名月
2019年9月10日(火)
さて、もうすぐ十五夜です。
博寿苑ご入所中の皆様と作りました。
一人一人は、
紙を指でちぎる方もいれば、ハサミを使う方、
紙を貼る方、できる能力に合わせて、
大きな作品を作るのに協力して頂きました。
一つは模造紙程度の大きさの貼り絵です。
そして、
もう一つは張り子で作った月と綿雲です。
これで、どんな天気でも博寿苑では満月が見られます。
今まで、貼り絵はいくつも作ってきましたが、
立体の張り子は今回初めての方が多く、
いつもは何回も同じことをするのは「この前したからいいわ」と遠慮される方も、
「今日はしないの?」って言うてくださったりしました。
たまには目新しいことをするのも気持ちが乗って
同じ作業をしても、やる気も意欲も湧いてきて体が良く動くものです。
私は、作業療法士ですが
「意味ある遊び」が学生のころから、私がリハビリで提供したい変わらぬテーマです。
楽しいだけでは、ただの遊び、レクリエーションですが、
意味があるリハビリをするにあたって、
効果が同じなら楽しい方が良いって思っています。
作業療法ってそんな一面があるんですよ。