京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

へんなこと

遠藤

こちら大原は

2013年8月16日(金)

小学生は夏休み。
私が小学生のときは、家の近所で
セミ、バッタ、トンボ、蝶、時にはクワガタなど取りました。
自宅の裏を流れる川でも、サワガニやザリガニを取りました。

 

そんな川もある時、工事があって、コンクリートで覆われて、サワガニは居なくなり、ザリガニも減ったことを覚えています。そして、その川に出ていた蛍も居なくなりました。
もしかしたら、その時は意識しませんでしたが、時々見つけて怖がった蛇のアオダイショウも居なくなったのかも知れません。

 

都会に引っ越さなくても、徐々に昔の自然とのふれあいは減っていると思い出しました。
その中で、ふと職場の周囲を見ると、この大原の地は、京都市であり、観光地でもありますし、道路などを見ればコンクリートですが、道路から顔を上げると里の風景です。自然が残っている事に何か感じるものがありました。

 

自宅の周辺は、自分が子供の頃に遊んだ風景に似てはいるけれど、やっぱり自然は少なく思います。
でも、昔を思い出さないと、そんなことを思いもしないぐらい、私たちもコンクリートに違和感なくなじんでいるんだと、思いました。

 

人間は何気に、自然を加工して、自然から遠ざかっては、自然に憧れている。そんな気がします。
大原は気持ちの良い自然な空気がある里です。街中のコンクリートから離れて、観光名所の柴漬け屋さんや寺院もあります。秋になれば紅葉狩りにも良いところです。
たまにはおいでくださいまし。

 

ちょっと憧れる。ここはそんな風景ですよ。
それが、私たちの老健や病院に入所や入院したときの特典でもあります。
四季を感じる大原からでした

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