京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

あんなこと

橋本

寄り道

2012年11月02日(金)

ここ何年かの習慣で、退勤後まっすぐ家に帰ることはありません。

仕事中に煮えたぎった頭をクールダウンするために、帰宅途中にある公園に寄ります。何をするでもなく30分から1時間をそこで過ごして帰るわけです。昨年の震災以降は省エネのため20:00には真っ暗になりますが、ベンチにぼんやりと腰かけています。

50近いおっさんが夜の公園で一人となると不気味ですが、まぁほとんど人がいない公園ですから良しとしましょう。

客観的に見れば無駄な時間かもしれませんが、私にとっては頭を切り替えるためにも必要な時間です。最近は出張続きでなかなかそういう時間も持てませんでしたが。

 

11月になりました。学生のみなさんも年度末に向けて、ぼちぼちと国家試験対策に取り組む人も増えてきていることと思います。

学生でなくとも当グループにも来年の国家試験に向けて準備する人もいます。今年残念ながら試験にパスできなかったからです。

 

理学療法士、作業療法士の国家試験合格率は毎年90%前後あるとはいえ、合わせて1万数千人が受験するわけですから、涙をのむ人もかなりの数に上るわけです。

学卒新人の合格率はかなりの高率ながら、再度のあるいは再々度の(5回、6回という人も…)挑戦となると、合格率は半分以下に落ちるともいわれています。

 

国家試験に落ちると翌年の再挑戦まで、働きながら、再度学校に通いながら、どこにも出かけずに家にこもりながらいろいろな思いと経験をしながら準備をするわけです。

 

その1年間をどう捉えるのか。本来は費やさなくてよかった無駄な時間と捉えるのか、自分にとって必要な1年間だったと捉えるのか、それはその人次第です。

 

次回私のブログは11/6です。

 

 

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