京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

あんなこと

遠藤

大人って

2013年5月28日(火)

昨日、おおはら雅の郷で、老人保健施設のリハビリスタッフの交流会を行い近隣(?)の10施設からお越しいただきました。

社会に出て仕事をして、生活していると、役割が増えてきます。(その一つがこの交流会を運営することだったりしたのです)

同じ資格をもっている人達の集まる職能団体があります。
勤め先が介護施設なら介護施設の団体、病院なら病院の団体、勤め先ごとに所属する団体があります。
病院なんかですと、さらに、療養型の団体、回復期の団体などさらに分かれても団体があります。
そして、自分が何か手技や手法に踏込んでいくと、各々学会や研究会など様々な団体があります。
そして、それらの団体も最初はただ名前を登録しているだけ、イベントに参加しているだけ、と思っている人もたくさんいると思いますが、団体に登録するということは運営もすると手を上げているようなものです。
気づくと団体を継続するために立候補しなくても、自分が参画することになったりします。

そして、家に帰れば、寮やアパートで1人暮らししているとあまり考えたことも無かったことですが、家族ができて、生活し始めると町内会なども参加し、そして気づくと組長など順番が回ってきたりします。
保育園や学校などでもPTAとかありますよね。

 

こういった役割は、したいとか、したくないとかあまり関係なく、いつのまにやら、必要だからしていくことにもなります。
その必要っていうのも個人的に必要なのではなく、その団体存続のためだったり、社会に生きる大人として必要になります。

だって、誰もしなければ継続できません。なくなってしまいます。
続けたいから参加しているのですから、なくならないために必要なことをしないといけません。

 

学生時代には考えなかったことです。
社会にあるもんだと思っていたものが、皆がしているから今もまだあるんだと思うようになりました。

(自分がその皆の1人にならないといつの間にか無くなるかも知れません。)

大人って、学生が思う以上に社会人なんですね。
この社会人に見合う大人にはまだまだ私は未熟です。

皆さんも就職したら社会人の第一歩を踏み出します。そしたら思い出してください。
社会人は個人的なだけではない働きを公私において求められることを。
何気に大人は社会人として給料や報酬とは別に頑張っていることを。

 

そして、
大人になるために、今は学生生活を頑張ってくださいね。

 

未来の大人をお待ちしております。

By.未熟な大人より


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