京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

どんなこと

橋本

みんな昔は若かった

2013年6月21日(金)

昨日、訓練室で患者さんがパソコンで映画を見ているところに遭遇しました。

映画はなんと「風と共に去りぬ」。
日本での公開は昭和27年ですが、製作は昭和14年です。戦前のあの時代に4時間近いあんなカラー映画が作られた事は驚きです。

昭和27年、20歳そこそこであった人たちも今では80前後となっているわけですから、「風と共に去りぬ」は若い頃に見た感動の映画ってことでしょうか。

私が就職した頃(20数年前)には、女性の患者さんの中でルドルフ・ヴァレンチノのファンが何人かいらっしゃいました。当時の大スターで彼が死んだ後、世界中で後追い自殺する女性が何人も出たと聞いていますから、その人気のほどが伺えます。彼は大正15年没ですから、当時20歳そこそこであったファンの女性も、私がお会いした時には80歳ほどになられていました。
ヴァレンチノの話をする時、患者さんがとてもうれしそうに話されたり、とても恥ずかしそう(はにかみながら)に話されていたことを思い出しました。

京都大原記念病院の訓練室の壁は結構殺風景なので、往年の名画のポスターでも何枚か貼れば、患者さんと若いスタッフとの会話のきっかけにもなるかと思うんですが。

先日調べてみたら、昔の映画のポスターって人気あるんですね。復刻版でさえそれなりに高価で、何枚もってわけには行きませんし、1枚だけってのもねえ。

次回私のブログは6/27です。

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