頭で遊ぶ
2019年9月20日(金)
先日車中のラジオでベニクラゲの話を聞きました。なんでもベニクラゲには寿命がなく何度も若返るとか。
何度も若返ると言っても実験では10回が記録とかで、それ以上可能かどうかはわからないらしいのですが、理論上では何度でも可能らしく、ベニクラゲが誕生した5億年前から生きている個体もあるかもしれないとのこと。
まぁどれほど個体数が多くても5億年の間、一度も捕食されることもなく、天変地異にさらされることもない個体などありえないでしょうね。
ありえない、限りなくゼロに近い可能性ではあります。
面白いなと感じるのはもしベニクラゲで5億年生きている個体があるとするなら、もしベニクラゲに脳があるとするなら、完全ではないにしても5億年分の記憶がそこには蓄積されているということになるんじゃないかと。
でもクラゲには脳はないし、でもでも実は人間の脳でも映像記録にして13.3年分の容量しかないのでほとんど期待できないなぁと頭の中で遊んでいました。
ところがベニクラゲとは何の関係もなく、昨日何気にプラナリアについて調べていたら(どちらもなかなかDIE HARDと言う共通点がありました)、プラナリアは脳以外の部分で記憶している可能性について言及している記事がありました。
およそ人が作ったものでは万のオーダーの年数に耐えられるものはないと思われるので、脳がないとされるベニクラゲにもプラナリアのように脳以外の部分での記憶が可能なら、1億年後の何か(勿論人類は滅んでるでしょうね。シーラカンスのように生きながらえるとは考えにくいし)に向けてなにがしかのメッセージを送ることは可能かなぁ。
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