京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

こんなこと

遠藤

山茶花(さざんか)

2023年12月07日(木)

 

「たきび」の歌が聞こえてきそうな

山茶花(さざんか)が満開、落ち葉でお芋を焼いている作品が

11月末に完成し、おおはら雅の郷の廊下に飾っています

 

次は「雪だるま」と「羽子板のお飾り」を作りはじめています

 

上手く仕上がるでしょうかね

参加者もドキドキされていますが

スタッフも毎度ドキドキです

 

まずは、以前に作った「満月」を雪だるまに作り変えるため

作業を始めました

満月に白い紙を4人がかりで上から貼ってもらう作業をしました

紙をちぎって 糊をつけて 貼る(転がる満月を協力して押さえながら)

もちろん手は糊でベタベタになりますので

最後は洗面台に並んで順番に手を洗って終了です

皆さん頑張ってもらいましたが作業は1日で終わるような作業ではありませんので

また次回、頑張ってもらいます。

 

満月を作るときにも思いましたが、手がベタベタになるこの作業

結構、皆さん楽

しまれているようです

手を洗うところまでが頑張った楽しい時間になるようで

作品が仕上がったわけではなくても、とても満足した笑顔で帰っていかれます

 

しんどいことを頑張るだけじゃありません

楽しむことで元気になる

リハビリの一つの側面です

今日も楽しいリハビリがしたいな

あんなこと

橋本

1985年

2023年12月01日(金)

学生時分、大津市内の病院で実習中のある土曜日、実習が半ドンで終ったので夕方から京都に出かけ映画を見ました。河原町通沿いの映画館で「フライトナイト」でした。

何故そんなことを覚えているかというと、映画館から出てきたところで阪神が日本シリーズを決めたと大騒ぎになっていたからです。映画館の前に酒屋があって、そこでも優勝セールをやっていたので、ウィスキーと焼酎を買って帰り、同宿の同期と飲んだのを覚えています。

 

それから38年です。

あの頃は実習を乗り切ることで頭一杯で、将来どう言うセラピストになるかなんて考えたこともなかったですし(以降ずっと考えませんでしたが)、今のこの状態なんて想像もできなかったと思います。

 

振り返れば、ここに至るまでもう少しましなやり方もあったはずだと自分自身思いますが、そうしなかったんだから仕方がない。

 

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こんなこと

遠藤

冬支度

2023年11月29日(水)

さらに寒くなってきましたね

 

皆さんは冬の準備はOKですか?

私も、車のタイヤもスタットレスに変えました

ダウンジャケットと手袋を買ってきました

 

手袋はいつも買うのに困るんです

私の手は結構大きめなんですが、骨は細いので

手首は細く、掌は特に広く、指もそこそこ長く細い感じなんです

なので、あまり手袋も合うものがありません

 

そもそも小さいサイズは入りませんし

フリーサイズも入らないものがほとんどです

かといって大きいサイズだと長さは足りてもぶかぶかになるものも多くなります

だいたいXLサイズやLサイズで合うものを

いろいろお店を巡り、あるものを全部試して自分に合うものを探すことになるのですが

合うものが少なく、安いものを選ぶことができないのが困る所です

 

数年前にアウトドアメーカーで合いやすいメーカーを見つけたのですが、

このメーカーは、ちょっとお値段が高めなので

今回も同じように、いろいろ試して他にないかといろんなお店を探したんですが…

結局そのメーカーのを買いました

同じ日に買ったダウンジャケットよりもお値段が高い手袋です

 

身体の形が人と少し違うと、同じものが使えない

選べるものが少なくなる、そんなことは結構ありますよね

 

施設や病院に勤めていると、

靴を購入するのをお願いされたりするんですが

足のサイズを測って、サイズに合う靴を試してもらっても

足の形に特徴のある方はなかなか合う靴が見つからない時があります

かといって、大きめ過ぎる靴は歩きにくくなったり、脱げやすかったり

しますので、できるだけ合うものを探すことになります

※私自身も靴は合うものがほとんどなく、仕事中は大きめの靴、普段は足袋靴を履いていますからね

 

販売されているものは

多くの人に使ってもらえるように作られていますが

私に合わせて作ったものではないので

私に少し個性的な部分があると合わないことが多くなる

仕方ないですよね

でも、いろんな人がいろんなものを作っているので

探せばどこかに合うものがあるかもしれない

そんな風には考えています

 

さあ、ふんぱつして手袋も買ったし

冬支度もできたので

寒さに負けず仕事したいと思います

あんなこと

橋本

ド根性

2023年11月02日(木)

健康のために歩くようになって5年ほどになります。2年前までは毎回コースを違えて歩くようにしていたんですが、今は大体毎日同じコースです。

毎日同じコースになったというのもあるのかもしれませんが、最近になってコース上に落ちているゴミが気になるようになってきました(やっぱ

年なのかなと思ってしまいます)。

 

路傍のゴミが気になりだすと、周囲の景色も目に入らなくなってきて、道端ばかりを見るようになってきているのですが、先日見つけました。

 

蕪(かぶ)…ですかね。

葉っぱがね、そのあたりの雑草とは違っていたので気付きました。

 

巷間、ド根性大根とかよく聞きましたし、つい最近では大阪でド根性スイカなんか話題になっていました。

調べてみるとWikipediaには「ど根性野菜」なるページもあります。

 

ド根性野菜の末路は心無い人間によって終わることが多いらしいので、場所は申しません。

 

あなたも路上のゴミに気を配っていれば、見つけられるかも。

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(さらに…)

そんなこと

遠藤

紅葉狩りのシーズンです

2023年11月01日(水)

紅葉狩りのシーズンです

大原の紅葉も色づいています

今朝、写真を撮ってみました

 

天気が良ければ紅葉狩りに行きたいですね

でも、寒暖差がかなりあります

寒いと思ったら暑く

暑いと思ったら寒く

時間帯や日当たりで大きく変わります

 

紅葉狩りは

落葉やどんぐりが足もとにあって、歩いているときに自然と踏みます

足の裏からも秋を感じます

ただ、ぬれ落ち葉は滑りやすいので足もとにはご注意ください

普段は足もとに目が行きがちですが

紅葉狩りでは、ついつい上ばかり見て歩いてしまって

足もとがおろそかになりがちです

ほんと、足元にはご注意くださいね

 

でも、きっと紅葉狩りは気持ちいいと思います

暑さにも寒さにも対策を忘れずにいってらっしゃい

どんなこと

橋本

思い出す

2023年10月27日(金)

近畿にいることもあって、今まで同窓会はずっとスルーしてきたんですが、還暦を機に向後学年での同窓会は行わないということだったので、先週、長駆久留米を訪い高校の同窓会に参加してきました。

 

私もちょうど同窓会の前日に「還暦」になったところで、当日参加者の90名ほどの還暦前後のおっちゃん、おばちゃんの顔を眺めてみました。

当たり前のことですが、自分自身もその中の一人だし、世間から見てくれだけでもどのように見られているか再認識しましたorz

 

一度も同窓会に出ていなかったし、卒業後すぐに地元を離れていたので2人を除いて全員が私にとっては40年ぶりでした。

 

40年と言っても大丈夫だろうとたかをくくっていたのですが、半数以上は誰かわかりませんでした。特に女性の中には変貌著しい人が少なからずいたように思います(誰をそう思ったかは秘中の秘です)。

 

残り半分もすぐにぱっと思い浮かんだ人というのは少なくて、顔に見覚えはあるけど名前が思い浮かばないというのが結構ありました。

 

面白いのは顔と名前がわかると当時彼や彼女が何を言っていたのか、何をしていたのか、どんな言葉を交わしていたのか、一緒に何をしたのかがパッと思い出せたことです。

 

どうやら思い出というのは、他者とのかかわりあいで紡ぎだされるもののようです。

 

皆さん久しぶりの同窓会前には卒業アルバムを見ておくことをお勧めします。

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こんなこと

遠藤

菊人形

2023年10月26日(木)

この季節に

子どものころは両親が菊人形展に連れて行ってくれていた思い出があります

 

若いスタッフに聞いても菊人形を知りませんでした

調べると、日本三大菊人形の一つだったひらかたパークの菊人形展はもう2005年を最後に開かれていなかったんですね。

でも、その時点で96年も続いていたなんてすごい長い歴史ですね。

 

そして、創作活動をするときに皆さんに尋ねてみると、見たことある人、知らない人、聞いたことはある人といろいろでした。

でも、お花を作って人型の絵に花の着物を着せることは皆さん楽しみにしてくださり

たくさんの花を何日もかけて作ってもらいました。

 

そして、昨日はお花を作っていた方々に集まってもらって

たくさん作った花を色を選びながら、

華やかな方が良い、地味な色をここには使った方が良い、あっちの色が、こんな色の方が良いと思う、間にこの色入れた方が良い、いろんな意見も飛び交いながら

飾りつけしました

歩ける人はお花を選んでとってきてもらったり、貼るのに集中する人、全体をみてアドバイスをする人

いろんな参加の仕方をしてもらいました

 

皆さんの頑張りの結果

とても華やかな作品になりました

完成した作品をみて、参加者は皆満足して戻られました。

皆さん達成感を感じる笑顔で、中にはいつもより饒舌になられる方もおられました。

みんなで一緒に作り上げるっていうのもいいですね

一人一人ができることを頑張って

一人ではできないことをやり遂げて

みんなでその結果に満足して喜べる

きっと、充実していたんじゃないかと思います

 

皆さんの良い表情や様子が見られるとスタッフもやる気が出ます

また、一緒に楽しみたいですね

 

今日も何か楽しんでもらえたりしないでしょうかね

…あ、今日は飾ったこの作品を見に行って

昨日のことを思い出すリハビリをしてもらったらいいですね

そんなこと

遠藤

どんぐりの絨毯

2023年10月23日(月)

日曜日に家族で遊びに出かけました

アスレチック遊具を子ども達が遊びまわり

家族でグランドゴルフをし

どんぐり拾いと外遊びを堪能しました

 

そのどんぐり拾いですが、

めっちゃ落ちているところがあるからと教えてもらったところへ行くと

なんと

本当にその一画だけが、

どんぐりが隙間なく敷き詰められ、どんぐりの絨毯になっていました

子ども達と一緒に拾っていますと

ポトンと落ちて頭や背中にも当たりました

 

教えてくれた方も

ここは毎年たくさん落ちている場所だけど

こんなにたくさん落ちていることは初めてだとおっしゃっていました

 

踏むとどんぐりの割れる音がする、どんぐり絨毯の初体験でした

拾っても拾っても隙間ができない

そんな体験をしました

自然って普通のようで普通じゃないことも色々見せてくれますね

 

普通と思っていることが意外と感動できることにつながることもあります

何気ないリハビリも意外と感動できるゴールにつながっているかもしれません

皆さんリハビリは頑張っても損しませんから

頑張ってくださいね

そんなこと

遠藤

金木犀と銀木犀

2023年10月18日(水)

金木犀の香りが漂う季節になりました

通勤中にも散歩中にも金木犀を見かけます

 

そして、金木犀とそっくりな白い金木犀らしきものもあります

これは、銀木犀というそうです

 

おおはら雅の郷、やまびこ、大原健幸の郷のある敷地内には

金木犀も銀木犀もいま咲いています

近寄るとどちらからもあの香りがただよいます

この香り、皆様の思い出を刺激するようで

いい香りだと若いころの家の庭を思い出し懐かしむ方もいれば

昔はどこのトイレにもこれが植わっていたとトイレを連想して嫌がられる方もいます

 

同じ香りでも人によって思い出す情景は違います

同じものを見たり体験したりしても同じように感じるわけではありません

それぞれの感性もそうですが、過去の経験も皆さん違います

 

だから、決めつけても、みんな同じようにしても、合わないことがあります

その人をみて、その人の感じたことを感じられたらいいのですが…そんな超能力は誰にもありません

会話ができないかたもおられますので、勝手な想像をしながらなときも多くなります

 

それでも、決めつけない、みんな同じと思わない、そんな風にしないと

そんなことに思い至りました

そんな気持ちで関わろうって皆さんの反応を見て思いかえしました

 

 

そんなこと

橋本

諦めない

2023年10月13日(金)

イスラエル人とアラブ人がオーケストラを組み、コンサートをする。

という正に絵空事と言われかねない「クレッシェンド音楽の架け橋」という映画があります。

 

驚くのはこれが実在の楽団を題材にしている点で絵空事ではないこと。

しかも映画ではトラブルがあってコンサートは叶わず、楽団は解散しますが、現実の楽団は現在も活動中のようです。

 

クラシックには全く興味がない私ですが映画には非常に魅かれて観ました。

楽団の活動はとても意義あるものだと私個人は感じていますが、現状を見るに今のところ効果あるのか?という感じです。

 

あきらめずに10年、20年と続ければそれなりの結果が出るんでしょうけど、紛争が起きるたびに後退もするわけで。

 

仕事をしていてもあきらめずにやってよかったなということはままありますが、この年だから言えるのかなとも思うわけです。

自分自身もそうでしたが若いとどうしてもせっかちに結果を求めたがるので。

 

「あきらめずに」というフレーズは、「長い間コツコツと」とイメージする人もいるのかもしれませんが、生来の怠け者の私がそんなことするわけない。

 

私の場合はあきらめはしないけど「時期じゃない」と棚上げすることが多かったように思います。

 

「時期じゃない」を言い換えると、「ほとんど誰も問題にしていない」、「皆の中での優先順位が低い」あるいは「金がない」です。

 

誰も問題にしていない時や優先順位が低い時は何をやっても空回りしてばかりです。大多数とは言いませんが、一人でも二人でも賛同する人間が出るのを待つしかない時もあるのかと思います。

 

そういったタイミング(波)を見逃さずにうまく乗るか、大きな波にするのが大事かなと思います。

 

この状況でも楽団のマエストロ、バレンボイムは諦めることも、棚上げすることもなく活動を続けているようです。

彼の場合はタイミングを見計らうのではなく自ら波を作ろうとしている人のようで、いずれはそれも叶う気がします。

 

波を作ろうと試みるのは凡人にも出来ることですが、叶えるのは難しいと感じる今日この頃です。

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