産むガチョウを買うのかって話です。私は金の卵を産むガチョウを買います。

 

あなたはどっちを買いますか?(ガチョウだったらまだしも、ご飯食べるのに田んぼ賈う人はいないでしょうしね。たとえがまずかったかな)

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あんなこと

橋本

コロナ禍

2020年4月14日(火)

日々悪化しているように見えます

そう見えているだけで、1週間前の緊急事態宣言からの対策の効果が現われるのはは早くて2~3週間後でしょうか。

 

人との接触80%減。

短時間で目に見えて効果が期待できる対応策なんてないのが、もどかしく思えるかもしれません。コツコツやってどれほどのことかと思われるかもしれませんが、それしかないんです、今は。

 

それだけでも皆がきっちりやっていれば効果は上がるんです、必ず。

 

だからやるしかないんです。

やりませう。

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そんなこと

遠藤

散ってしまいました

2020年4月13日(月)

桜が...この雨でずいぶん散ってしまいました。

桜は本当にどっと咲いて、あっという間に散ってしまいます。

だからこそ花見をして、そのひと時を楽しむのかもしれませんが、

先日まで狂おしいほど気持ちを駆り立てるよよな満開から一転、何でもない普通の木に一日で戻った今。

あの満開の状態が嘘だったみたいですよね。

 

コロナウィルスでいろんなことが自粛になって、制限されて、

人間社会は大変なことになっていますが、いつもどおりに、時は一刻一刻と、季節は着々と移り変わっています。

 

ネットニュースでは、

インド北部で、200キロ近く離れたヒマラヤ山脈が数十年ぶりに見晴らせるようになった。インドでは新型コロナ対策のロックダウンで大気汚染が大幅に改善していた。

なんてことも出ていました。

 

コロナウィルスが猛威を振るっていますが、自然は自然のままに移り変わっています。

でも、人間社会では、遊びに出掛けられないだけでなく、学校が休校になっていたり、職業によっては仕事ができなくなったり、仕事をしていてもお客が来なくなっていたり、逆に忙しくなっていたり、いろんなことが起きています。

 

いろんなことがおきています。

頑張らないといけないことばかりが目の前に見えて、こんな時は、気がめいったり、落ち込んだり、疲れたりします。

時には自然に目を向けてみると、いつもの自然が、時が見えて、気持ちが落ち着くかもしれません。

 

桜が終わりましたから、次は何の花が見ごろでしょうか?

 

時には、あったかいコーヒーでも飲みながら、

窓の外を眺めるっていうのもいいんじゃないでしょうか?

気持ちにやすらぎがないと、

頑張るだけじゃあ、もたないですよね。

 

子供たちは学校はありませんし遠くへお出かけも無いですが、

休みの日の過ごし方をいつも通りにしています。

子供たちを見習って

雲をみて、あの雲は○○の形にみえるな~なんて、

思ったりしてもいいんじゃないですかね。

 

そんなこと

遠藤

サクラ

2020年4月06日(月)

お花見を自粛していても、桜は人が見に来ても来なくてもきれいに咲いています。

 

おおはら雅の郷でも桜がきれいに咲きました。

「京都大原記念病院」「博寿苑」「大原ホーム」「やすらぎ」のエリアでもきれいに咲きました。

満開の桜を見ると新しい年度が始まった気がします。

 

4月に入って、老健のスタッフも入れ替わりがあり、

新しいメンバーもメモを片手に動き回っています。

そして、病院には新人のリハスタッフが研修を受けながら動き回っています。

 

私はなぜか新年度ってだけで、そわそわ気持ちだけが動き回っています…???

 

花見は開けられませんが、桜をこれだけ見られるところに勤めていますので、

ちょっとラッキーですね。

 

なので…少し御裾分けの写真です。

サクラは気持ちに訴えかけてくる力がある気がします。

新年度、気持ち新たに頑張っていきましょう。

 

こんなこと

遠藤

大原も春らしくなってきました

2020年3月31日(火)

 

明日から 4月です。

南禅寺辺りは桜も満開ですが、

大原も春らしくなりつつあります。

 

 

 

 

 

 

 

あんなこと

橋本

独り

2020年3月26日(木)

3月の初めくらいだったか、いつもの日課で夜のウォーキングを終えて湯船に浸かっていると、最初に消防車、次いで救急車、最後にパトカーのサイレンが近所まで来て鳴りやみました。

 

おいおい何事かと思いましたが、私は入浴中だし、嫁さんは既に床に入ってるし、息子は野次馬根性など微塵もない奴だしで、結局何があったのか知らず終いでした。

 

結局先日の連休に嫁さんが参加した井戸端会議でわかったことは、ご近所の一人暮らしの78歳の男性が自宅で亡くなってったってことでした。

 

その方のことは親しくはなかったのですが、自治会の活動や、ここ数年グランドゴルフの大会に駆り出される都度にご一緒してたので顔を合わせれば挨拶もするし世間話もするくらいの間柄でした。

 

ですが、一人暮らしだとか癌で闘病中などということは全く知りませんでした。

 

何日か新聞が溜まっているのを誰かが通報してことが発覚したらしいですけど、身近に起きたこととしてあらためて孤独死について考えてみました。

 

☝とここまで書いたところで(3/24)、情勢が俄かに慌ただしくなってきました(以降内容変更)。

 

新型コロナウィルス、感染爆発も現実味を帯びてきました。感染爆発か、一歩手前かという段階になると、自治体レベルか国レベルでの非常事態宣言というのも現実的なようです。

非常事態宣言となると欧米のように外出禁止という措置が取られる可能性もあるわけで、そうなると(話は戻る)高齢者の孤独死が増加するんじゃないでしょうか。

 

同居でなくとも、家族がどこかに居れば気にかけて、毎日何なりと連絡をすることで安否の確認もできるでしょうけど、身内がいなかったり、いても日頃疎遠な人は自宅にこもって安否の確認さえできない高齢者がかなりの人数に上りそうです。ちょっと心配です。

 

今回はコロナの話題以外と考えていましたが、結局コロナ関連になりました。

 

本当に早く終わってほしいですね。

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3/27追記 非常事態宣言ではなく緊急事態宣言でした。その違いはいかなる法令に基づく宣言かというだけらしいです。


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