京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

へんなこと

遠藤

インターネットの情報

2012年11月30日(金)

以前は、パソコンやインターネットは一部の人だけが利用しているものでしたが、

今ではいろんなことに使われています。

仕事でも、遊びでも、生活に欠かせなくなり、とても便利になったインターネットですが、

その反面、ウィルスや情報漏えい、誹謗中傷、虚偽情報の発信など、

インターネットを使って拡散するトラブルも増えてきました。

 

インターネット上では、

人と人が直接顔を合わせてしているのではなく
どれも、身分や顔を隠しています。

※顔写真が出ていたとしても、写真が本当である保障もありません。
他愛無い悪戯のつもりでしている人は多いかも知れませんが、
結果として悪質なものもあります。

 

嘘や偽りの自分でも、アクセスすることができる自由なインターネットという環境。

現実とは違う、仮想の自分でアクセスしている方も多いでしょう。
もちろん多くの方は、悪さをせずに真っ当にインターネットを使っています。
だからこそ、相手が自分をだましていることに気づきません。
「私がしている=相手も同じようにしている」と先入観が働きます。

 

先入観よりも本質を見ないと、
インターネットから集めた情報には、嘘や偽りが混じっています。
嘘や偽りに踊らされないようにしたいものです。
中には、嘘や偽りのつもりが無くても、尾ひれがついた話はたくさん転がっていると思います。

そもそも、その情報を書き込んだ人が嘘とは思っていないこともあります。

 

最初は主観だったことが、誰かが話を引き継いで、主観を客観に置き換えます。
そして、さらに誰かがそれを事実に置き換えて、その事実を元に想像が主観として書き込まれ、
主観を…ってな感じでしょうか?
最初の人が悪いわけでは有りませんし、誰も悪くないかもしれません。

 

楽しく会話をしていると、

便乗したり、大きく話したり、おかしく話したり、想像を混ぜて話したり、

普段の友達同士の会話ではよくあることじゃないですか?
でもその情報は事実とは遠い物になっていきます。

会話なら表情や態度で嘘や大げさに気づきますし、その場で確認できますが、インターネットじゃ分かりません。

 

情報をインターネットで探す事が多くなったからこそ、気をつけたいですね。
このブログを読んで下さったあなたも、インターネットで情報を探している一人です。
気をつけてください。
残念ながらセキュリティーを高めても、ウィルスチェックはできても、
嘘発見器の仕組みは搭載されていません。

 

嘘に嘘とは書いていませんし、

嘘ほど本当に見える興味深い内容を書いていますから。


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