オーストラリアのGP
2014年2月24日(月)
オーストラリア視察研修でのお話です。
ここでのGPは、General Practitionerと呼ばれる一般開業医がファミリードクターになる事。
この制度は日本の医療制度とは異なり、オーストラリアでは最初の診療を受け持っています。
まず診察を受ける場合、最初にいきなり専門医や大学病院に行くことはできず、このGPの紹介がないと専門医や大学病院では受け付けてはもらえません。
※ここ日本の場合は、風邪かな?とか○○かな?と自らの判断で専門医へ行ったり大学病院に受診したりする事も出来ます。しかし、オーストラリアでは×です。
※また日本では、自らが症状で診断して病院をきめている事が多いのですが、それは主に過去の症状と類似している所から判断したり、それとも季節ごとに騒がれている病気から拾上げている事が多く結果、軽症にも関わらず専門医や大学病院に受診することで効率が悪くなる事があります(待ち時間が長いなど)。
~そうすると自らの診断ではなく、医学的に診断していただく訳ですから安心ですね。~
~GPはまるで総合診療職ですね。~
また、このGPは町に多く点在しているそうで、24時間営業の診療所もあるそうです。
※地域に根ざした医療ですね。
日本的に言いますと、ひと昔の町医者を思い出します。
その様にして皆様の健康を預かっているんですね。
しかし、国は変われど健康を預かってくれる町医者は、何よりも心強い事ですね。