表具
2016年12月22日(木)
先日、表具の講習会をOTスタッフ向けにしました。
表具と言っても、巻物、掛軸、屏風、襖、衝立、額、画帖などいろいろあるわけですが、私が教えられるのは例えば書道の作品のしわを伸ばして、新たな和紙を裏面に貼って(裏打ち)、巻物、掛軸、屏風、襖、衝立、額、画帖などの一歩手前までにする初っ端の部分だけで、額だけならベニヤと角材、千代紙と和紙テープを使って仕上げたこともあります。
要するに実際できるのは裏打ちだけなんですが、これが結構大変で、半紙1枚分くらいの作品なら何とか一人ででもできますが、これが紙のサイズ全紙(70×136.cm)とか、二☓八(ニハチ 60.6×242.4cm)とかの大作になると、最低でも2人は必要で、紙のサイズより一回り大きな化粧板が2枚は必要になります。
高校の授業で何気にやってみたらうまくいって、以来時折人から頼まれてやるようになりましたが、理学療法士になりたての頃はこんなことまで仕事に役立つとは考えてもいませんでした。
最近は印刻を再開しようかなと考えているこの頃です(趣味の写真に押印するオサレな奴が欲しいんです)。
次回私のブログは12/29です。