作業療法って何をするの?
2014年1月30日(木)
皆さんは作業療法って何をすることか説明できますか?
私にとっても何をすることが作業療法かっていわれると難しいのです。
あれも、これも、それも、なんでも、かんでも作業療法です。
しかし、あれも、これも、それも、なんでも、かんでも作業療法ではありません。
そこの線引きが難しいです。
線が引かれるのは、したことそのものよりも、する目的や意味でしょうか?
今、医療や介護で報酬につながるのは個別にマンツーマンでするリハビリが主流になっています。
こうなってくると、その枠内で実施できる作業療法に選択肢が狭まってきます。
でも、それだけが作業療法ってわけでもないでしょう。
そもそも一対一で実施することが作業療法のルールではないですし、
本人からは作業療法士が見えていなくても作業療法中であったりします。
なので、一対一にこだわる必要も、本人に分かりやすく接する必要も、
絶対に必要かというと、あえてそうしないことも作業療法の一環です。
活動はあえて何かすることだけが活動ではない。あえて何もしないことも活動だと。
あえて誰かと居るのも活動だし、あえて誰かと一緒に居ないことも活動だ。
そして、活動はすべてリハビリになる。そう教わってきましたし、私自身もそう思います。
でも、人まねや、過去の経験をもとに、
誰かと同じことをしても、誰かと同じように何かをしなくても、
うまく効果が出ないこともあります。
???
ワケワカラナクナッテキタデショ。