不備か、機能不全か
2015年3月08日(日)
所用があってちょっとだけ出かけました。暖かかったので薄手の上着を着ただけでしたが、それでも昼日中の日差しに当たれば、汗ばむくらいでした。蓬莱山を望めば積雪していましたが。
先月、川崎市で中学生が可哀想なことになってしまいました。
そう言う事件を受けて川崎市では緊急相談を受け付けるシステムを作ったそうです。
何か問題があると、人間が作ったシステムに不備があったのかあるいは機能不全を起こしていたのかが、気になるところです。
不備というのは予想外の出来事に対応できていないことがあった可能性が考えられますし(要するに何かが足りなかった)、機能不全は不備は無いけれども運用する人間に問題があって対応出来なかったと考えられます(足りてたけど働いてなかった)。
川崎市では新たにシステムを構築し付け加えた訳ですから、この問題をシステムの不備と捉えたと、私は見ます。
機能不全なら、運用する人間に問題がある訳ですから、そこを正すだけで十分なわけで、新たにシステムを作る必要は無い訳です。
言い換えると事件の被害者を取り巻く社会環境(要するに保護者、学校、警察)は十分な対応が出来なかったが、それぞれがちゃんと機能してなかったという訳ではなく、彼のようなケースに対応するシステムが無かったと言ってる訳です。
勿論そうでなかったのは、連日の報道で明らかです。今あるシステムで十分対応可能であった筈ですが、如何なる理由でか、人間が運用を誤った訳です。緊急相談システムの導入は私たちに問題がなかったと主張しているように思うのは私だけでしょうか。
とこれ以上は過激になりそうなので、控えます。リハ医療に繋がらなかったけど察してください。
次回私のブログは3/14です。