合衆国
2020年6月18日(木)
彼の国では白黒つけようと大騒ぎしているようです。
私もコメントしようと思いますが、どう書こうと炎上しそうです。
アメリカの騒ぎは尋常とは思えません。
火に油を注ぐような為政者の言動も問題ですが、黒人に何かあればすべて「差別」と結び付けて騒ぎ立てる一部の人間とそれに同調する人たちには不信を感じます。
行き過ぎた警察組織に規制をかけるのはもっともですが、今の騒ぎの原因を考えれば黒人が暴れていても手出しできない警察官が増えるんじゃないでしょうか(反対に白人だったら何しても騒がれないという逆差別になるかも)。
先日NHKのラジオニュースで聞きましたが、アメリカの動画配信サービスが「風と共に去りぬ」を配信停止にするそうです。「内容が差別的」だからだそうです。
正直頭がおかしいのかと思いました。あの映画で描かれている時代、南北戦争前後を描写しようとすればどうしても差別的表現は考証的に避けて通れないと思います。それを避けて通ればどうなるのか。何も考えずに「臭いものに蓋」と言うのがよく表れている話です。
あれが駄目なら時代劇なんざ差別的表現ばかりになりますが(以降、表現が過激になるため自主規制)。
確か中学校の時だったか、United States of Americaを「アメリカ合衆国」と訳したのは素晴らしいとは社会科の先生の弁です。多民族国家だからこそ「合州」ではなく「合衆」だろうというのがその先生の意見でしたが、実際のところは諸説あって多民族国家だからと言うのはないようですが、ここは私も先生の説に与したいところです。
アメリカの独立当時(1776年)王政を取っていない国はアメリカだけだったそうです。つまりその時からアメリカは特権階級を廃し、機会に平等な国を目指しだしたんでしょう。まだまだ道半ばですがせっかくここまで来たんだから、誰もが冷静さを取り戻して前向きに解決してほしいものです。
皆さんはどう思いますか?
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