無理は続かない
2012年12月04日(火)
先週、第3子と一緒に自宅近所を散歩していて、
1Fよりも2Fのほうがかなり大きくて、1Fの壁が明らかに少ない木造住宅を見かけました。
年代も文化住宅がもてはやされた時代かそれ以前のもののようでしたので、
耐震設計や強度計算が十分なされていない年代の建物ではないでしょうか?
かなりバランスが悪いと一目でわかるような印象でしたので、
大丈夫なん?この家・・・としばらく気になっていました。
私は、変なところに気がついて気になる癖があるようで、
天井から吊り下げているものとか、スッと高く立っているものなどをみると、
落ちてこないかなぁ、切れてしまわないかなぁ、倒れてこないかなぁ・・・なんて
いろいろ考えてしまいます。
特に古いもので、物理法則的に無理しているものって、気になって仕方がありません。
どんなものでも、時間や環境と共にへたってくるし、
理想的に設計どおり完璧な材料や手続きで建築されるものばかりでもないでしょうし、
明らかに感じてしまうくらいのアンバランスなことって、
たとえば、積み木や工作などで無理しないと作れないようなものって、
物理的に無理もかかるし、ずっと同じ状態を保つのも難しい。
ニュースを見ながら、そんな無理があるものって、
より注意して管理するようにしないと危ないなぁと、痛感した週末でした。