京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

あんなこと

土井

そういえば・・・

2013年5月04日(土)

5月の連休で何か記事を書こうと、色々考えながらテレビを見ていたら、

・・・風疹がかなり流行しており、

ゴールデンウィークの人の移動による病気の拡散が懸念されています・・・

というニュースをきっかけに、子供の頃の連休の出来事を思い出しました。

 

私は、小学生の頃の5月の連休に風疹やおたふくかぜにかかりました。

それはもう見事に連休前日の夜に発症し、連休中は休みなのにじっとしていて、

そして、連休明けには症状はなくなっていました。

(どちらも別の年ですが、見事に同じような状況でした)

今の時代なら、休日診療所なども整備されていますが、

もう20年以上前の地方の町にそんな物あるはずもない。

親が素人目に見るに、「風疹かな」「おたふくかな」という感じでしたので、

念のため、連休明けの朝一に小児科に連れて行ってもらうのですが、

医師が明確に診断できるような痕跡も少なく、

母からの問診から、「風疹」「おたふくかぜ」でしょう・・・という

ちょっと曖昧な診察を頂いたことを覚えています。

 

自分の母子手帳書いてある内容や当時の記憶による既往歴として、

メジャーどころは全てかかったことになっていますが、

これは、確定診断・・・ということで良いのだろうか?と感じます。

幸い昨年に事情あって、抗体が無ければ全て予防接種しなければならないということで、

検査する機会がありました。

結果として予防接種せずに済んだことから、

おそらく、この連休でかかったという判断で良いと思うのですが、

あえて、全部済んでますか?とその時は医師に確認しようともしなかったので、

せっかく検査したのに、何がどうだったか細かいことは分かりません。

そういえば、

軽い脳梗塞は季節は覚えているけど、いくつの時だったっけ?

ぜんそくを発症したのは? 子供の頃、毎週耳鼻科に行ってた病気は?

時間とともに、結構あいまいになっている!!!

 

新しく病院にかかるとき、

既往歴(今までにかかった大きな病気)について聞かれますが、

かなり診療上重要な情報なのに、当人はけっこう曖昧に記憶していません?

風疹のニュースでアナウンスされている、

「あなたは大丈夫ですか?」「分からない人は、検査や予防接種を受けましょう」

との問いかけに、

「はい、私は大丈夫!!!です」と明確に答えるには躊躇しました。

自分の病歴や子供の病歴をしっかりと残したり、

せっかく検査してもらったときの内容を控えておくことは、とっても大事ですね。

(※確認のため何度も何度も検査してもらうことは無駄な医療ですし、

むやみやたらに休日診療所や救急で時間外診療を受けないようにしましょう。)

 

それでも、この連休に「風疹」と「おたふくかぜ」にかかったことをよく覚えています。

それは、連休に遊べなかったということや、つらかったということだけでなく、

産まれ育った町内の子供会では、5月の連休にバス旅行(遊園地)が恒例イベントがあり、

病気の私を置いて、私以外の家族全員が遊びに出かけ、ひとりぼっちで留守番していた・・

という、悲しくて寂しい記憶だからなのでした。

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