師と士
2017年11月30日(木)
明日は師走ですね。
昨年はセラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)は士なんで師走でも走らないなんて書いてました。
昨日副院長がぶらっと訓練室を訪れて、何故セラピストだけ「士」なのかと聞かれました。
その時ふと思ったんですが、やっぱり「師」は走って「士」は走らないからなのかなぁと思い至りました。
医師や看護師は職務上患者さんの生きるの死ぬののギリギリのところで仕事することも当たり前のようにありますが、同じ医療職でもセラピストの出番って「助かった」の後ですから。
「危ない状態」をとりあえず脱した後からですからね。そういうことでまず火急の時というのがなかなかないので走ることがない。
セラピストは走らないから「士」でいいやと決めたとか(んなわけないか)。
次回ブログは12/5あたりかなぁ。
51246
20171130
1140
紅葉狩り
2017年11月20日(月)
どんどん寒くなってきましたね。
京都ですし、大原は観光地でもあります。
京都大原記念病院の玄関近くから見える景色もこんな感じになっています。
通勤途中に見える八瀬のあたりの景色もかなりきれいです。
観光地なので、
観光シーズンは特に土曜日、日曜日、祝日は道路も渋滞しやすくなります。
大原へ来られるときは、時間のゆとりも取っておかれる方が良いようです。
寒いので、天気が良くても外へ出歩きが減ってしまいますね。
でも、外へ出ないとみられない景色がありますね。
神通力
2017年11月02日(木)
先々週になりますか、珍しくリハビリテーションケア合同研究大会なるものに行ってきました。
正直勉強のためと言うより、開催地が生まれ故郷と言うのが大きかったんですけど。
うちの看護師が座長をやってるというだけで、あるセッションに腰を落ち着けたんですけど、その中で看護師や介護職は勤務時どんな場面で怒りを感じるかと言う研究テーマがありました。
多忙の折にナースコールが鳴るとどうしても怒りを感じてしまうと言うものでした(鳴らす患者さんにではなく、誰も対応しようとせず自分にお鉢が廻ってくることに)。
質疑応答でどなたかが患者さんが鳴らさないように先手を打って看護するのが云々とも仰っていましたが、私の意見はもっと別物です。
皆さん「ナースコールが鳴る(鳴っている)」と表現していましたが、私には「患者さんが呼んでいる」です。あれはスピーカーが電子音を鳴らしているんじゃなくて、患者さんが助けを求めて呼んでいるんです。
私は看護師でも介護士でもないので、本当のところ彼らの仕事の大変さを理解しているのかと聞かれれば、見ている範囲でしか答える事が出来ません。
ですから患者の立場から物申します(入院歴5回、自慢にゃなりませんが)。
看護師や介護士がどれほど忙しくて機嫌が悪かろうが、仏頂面だろうが、どれほど嫌味言われようが、ブータレてようが、彼らが顔を見せるだけで患者はほっとするんです。時には家族が顔見せるよりも安心させることができるんです。
顔見せるだけでそれだけの芸当が出来るのはあとは医者くらいなものです。
セラピストには逆立ちしたってそんなマネはできません(残念!!)。
次回私のブログは11/7頃の予定です。
50679
20171102
1542
これからこれから
2017年10月18日(水)
さくらの葉は赤くなり、落ち葉も増えています。
秋らしい景色になってきました。
まだまだ「もみじ」の色づいたものが少ないです。
そんな「おおはら雅の郷」の秋がこちら↓
そんな「博寿苑」の秋がこちら↓
気温も低くなってきました。
晴れていて、お日様が当たるところはポカポカしても、
風が当たると冷たく寒く感じたりもします。
風邪などひかないように、衣服もその時々に合わせて重ね着したりしてくださいね。
もう少しすると、
もみじが紅色に染まって綺麗な紅葉がみられるんじゃないかな?
その分、気温も下がるので、上着もしっかり準備しましょうね。
金木犀
2017年10月12日(木)
博寿苑の外周路ではこの花が咲いて香りを漂わせています。
金木犀は江戸時代に中国から来て、雄株しか日本になく、日本では実ができないそうです。
香りが強いのが特徴ですから、香り付けに中国のお酒やお茶にも使われ、日本でもトイレの芳香剤の匂いとしても活躍してたものですって。
小さい花なのに、香りをしっかりと漂わせます。
なかなかオールマイティになんでも得意な人はいないかもしれませんが、
誰でも得意なことはあると思います。
そんな得意なことを引き出して活用すれば、その人だからできることって
きっとあります。
できないことだけでなく、できることにも目を向けて、
生活を良くすることも大事なリハビリですね。
できることも、できないことも、全部ひっくるめて自分です。
そんな自分が「どうやって生活するか?」って
考えるお手伝いもリハビリですね。
文字情報
2017年9月21日(木)
先日声をかけると一緒に行くと言うので親子3人で「関ヶ原」を観てきました。
大河ドラマで時々背景を説明してきてはいたのですが、頭に入っていなかったようで、嫁さんも息子も「よくわからなかった」が一番の感想でしたorz
嫁さんはともかく私が息子と同じ年くらいにはわざわざ映画館まで足を運んで時代劇を見ようなんてありえませんでしたから(せいぜい大河ドラマを時々)、わからないながらも興味を持っているんだなとは思いますが。
映画が始まる前に気が付いたのですが、最近は視覚障害者のための解説音声サービスがある映画なんかもあるようです。テレビのドラマなんかでも副音声でやっているあれです。映画の場合は専用のラジオを使って音声を受信するらしいですが。
それはいいとしても実は私も映画わからないところが結構あったんですよね。私の能力が落ちたということもあるんでしょうけど、結構セリフが聞き取りにくかったんです。自宅でDVDで映画を見るときは邦画であってもその機能がある時は必ず字幕を出してみるようにしていますから、あらためて字幕の便利さと言うものを実感しています。
これは聞き取り辛くなくても、耳と目の両方からなので、セリフがすごく頭に入りやすいです。
ってことを考えると、映画館で解説の音声サービスよりもたとえ邦画であっても字幕が入る方が需要がはるかにあると思えるんですが。
DVD化にあたり字幕を入れる邦画も多いですから、手間は変わらないんだし劇場公開時から入れたってかまわないでしょうに。
最近はウェアラブルPCでメガネのモニターにいろいろと情報が映し出されるなんて奴も開発されてきましたが、そのうち会話している相手の言葉を即座にテキスト化してモニターに映し出すようになったら、それだけで誤解やトラブルが減りそうな気もします(勿論誤変換と言う問題があるので、相手の言葉を変換するのではなくて、自分の言葉を学習させたAIにテキスト変換させて相手に送るという方法が無難かな)。
次回私のブログは来週はお休みをいただいて(すみません、出張で出ずっぱりなんです)、10/5を予定しています。
49772
20170921
1046
実
2017年8月28日(月)
今朝、おおはら雅の郷の散策路では、
こんな実が赤くなり始めていました。
あまーい香りも漂っていましたよ。
無花果(イチジク)ですね。
まだまだ、ほとんどの実は緑で小さいですが、いくつか大きくなって、赤くなってきています。
葉っぱの中にかくれていましたので、パッと見てもあまり気付かないかもしれませんが、
よーくみるといくつか赤い実を見つけることができました。
リハビリで大事なことも、パッと見て気付かない変化に気づいて、関わることですね。
細やかな気付きがリハビリには大事です。
小さな変化も大きな変化へのきっかけになりますからね。
雨が降ると思いましたが、
2017年8月23日(水)
天気予報を見て、
今日は雨が降ると思っていましたが、
曇りながらも日が照ったりしましたし、雨じゃなかったです。
昨日、
外周路を歩いていたら、夏の花と秋の花がお隣さんで咲いていましたので、
写真でそれぞれ撮ってみました。
曇り空だったので、あまりきれいに移っていませんが、
ひまわりの足元からすぐ近くにコスモスが咲いていました。
…説明するより、一緒に写るように撮ればよかったですね。すみません。
夏が終わって、秋が来る。でも、
夏の花が咲き終わってから秋の花が咲き始めるわけではないですね。
リハビリも、
しっかり座れるようになってから、立てるようになる。
しっかり立てるようになってから、歩けるようになる。
っていうような区分けが明確にできるわけでなく、
座る練習と立つ練習も、
立つ練習と歩く練習も、
どちらも同時進行する時期が長かったりしますね。
区切りも大事ですが、
ステップアップは一気にできるものとは
限らないですね。
暦では秋ですね
2017年8月14日(月)
8月7日が立秋だったので、暦ではすでに秋になりました。
暑さが少しましになってくるのかな?
周りを見ても、暑さと大雨でお花もしょげている感じで、
最近は、いいなと思う写真が撮れませんね。
今朝、
「おおはら雅の郷」の駐車場で、見つけました。
これは秋の始まりでしょうか?
ほとんどは完全に緑ですが、色が変わりつつある枝がありました。
夏の花は終わりかもしれませんが、
今度は、秋の景色を期待して待ってみましょうか。
それとも、小さい秋をどこかで見つけましょうか。
皆さんも、
外に出やすい気温の日が増えてくると思いますので、
外出時は、周囲に目を向けて探してみてはどうでしょう。
見つけるって、とっても自然なリハビリになると思いますよ。
買い物
2017年7月13日(木)
九州南部では梅雨明けしたらしいですね。
このところ九州地方はマーフィーの法則を地で行くような(降れば土砂降り)天候でしたからほっとした人も多かったのでは。
今朝通勤途中に聞いていたNHKラジオのニュースでこんなこと言っていました(web pdf)。
私の父は久留米のJR駅から徒歩で15分程度のところに住んでいましたが、昨年1月に私の妹夫婦が住む福岡市へ転居しました。
それまで駅前にあったダイエーが潰れて、父がいきなり「買い物弱者」になったからです。生活必需品を買いそろえられるスーパーが1軒もなくなって、高齢で車も手放し、徒歩と乗り合いバスで一番近いスーパーまで行くのでも30分近くかかるのでは、腰を痛めた父には無理そうだったので、転居を決断して貰いました。
ニュースにあるように買い物弱者は過疎地に限った話ではないんです。モータリゼーションが進むと新幹線が停まるような久留米駅近辺に住んでいても徒歩圏内に日常の買い物をする店がないというような事態が起きるわけです。
こういう時の解決法は転居しかないのかなと思っています。
前々々回のブログに書いたように転居することで社会からの切り離しにはならないような配慮は絶対必要ですが、いつ飛んでしまうかわからないような移動販売に頼るよりは、安心な気がします。
まぁそれも身内や知人がいればこそで、高齢になってからの知った人間が誰もいない土地への転居はなかなか難しいでしょう(勿論皆が転居するようになれば、過疎化は急速に進行しますし)。
過疎地域では避けられない問題かもしれません。
次回私のブログは7/20の予定です。
48348
201780713
1753