京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

こんなこと

岩崎

所変われば

2014年3月02日(日)

所変われば品変わると言いますが、

ここでは海外の医療保険制度についてお話致します。

皆様のご存知の通り、我が国、日本では公的医療保障制度がほぼ100%に近い状態です。

※民間保険に加入されている点は除く。

しかし、英国・米国・オーストラリアの医療保険制度は、

民間医療保険+公的医療保障制度(メディケア)の2階建てとなっております。

その配分に違いはあるものの、この様なシステムを取られています。

※英国は公的医療保障制度が基本、しかし米国では民間医療保険が基本(低所得者や高齢者はメディケア・メディケイドと呼ばれるもの)。

オーストラリアは公的医療保障制度が基本ではあるが、民間保険との割合が英国とは違います。

この様に考えると、日本は医療保障に優しい国かも知れませんね。

 

別話。

日本では歯の治療は公的医療保障制度が適応されますが、オーストラリアでは民間保険が適応となり、公的医療保障制度(メディケア)は適応されません。

そうなりますと、支払い金額は○○万円となる事も。

時に海外では公的医療保障制度が使える領域にも違いがあります。

※お財布と相談しながら治療することに。

 

医療制度も違えば、使える領域にも違いが・・・まさに所変われば品変わるですね。

その様に思うと、日本の医療制度を大切にしたいですね。

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