教えてくれる人って上手な人ですか?
2012年4月19日(木)
さて、
私は作業療法士ですので、書字の練習なども患者さんにした経験があります。
字を書けるようになるために、上手に書くために患者さんは、
私のアドバイスを受けて一生懸命に練習します。
私の担当していた患者さんも字が書けるようになって、喜んでくれたりしました。
でも、
私自身は、字を書くのが嫌いで、苦手で、
子供の頃より、人様からは「ミミズが這ったような字」と言われております。
でも、
患者さんには練習方法は指導してきましたし、アドバイスもしました。
そして、患者さんは私よりずいぶん上手な字を書けるようになりました。
こんな仕事していると、
指導している人は上手にできる人だと思われたりします。
でも、本当はそれほど出来なかったりします。
何でもできるスーパーマンは居ません。
でも、細かく確認して、次の一手をアドバイスする。
自分が上手にできるかどうかよりも、患者さんにできるようにする術を持つかどうかです。
それが僕らの仕事です。
ブログが手書きだったら、きっと僕は書くメンバーに入って無いでしょうね。
…だって、誰にも読めない字ですから