転職の前にご一考
2014年6月17日(火)
昨年あたりから、毎週1通は人材バンクからFAXが届くようになりました。
私の手元に来るわけですから、当然各人材登録会社に登録されている理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の紹介です。
FAXには資格、年齢、経験年数、性別、居住地など多くてもその程度の情報が書かれています。紹介人数も最近では2~10名前後とかなり増えています。
大体その程度の情報で判断するぐらい軽率でもありませんが、そのFAXを読んで面談だけでもしてみようかと思える人材は皆無でした。
とにかく卒業後1~2年で再就職をしようとしている人がやたらに多い。たまに5年以上の経験ありとなっていても、既に転職3回目とか。
人それぞれいろいろな事情もあるでしょうし、誰もが新卒で理想の職場に行き当たるとも言いませんが、努力が足りないし、我慢がなさすぎです。
新卒で1~2年で辞めちゃう人は、おそらくいろいろと職場に不満があってのことだとは思いますが、そもそもそんな職場を選んだのも自己責任。
長年求人活動をやってきましたが、売り手市場のせいか、巷の一般学生のようにそれなりに企業研究をして就職先を選んでいるリハ学生なんて50人に1人ぐらいだと思います。
資料もろくに読まず、独自の情報収集もせず、病院や施設側が提供する情報だけで判断するリハ学生が大半です。
売り手市場だからと、就職に失敗しても安易にやめる人が多いのでしょう。確かに1~2年で辞めたり、転職を繰り返している人でも再就職は容易ですが、今も昔もまともな職場はそういう人を雇わないということも知らないんでしょうかね。
次回私のブログは6/23です。