京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

へんなこと

遠藤

稽古かな?

2015年6月22日(月)

練習することを「稽古」をするっていいますが、稽古の意味は、

古(古い)という字と稽(考える)という字を使っている通り、昔のことを学ぶというような意味のようです。

ですので、武術でも昔の達人の技を型をするような稽古によって身につけていく。そんな意味にもなるのでしょう。

練習よりも教えを守るという意味が含まれている気がします。

 

さて、リハビリも稽古とおっしゃったりします。

 

リハビリも動作の型を指導されて、その型を繰り返し練習することで、生活の動作を身につけるということが多くあります。

そして、型の練習をすることで、応用的に動ける体になる。そんな練習だったりします。

そう思うと、「稽古」って言葉も似合ってますね。

 

老健は回復期ではないです。維持期と呼ばれたりする時期です。

それでも実際、歩く稽古をしていて、歩く能力が上がる方がいます。

そんな方は、型を守って自分でもちゃんと練習できる方におおいです。

まさしく稽古をしていた方なのでしょうね。

 

今日もみなさん稽古しています。


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