国家試験結果発表
2017年3月30日(木)
一昨日は言語聴覚士、昨日は理学療法士、作業療法士の国家試験結果発表でした。
前にも書きましたっけ。
「資格」「免許」と言うのは「出来る」と言う保証書ではない。「やりたかったらやってもいいよ」程度のものでしかないと思います。
若いセラピストには教えて貰えれば出来るとか眠たいことを言ってる人が多いようですが、教えて出来るくらいならわざわざ資格持ちのセラピストなんか雇うまでもなく、その辺りのおっちゃん、おばちゃんに(その辺りのおっちゃん、おばちゃん御免なさい)教えてリハビリやらせればいいだけのことです。
ここで校長先生は言っています。
確かな学力を身につけるには「人に何時間教わったか」ではなく
「時間をかけて、いかに自分で学習したか」にかかっている。
これを言い換えると
確かな知識と技術を身につけるには「人に何時間教わったか」ではなく
「時間をかけて、いかに自分で学習したか」にかかっている。
私は長い事学生に勉強会なんて意味がない。そも学校の授業だって半分も記憶にないのに、勉強会に参加したって頭に残るわけがない。
教えて貰おうと思っている限りは、知識は右から左へ流れ出ていくだけ。
「勉強会やってますか」ではなくて、「勉強会やってもいいですか」ではないと意味がない(知識、技術も人に教えてこそ本当に身につくと言うものです)、と言い続けていますが、一方で「勉強会やってるよ。教えてあげるからおいでおいで」と限りなく人を甘やかすような職場がある以上、なかなか人の実力を伸ばそうとする努力も実を結ばないようです(人は易きに流れるものです)。
毎年どれほどのセラピストが本当の「勉強」と言うものを理解できるのか。簡単に手に入れたものはまた価値も安く、簡単に手放すことになるわけで、苦労して手に要れた得難いものは、価値も増し手放しがたくなるものです。
聞けば教えて貰えると言うことは、忘れやすく。苦労して得た知識は忘れがたいと言うわけです。
さて次の私のブログは4/6の予定です。
お買い物
2017年3月27日(月)
最近は、家族の趣味になっているキャンプ道具を買い足すことが多いのですが、
いろんなことを考えると、あれも、これも、それも、と買わなければいけないものがいっぱい出てきます。
でも、実際にはそんなに買い物をするわけにはいかないので、
絶対必要な物や、工夫してまかなえる物、妥協してある程度使える安い物、しばらくは我慢して買わない物、買うことをあきらめる物、という感じに振り分けられていきます。
ただ、夫婦間でも必要に思う物が違いますので、難しいところです。
さて、買い物は、たくさんの情報から、これだと思うものを選び、そして、買った物を使うところまでが大事なところです。
どんなにいっぱい買っても、使っていなければその買い物は失敗ですよね。
たとえば、
似たものがすでに家にあって、結局いつも使ってた古い方だけを使っている。
その時は便利と思って買ったけれど、実際には自分がそんなことをすることがない。
その時は綺麗と思って買ったけれど、実際には自分の家にそんなものを飾れる場所がない。
などなどです。そして、押し入れの奥にしまわれる。
でも、買ったときの気持ちは、大概前向きに何かをしようと思っていることが多いと思います。
その気持ちも道具と一緒に押し入れに眠っていませんか?
福祉用具も、便利グッズも、高級品も、使ってこその道具です。
せっかく買ったのに使っていない物ありませんか?
たまには、以前に買った物と向き合うのも、
少し若かったころの自分の気持ちを取り戻して、良いかもしれませんね。
本当は
2017年3月23日(木)
別ネタを書くつもりだったんですけど、こんな記事(web pdf)を見かけたので紹介します。
何のコメントも必要ないと感じますので、今回はこのまま。
来週は3/29が国試発表日なので、そこらあたりの話を3/29のブログで書きます。
雪が
2017年3月22日(水)
週末に朽木へ行ってきました。
あちらに行くとまだ雪が残っていました。
道路わきを見ると雪が積もっています。
さらに、長靴で歩くとずっぽりと、子供の長靴では高さが足りず雪が中に入ってしまいました。
その近くの朽木スキー場もつい最近まで営業していたので、当然雪もあるとは思ったのですが、こんなにあるんですね。
話に聞くと、1日で2メートル50センチ積もった日もあったということで、今年は大雪だったとのこと。また、気温が低くなるから解けずに残っているんだってことでした。
大原では雪を見なくなったので、もう雪は終わったと思っていましたが、すこし地域がちがうとまだまだ雪があるんですね。
自分の見えている状況だけでつい考えてしまいます。
でも、自分が知らない状況が身近にいっぱいあるってことを実感しました。
ご利用者のご自宅を拝見することがありますが、話に聞いているのと実際に見るのでは、想像していたのと違うと思うことがあります。
なので、色々話を聞いても、こうだと決めつけず、こんなこと・あんなこと・そんなことがあるんじゃないかと考えるようにしています。
雪の積り具合に驚いてちょっとそんなことを考えてしまいました。
そんなに変わりますかねぇ
2017年3月16日(木)
すみません。3/19投稿のはずが、出張中で予約投稿が上手くいかず、今日になっちゃいました。
エぇ~~~~~~!! そうなんですかね。14歳と77歳では別人なんでしょうか。
偉い先生方の研究なんですから、間違いがあるとも思えませんが、気になるとすればサンプル数の少なさでしょうか(もうちょっと欲しかった)。
10年、20年でのスパンでは性格に一貫性があっても、60年(正確には63年)を超えると14歳の頃の性格の名残がほとんどなくて、別人に近いと言う結論なわけですが、そうかなぁというのが正直な感想です。
私は14歳から数えて今年で40年ですが、勉強嫌いの怠け者と言う点では変わってないと思います。
これがあと20年余りで私が勤勉な人間に変容するとでも?
ない、ない、ない、ない!!
それとも今の自分こそが過去の自分だと思い込んでいるだけでしょうか。
今でこそ怠け者だが実は昔は勤勉だったとか…ない、ない、ない、ない、!!
だったらもっといい成績とれてたはず。
60年を経た性格調査なんて多分初めてのことでしょうし、今後検証のための研究もなかなか進まないと思えるので(被験者どころか研究者自身が存命かもわからないし)、結論、定説になるにはまだまだでしょうけど、気になるところです。
人間ではありませんがこんな記事もありました。(web pdf)
次回私のブログは3/23です。
体が資本
2017年3月09日(木)
先日嫁さんと「LA LA LAND」を見てきました(因みにお金を払って観たミュージカルは「グリース」以来です。以後3日ほど音楽が頭の中でぐるんぐるんでした)。
あらためて役者さんの身体能力の高さに感心しました。
もう随分前になりますが、初めて「七人の侍」をDVDで観た時に印象に残ったのは、その面白さもさることながら役者さんの足の速さです。考証に厳しい黒沢監督(まぁ厳しくなくてもそうするんでしょうけど)ですから、侍のそれは腕を振らずに走ると言うもので、現代走法に慣れた私たちではとてもじゃないがそんなに走れないって言うスピードで駆けていきます(「隠し剣 鬼の爪」で実際に侍走法と現代走法で競争するシーンがあります)。
あの映画の主演の一人、志村喬は当時49歳。今の私よりちょっと若いわけですが、それでもじゃあ私がその年の時にあれだけ走れるかと言うと、無理…ですね。
考えてみれば役者と言うのはサラリーマンと違い、定時に出勤して定時に上がるわけでもなく、不規則の極みのようなスケジュールで体も酷使する仕事なわけですから、体を相当鍛えていないと無理が来ます。
その上ルーティンの仕事ではなく頭も使いますから、認知症にもなりにくいかもしれません。
早世する役者さんもいる一方で、息の長い役者さんも沢山いるのはそのせいかもしれませんね。
次回私のブログは3/16の予定です。
たまたまいなかっただけ。
2017年3月02日(木)
天気はすぐれませんが、ちょっと寒さも緩んだような3/2です。
月曜日にはアカデミー賞も発表されました。昨年度のアカデミー賞では黒人のノミネートが少ない。人種差別だとかなんとか一部で騒ぎになっていたのが、今年の結果につながったのかとも思ってしまいました。
映画もあるので知ってる人もいるんじゃないかと思いますが、「ライトスタッフ」というノンフィクション小説にテストパイロット養成学校の校長チャック・イェーガーが政府から宇宙飛行士候補に黒人を入れるよう要請されて激怒する場面があります。テストパイロットの世界(ひいては宇宙飛行士の世界)で、人種が問題になったことなどなかった。常に問題なのはそれ(rightstaff)をそいつが持っているか否かだ。
要は実力主義で人種問題なんかの入り込む余地がないと言うことですが、確かに3人のうち1人が死ぬような(イェーガーの時代には1週間に1人のペース)世界に人種云々を言ってみても仕方がないようです。
結局イェーガーは黒人テストパイロットで成績最上位者を宇宙飛行士候補とすることに同意しますが、ついでにその黒人パイロットより成績上位者全員を宇宙飛行士候補としました。、
ハリウッドは赤狩りの反動でリベラルな映画人が多い印象があります。アカデミー賞は協会に登録した映画人の相互投票によって決まるわけですから、ノミネートされた黒人が少なかったと言うことは、たまたまその年に優れた仕事をした人が少なかったと言うだけの事だと思います。
オリンピックの100メートル走で黒人入賞者が多いのは、彼らが陸上競技において優れてるからであって、もしかしたら映画製作の世界においては優れた黒人が少ないだけかも。人種的な得手不得手は仕方がないことです。
あぁ~~~~~!!
本当は映画の話から身体能力の話を書こうとして、思いっきりずれました。
また機会があったら書くことにします。
次回私のブログは3/9です。