この季節
2013年1月06日(日)
昨日(1月5日)、暦の上では小寒であり、これから益々寒さが厳しくなります。
その様な時期であり、今日は特に冷え込みが強く感じられました。
外を見ると自動車のフロントガラスどころかボディーまで凍っており、
また道路に設置されている掲示板では-3℃が表示され、その付近では氷柱を久しぶりに見ました。
※私の家は山付近でございますので・・・。
特に寒さを感じたのは、着替えをする時。
休日は暖房が効いた部屋でのんびり着替えをするのですが、本日は勤務日ですのでその様には行きません。
※本日、暖房器具のタイマー時間を間違えてセットしており、この様な事に。
朝から時間との戦いで、暖房が利く利かない関係なく早々に身支度をしたのですが、
服を脱ぐのはまだしも、服を着るにもその服は冷たく身震いしながら着替えを済ませました。
しかし寒さのおかげで目はしっかりと覚めますが。
これからの季節、特に温度差には注意が必要となります。
特に血圧に問題を抱えている方は、温度差が大きいと血圧の変動(高くなったり)は心臓・脳への負担となりリスクとなります。
特に
・お風呂(一番風呂は浴室が暖まっていないため)
・トイレ(朝のトイレは冷えます)
・水周り付近(朝の台所は足元が冷えます)
など
しかし一番大切な事は、急いで行動しない事でしょうか。
そう考えると、この季節スローライフで如何でしょう。
過去に出会ったすごい人
2012年12月29日(土)
リハビリの仕事についていると、
たまに、すごい人に出会います。
どうすごいかというと、こちらの想像を超えて回復する人です。
そういう人たちの特徴は、
1.前向きであること
2.努力を惜しまないこと
3.スタッフが見ていないところでも頑張っていること
4.ジョークや遊びが好きなこと
5.失敗を笑えること
6.素直なこと
です
まず「前向きであること」
これは、訓練していても、訓練を続けた結果、自分が後々できるようになることを
イメージしながらしていることです。
たとえば、物を動かす練習をしても、練習している物ではなく、
自分が扱いたいものをイメージして、
「あれはもう少し重くてすべるから、もっと慎重に動かさないと、いけないな。あれだったら、こうだしな。」
みたいな事を考えているんです。
今している事が「できるように」ではなく、「できるようになった後のこと」を考えているんです。
そして「努力を惜しまないこと」
これは、当然ですが努力したら良いに決まっているんですが、
その努力が、こちらが「それぐらいにしとかないと」って、止めるまで、
自分がした方が良いと思った事は、続けていたりするんです。
次の「スタッフが見ていないところでも頑張っていること」
これは、努力を惜しまないことに似ていますが、どちらかというと、
「スタッフをおどろかせたい」って思ったり、「一度やってみようと思い立った」みたいな、
スタッフに言われたことを自主トレで頑張るのではなく、
自分で「やってみたらどうだろう」って考えてやってみる人なんです。
次の「ジョークや遊びが好きなこと」
これは、「スタッフが見ていないところでも頑張っていること」の原動力にもなっているのでしょうが、
とりあえず、いつも楽しくなるために、取り組んでいるんです。
おしゃべりも、趣味活動も、以前がどうかは、ともかく置いといて、今できる楽しみを満喫しようとされます。
次の「失敗を笑えること」
これは、とりあえず自分が失敗しても受け入れて、笑い話にしてしまいますし、
人の失敗も目くじら立てるよりは、笑い話にしてしまうのです。
患者さん同士の言い合いを見かけても、どちらの言い分も分かると言いながら、結局笑い話にしてしまいます。
失敗を受け入れる器があるって事でしょうかね。
そして「素直なこと」
これは、もう驚くぐらい、素直に訓練中指示に従って、アドバイスにしたがって、するんです。
日常のことは言うことを聞かない人も、いざ訓練となると、すべてを素直に受け入れて実践していくんです。
私が出会った想像を超えた人たちの共通する特徴でした。
きっと、リハビリスタッフは納得してくれると思うのですが。
なろうと思ってなれないかもしれませんが、
ちょっとは参考になりますか?
さて
2012年12月25日(火)
クリスマスですね。
一家三人で熱心に読んでいる漫画があります。
その名も
「聖☆おにいさん」(せいんと おにいさん)です。
世紀末の危機を乗り切ったブッダとイエスが休暇を取って、下界に下りて立川(!)でアパート住まいするという話です。
クリスマスをサンタクロースが初めてトナカイでの飛行に成功した日とイエスが勘違いしていたり、休暇中の生活費稼ぎにブッダが天界向けの四こまマンガを書いていたり、二人で組んで「パンチ(ブッダ)とロンゲ(イエス)」というコンビ名でお笑いデビューを考えていたりと、人間臭く二人の聖人を描いているのが魅力です。
大多数の日本人と同じく私にもさほど信仰心はありません。でもブッダもイエスもそれほどに人間臭い人たちだったならば、信仰は持たずともファンにはなっていたかもしれません(勿論9歳の息子はサンタクロースを信じています)。
次回私のブログは元旦です。
失敗は成功の母
2012年12月23日(日)
1年の締めくくりが近づいていますね。
仕事をしていると、いろいろトラブルに遭遇します。
どんな仕事でも、トラブルは起きると思います。
トラブルの原因は人だったり、物だったり、環境だったり、色々複合的に関わっていると思います。
でも、
その原因の一つには必ず自分が入るはずです。
ここで、自分を原因に入れない人も居るでしょう。
そういう方はおそらく自分の責任を受け止めるだけの力がないのだと思います。
自分を原因に入れない人は、その時々のトラブルで自分に責任は回って来ないかもしれません。
しかし、そのうち責任ある仕事は回ってこなくなります。
でも、自分では、ミスもしていないし、周りのせいでできていないだけって思いこんじゃってますね。
そのうち「他人のせい」で仕事を辞めていくかもしれません。
これでは、いけません。トラブルが起こらない仕事なんて、どこにもありませんから。
全部を自分のせいにする必要はありませんが、
自分がどうすれば防げたのかは、考えないと問題解決ができません。
※それを失敗ととるか、結果として捉えるかは人の胆力の差だと思います…。
この問題解決する思考こそが、次への企画につながり、未来を作ってくれると思います。
学生の皆さんは卒業後に就職して、新たな「仕事」に向き合うことになります。
必ずどこかで、クレームや事故、仕事が上手くいかないなど、トラブルの関係者や発見者になります。
その時、必ずどこか、自分に改善できることがあると思って考えてください。
そして、その為に報告して連絡して相談してください。
小さな失敗を自分のものとして振り返り、次につなげることのできる人だけが、
次の大きな失敗を回避できる人だと思います。
「失敗は成功の母」ですから、
そんな大事な母を他人のものにしては、健やかな発達も成長もできませんね。
そういう意味で、あなたの療育環境を作るのは、あなた自身の心がけですよ。
今年のうちに。。。
2012年12月15日(土)
今年も残すところ半月になりました。
みなさん年賀状は出来上がりましたか?
今日12月15日から25日の間に出すと元旦に届くそうです。
例年、我が家は年の瀬になって大慌てで年賀状を仕上げ投函することが多く、
毎年来年こそは余裕を持って『作るぞ!』と思いはするものの
今年もまだ手付かず。。。
それに、
子どもが生まれてからの年賀状は子どもの写真を使って作っていますが、
今年はその写真の整理も出来ておらず、デジカメのSDカードに入ったまま。
まずは写真を整理して、ベストショット探しから・・・
元旦に届くように、、、できるかな、、、でも、頑張るぞ!!
年賀状、大掃除 etc etc
今年のうちにすべきことは済ませて、良いお正月を迎えたいですね。
明日は衆議院議員総選挙。
選挙権のある方は投票に行きましょうね。
こと納め
2012年12月09日(日)
先日、2013年度の手帳を頂きました。
真新しい手帳。
まずは、パラパラと開いて。
真っ白なキャンバスを見ながら2013年はどの様な年になるのだろうか?
※良い年であります様に。
そんな事を思いながら、何回もパラパラと開きました。
そうした後、2012年度の手帳をおもむろにパラパラとしてみて。
そのキャンバスにはいろんな事が書きつづられていました。
時にその字は読めず、時にその字は薄れて見えずでしたが。
※もう少し綺麗に書いたらと思うほどに汚い字です。
いろんな事を取り組んだ事に対し、やり残した事、反省する事など多岐に渡りすぎて、愕然する事も。
手帳をご利用されている皆様は、
この一年、さまざまに取り組んできた形跡と、その成果を手帳には標されている事だろうなと思います。
※一度時間がありましたら、読んで見て下さい。
いろんな思い出と共に発見もあります。
何か、この手帳は私にとって軌跡と財産が作られた記録の様な気が致します。
ですので昨日12月8日(土)は、こと納めならびに針供養の日です。
この手帳に感謝しながらこと納めとして、本日から心機一転で2013年度の手帳に予定を書き込んでいきます。
どんな事がここに刻まれるのでしょうか?
そう思うと楽しみな1年になりそうです。
体を動かすコツ?
2012年12月08日(土)
たとえば、よく使われる例が、
椅子に座っている方に、
部屋から移動しようと思って、
「歩いて下さい」といっても歩けないのに、
「あそこへ行きましょう」というと歩いて移動できたりします。
歩く練習中に、
「足を上げて下さい」といっても足が上がらないのに、
「これをまたいで下さい」というと足が上がったりします。
言葉や環境が作るマジック(専門用語では有りません。私がそう呼んでいるだけです。)です。
何気ないことですが、この要素を使う訓練は結構あります。
だって、この方々はふざけているのではなく、
本当にできなかったり、できたりが変わるのです。
同じ人なのに、違う人が関わると、できることが変わることがあります。
それは、
その人が優しいとか、怖そうとか、雰囲気が良いとか、仲が良いだけが理由ではありません。
その人に合ったコツを掴んだかどうかも要素にあがります。
そのためには、観察とか、その人を知ることが大事になるのです。
別に行動だけではありません。
肘を曲げ伸ばしするだけの運動訓練にもこのマジックは使われます。
1.肘の曲がる所に注意を向けて運動する
2.肘を動かす筋肉に注意を向けて運動する
3.肘ではなく手に持つ物に注意を向けて運動する
4.手を動かす範囲に注意を向けて運動する
5.会話に注意を向けて運動する
どれも人によってはマジックになります。
誰にでも同じことがマジックにはなりません。
他にもマジックはあります。
頭や体は、いろいろな影響を感じて、受けて、何気に動いています。
障害を受けると、影響が出すぎたり、感じなかったり、何気に動けなくなっています。
でも、どこかに時折つながる抜け道があったりします。
今日も誰かマジックにかかっているかもしれません。
最初はスタッフがいるときだけかかるマジックだったけれど、
いつの間にか、当たり前に自分でできるようになることを、
マジックを不思議と感じなくなることを目指しています。
コミュニケーション
2012年12月07日(金)
先日スタッフと話していた中で、同僚とコミュニケーションがうまくとれないという話になりました。
情報の共有や問題の共有をしなければならないのに、何か聞いても「特に無い」で終わってしまう。特に無いわけはないのにどうしたらいいだろうというものでした。
確かにコミュニケーションの問題ですが、聞き方に問題があるなと私は感じました。問題をどこに感じるか、どの程度のものとして考えるかは、人それぞれです。問題を感じてない人に問題ないですかと聞いても「無い」と返ってくるのは当たり前です。単刀直入、ストレートな質問と答えが良い場合もあるでしょうけど、もっとあいまいな聞き方のほうが会話が広がる場合もあるでしょう。
問題が無いとしてもすべてがスムーズなわけは無く、喫緊の問題でもなく、顕在化したわけでもないけどなんとなく気になったり、引っかかったりする事は誰しもあるものです。「問題ないですか」と聞くより、「気になる事ないですか」とあいまいに聞いた方が良い時だってあると思います。
そういう聞き方一つでも、コミュニケーションに差が出てくるんじゃないですかね。
実習で人の気持ちになりましたか?
2012年12月02日(日)
人の気持ちになるって?
よく、人の気持ちになって考えなさい!って言われませんか?
私も患者さんの生活を考えるときにその人の気持ちになって考えます。
ただ、必ずしもその人の気持ちになれるか?と言われると…ごめんなさい。
それでも、後輩や学生さんにはそのように指導したりします。
その指導を受けて、考えていますって見栄をきる人も居ますが、
そんな人が自分やったらこうするから、この人がそんなことしたのがおかしい。ってことを言い出します。
ようは、
自分ならこうするから、患者さんもこうするだろうって安易に考えていませんか?ってことです。
自分と患者さんは違う人間です。生きてきた経験も知識も癖も思考も違います。
だから、自分が患者さんの立場だったらこうするとか、ああするとかは、通用しません。
でも、それはそれで生活のアドバイスに使えるので大事ですが、患者さんはその動きをしません。
よって、その人になりきったら次の行動はどうするかを考える必要があります。
そして、その答えは、1つでは駄目です。
だって、本人ではないのですから、数多くの答えを見つけていかなければ生活とつながりません。
だから、患者さんの気持ちになって考えなさい!と言うのです。
気持ちというのは感情だけではなく、
その人の知識や経験、癖、思考全てひっくるめてどんな行動が紡ぎ出されるか?
考えて検討しなさいってことです。
たとえば、
口頭で、これは危ないから使ってはいけません。と指導したとして、
相手になりきって考えれば、
この患者さんは、危ないと言われても忘れてしまうから、
これを使うかもしれない。だから指導だけでは危険だと判断することができます。
でも、これを自分に置き換えて考える人は、
1.自分なら、危ないものは使わないからこれで大丈夫。
2.自分なら、危なくても危なくなくても、そもそもそれを使わない。
と考えるかもしれません。
そして、危険なのは、自分に置き換える人が、自分ならこうすると結論付いたところで思考が終わってしまうことです。
そのため、充分自分が指導したのだから、これで事故があってもそれは予測不能な事故で、
責任は自分にないと思うことです。
本当は、予測が立つこともあったかも知れないのに、考えたつもりになっていると事故が予防できません。
考えたつもりではなく、その人になりきれるぐらい、その人を知ることが重要です。
それが人の気持ちになるってことだと思います。
実習中に、その人の気持ちになることできましたか?
そんなゆとりも無かった人も大勢居るかもしれませんが…。
就職したら、絶対必要ですよ!
国家試験
2012年12月01日(土)
師走です。
本格的に慌しくなってきました。
昨日、就職説明会に参加しながら。
※ある学生から
『前回、実習中でしたので、こちらに来ることができませんでした。』
そうか、実習中だったのか、
そうか、今は実習が終わったのか。
そうか、就職活動中なのか。
そうか、あとは国家試験だな。
国家試験?
調べて見ました。
第48回理学・作業療法士国家試験
試験日:平成25年2月24日(日)
※口述試験及び実技試験の方は2月25日(月)
発表日:平成25年3月29日(金)
第15回言語聴覚士国家試験
試験日:平成25年2月16日(土)
発表日:平成25年3月27日(水)
気が付けば残す所3ヶ月近くとなりました。
※もういくつ寝るとお正月ではありませんが、そんな声が聞こえて来そうです。
そろそろ、学生さんも先生方も国家試験対策の準備に大忙しでしょうか。
模擬試験に小テストにあれやこれや。
年に1回です。
今年の師走は学生生活最後の年でもありますが、国家試験に向けた年とも言えます。
受験される方々へ
まずは今まで養成校で取り組んできた成果として、国家試験合格する様、邁進して下さい。
しかし合格したからと言っても、職業として取り組んで行く道のりの方が遥かに長いのです。
そのため、仕事に対する覚悟と責任を果たすべく、気持ちを切り替えて頂きたいと思います。