京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

そんなこと

橋本

好きとか嫌いとか(合うとか合わないとか)

2019年8月20日(火)

最近ご近所の国とうまくいっていない日本です。

この国の関係を家庭になぞらえるとどうなるでしょうか。

 

例えば私の隣家のご主人と私は仲が悪い。何が原因でとか、どちらが良いとか悪いとか言っても仕方がないくらい拗れている。

でも嫁さん同士は仲が良くて、おかずの余りモノをあげたりもらったり、井戸端会議をしたりとそれなりの付き合い。子供同士も学校は違えど同学年だからよく一緒に遊んでいる。

こうなってくると私や隣のご主人の取るべき道は、おそらく挨拶以外は関わらないしかなさそうです。今さらお互いの非をあげつらっても悪化するばかりですし、そうしてどちらか一方が折れて頭を下げても、一方的な謝罪には結局悪い感情しか残らない。

だからと言って嫁さんや子供の交流はこちらにマイナスがない限り、止めるのは大人気ない。

 

まぁ隣の旦那とは挨拶程度で後は無視、それ以外のご近所さんとせいぜい仲良くするぐらいですかね。

 

いつぞや経営コンサルタントの書いた雑誌のコラム(誰が書いたか、何の雑誌だったか失念しました)が目にとまりました。

その方は起業して年間数十億もの売上を上げる会社を育て上げたものの、社長に「向いていない」と言う理由で、会社をあっさり売却。以降経営コンサルタントに徹しているそうです。

 

それだけの会社を興しながら社長に向いていないと言うコンサルタントに誰もが驚かれるようですが、彼曰く「誤解を恐れずに言うなら社長とは売春婦でなければならないから」だそうです。

 

すごく品がない表現をしますが、ビジネスならば相手が白馬の王子様だろうが、小汚いおっさんだろうが嫌な顔一つせず寝るのが売春婦。

 

どれほど忌み嫌っていようが、生理的に受け付けなかろうが取引相手ならば、にこやかに握手をして、冗談の一つもかまして、酒の一杯も飲んで、一緒にゴルフをラウンドするのが社長、ということでしょうか。

 

それをビジネスとして当然のこととしてできないから「社長に向いていない」ということらしいです。

 

先日立て続けに若いスタッフから、合わない相手、嫌いな相手とどうやって付き合ったらいいのかと聞かれました。

 

私は売春婦でもないし、社長でもないので上述のような覚悟なんざ欠片もありませんから、個人的な話ならば関わらないに限るとしか言いようがありません。

 

仕事の話であれば、好きとか嫌いとか言っていても、同じ職場で同じ目的で働いている以上、助けたり助けられたりがあるはずで、そういう状況では好き嫌いなどどうでもいい話になるもんです。

 

もし仕事の上で好き嫌いの果てに足を引っ張る輩がいるとすれば、それは組織の敵なので潰すだけの…

 

とまぁもっともらしく書いてますが、頭じゃわかっていても、心から納得と言うかそう思うようになったのは50越えてからですね。

私もまだまだです。

 

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