主人公は○○でした
2014年2月28日(金)
読書が好きで、よく本を読みます。
軽い小説がすきなのですが、「倍返し」が流行語になっていたあのドラマ。
ふと、本屋さんでドラマのもとになった小説が山積みになっていました。
そして、表紙とタイトルを見ると…うん?
そう、見たことある表紙で、タイトル(ドラマとはタイトルが全然違います)でした。
家に帰って、本棚を調べると似た本が、中を開けると、主人公は確かに「半沢」でした。
この本は、私が途中で読むのをやめてしまった本でした。
時々、買ったものの、なんとなく途中で気持ちが乗らずやめてしまう本があるのですが、
この本がそうだったんです。
私はこのドラマも見ていなかったのですが、多くの方が見て楽しんでいたので、
きっと、この本も多くの方がおもしろく思っていたと思うのです。
皆がおもしろいものが自分にとっておもしろいわけではない。
内容以前に、テンポや文章に好き嫌いがあったりしますので、
特に、今の気持ちに合う合わないは読んだタイミングにも影響されます。
はて、せっかくおもしろいドラマだったようなので、もう一度読んでみましょうかね。
でも、気持ちが乗って読みきれるかどうか…そこが問題です。
リハビリでも同じですね。
気持ちが乗って集中し続けられれば、結構な運動をこなせたり、難しいことも頑張れたりするのですが、
気持ちが乗らないと、たいした事をする前に疲れたり、手や足が重く感じたり、頑張れないですね。
同じ状態でも、気持ち次第で感じ方も違えば、動きも違います。
そんなとき、気持ちを乗せて行くことそれは、自分自身のやる気の問題でもありますが、
病気や怪我で気持ちが沈むと、自分だけで頑張るのはかなり大変です。
なので、私たちも努力しているとこであったりします。
たまには、おどけたり、優しかったり、厳しかったり、いろんな表現でなだめたりすかしたり。
時間や回数だけではリハビリの効果は達成できません。
どんなにすばらしいプログラムがたっていても、実際にする人の気持ちの乗りって大事ですよ。
作業療法士はそこを頑張る職種でもあります。
リハビリは自分が頑張ることですが、二人三脚な所もありますね。
気持ちを作るお手伝いしたいな。