良いものって・・・何?
2014年2月02日(日)
職業柄、良いものを紹介してくださいと言われることが度々あります。
靴の・・・装具の・・・杖の・・・車いすの・・・医療の・・・介護の・・・などなど。
でも、いつも思うのですが、「良いもの」って表現は難しい。
「良いね!高価なだけあって・・・」
っていうのも、良いもの。
「あそこが作って(売って)るんだから、良いものだね!」
っていうのも、良いもの。
「これはよくできているね!いろいろ出来る!」
っていうのも、良いもの。
「これはシンプルだけれど、使いやすいね!」
っていうのも、良いもの。
「さして拘りはないけど、こんなんでいいんじゃない?」
っていうのも、良いもの。
「金額の割に、素敵なんじゃない?いい買い物ね!」
っていうのも、良いもの。
「まあ、そんなもんじゃない?」
っていうのも、良いもの。
良いものって、意味は共通じゃない・・・・。
だから、
「良いもの」→「Fitするもの」と置き換えて、考えるようにしています。
結局のところ、良いものって言葉は、
自分に合っているかどうか、それにする価値を自分が感じれるかどうか・・・
そういったことになりますので、
本人の気付かない、ぴったりなものが見つかれば、とっても喜ばれます。
「イイね!」って、かなり難しいですね。
ちなみに、「イイね!」という言葉は、私はあまり好きではありません。
というのも、私には、しょうもないことで、こだわっていることが結構あって、
(妻には迷惑がいっぱいかかっていますねぇ・・・。)
そして何故か、そんな物に限って、「すごい!イイね!」って言われます。
でも、ほとんどの場合は、「じゃあ・・・」と勧めても、「私は・・・」と反応がない。
じゃあ、イイねって言わんといてよ・・・と。
こだわってないものも、山ほどありますが、それが「イイね」って言われても、
「そお?あんまり気にしなかったけど・・・。」と言う感じ。
共感している「イイね」は、お互いにとってもうれしいですが、
共感のない中途半端な「イイね」は、ひょっとして地雷になるのかもしれませんね。