京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

どんなこと

土井

こんなことって、けっこう大事 -方言-

2012年1月28日(土)

いきなりですが、

皆さんは地元で生活されていますか?

普段接する人は、地元同士でしょうか?

 

京都大原記念病院グループのリハビリでは京都出身は少数派です。

かく言う私も京都出身ではありません。

 

まだ新人の頃のことですが、

会話はできるものの、意思疎通がなかなかできませんでした。

会話はしているので、コミュニケーションはできていることになるのかも知れませんが、

リハビリテーションのためには、相互の共通の理解が重要だということもあって、

言葉として、正面から表面的に理解できていても、

言葉の意味や意図を知ることは案外難しく、

「えっ、そうなの?」と気付いて反省することもしばしばだった・・・と思い出されます。

 

そんな中で、

京言葉の意味やルールを教えてもらいながら、身にしみたことですが、

どの地方の方言にも特徴があって、

さまざまな表の意味や裏の意図があるということを忘れがちだなぁと。

それは、

標準語や自分の地方の言葉では理解できないような意味や意図かもしれないし、

都道府県民性を比較する番組などで取り上げられているような、びっくりすることもありますが、

もっと身近に小さなこともいっぱいある。

私の場合は、

ふいに京言葉が出てくるようになった頃から、利用者さんとの会話は弾むようになりました。

 

どんな地域で生活することになっても、

その地域の言葉に「慣れ、親しみ、使えるようになること」、

大事なことですね。


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