あなたの運はいかがですか?
2013年3月04日(月)
ようやく風邪も治まってきました(扁桃腺がまだ腫れてますけど)。
昨日もおとなしく在宅で本を読んでいました。本といっても「本当にあった嘘のような話」などという話のタネにしかならない内容です。
ただちょっと印象に残ったのは、「今まで心理学者は人の知能や性格、遺伝子、外見、育った環境が人生にどう影響を与えるかを研究してきたが、運の良し悪しについて考察した研究はこれまでほとんどなかった」という心理学者の意見と研究を紹介してあった章です※1。
その研究によると自分を「運が良い」と思っている人と、「運が悪い」と思っている人では行動特性が明らかに違うということらしいです。
本を読んだ上で私なりの解釈ですが、目の前に無数のボタンがあったとします。
まずどれか1個のボタンを押せば何らかの良い結果が得られると思われる場合、「運が良い」と思っている人は、どれだけ最短の時間と作業でそのボタンに行き当たるか、考えた上でボタンを押し始める。「運が悪い」と思っている人はとにかく端から順番にボタンを押していく。
どのボタンを押しても、どのような結果が得られるか皆目わからない場合、「運が良い」と考えている人はとにかく片っ端から目に付いたボタンを押していく。「運が悪い」と考えている人は何もしない。
そういうことらしいです。
そんなことを考えながら、今朝、ネットのニュースを見ているとこんな記事が目に留まりました※2。
これはどう考えたらいいんでしょうかね。私なりの解釈以外にも、「一生懸命生きてたら運が向いてくる事もある」ってことでしょうか。
運の良し悪しを主観的にとらえた場合の行動には違いがあるという話でしたが、これを客観的に「仕事ができる」人と「仕事ができない」人の行動の違いに置き換えてもぴったり来るようです。
次回私のブログは3/11です。
※1「本当にあった嘘のような話」マーティン・プリマー、ブライアン・キング著、アスペクト文庫。