口腔
2013年6月08日(土)
6月4日は歯の衛生週間でした。
小学校ではこの日の前後に歯科検診があったかと思います。
歯と言えば、
脳卒中で片麻痺や失語症・嚥下障害など後遺症が残ると気に掛けて頂きたいのが口腔です。
片麻痺が残るとなかなか体を動かす事がでず、歯磨きや入れ歯の手入れが不足しがちになります。
また口や舌が麻痺して動かない場合は、方側に食べかすが残ったり嚙合わせ悪くなる事があります。
その様になりますと、口の中に雑菌がたまったり口臭がひどく・時には歯茎がヤセ、義歯が緩んだりもします。
また唾液も出にくくなり、口が乾燥して自浄作用が期待できずに虫歯や歯肉炎になる事があります。
これで食事が取れると思われますか?
※食べたいと思っても痛かったり、無理に飲み込もうとすればむせたりして・・・
ご飯を残してしまうでしょう。
満足に食事を取る事もできず、次第に体重が減少してしまいます。
※好き好んで体重を落としている訳ではありません。
体重が急激に減少すれば、体力的にも影響してしまいます。
特にこれから元気になって頂く為には、やはり体力は大事です。
そのためには、
口の中を衛生的に保つ事
虫歯や歯肉炎ならない様に手入れをする事
しっかりと口や舌の運動を行う事
です。
しかし脳卒中に限った事だけではありません。
年を取る事(高齢者)に注意しなければならない事です。
皆様、いつまでも自分の歯で食事が取れるよう ケアはしておきましょう。