スピーチを考える
2014年10月15日(水)
先の連休では、スタッフの結婚式に招かれまして、主賓としてスピーチさせていただきました。
さてそのスピーチですが、性格的にどうしても「優秀な成績で卒業云々」という社交辞令的なスピーチが出来ません。
またどうしても出席者がこれまでも今後もかぶる可能性があるので、同じスピーチの使いまわしは一切出来ません。
すべて本気で思っていることを喋ることになりますが、だからと言って目出度い席で、新郎や新婦をくさすわけにもいきません。
それで毎回スピーチに悩むことになるわけです。
本番半年前(招待直後)
もちろん真っ白。
本番一ヶ月前
真っ白。
本番三週間前
真っ白。
本番二週間前
こんな話でいってみようか。それともこんな話にしようか。
本番一週間前
よしこんな話をしてみよう。
本番三日前
新郎(新婦)のエピソードをこんな肉付けでいってみようかな。
本番前日
全体的にこんな流れかな。
本番一時間前
大体こんな話し方、こんな肉付けかな。もうネタはないか?
本番五分前
あんなエピソード、あんな新郎(新婦)ならこれもスピーチに加えよう。
本番三秒前
決まりかな(この段階でもまだ決定ではない)
本番
まったく違う話をする(こともある。今回はオチはしゃべりながら考えた)
これでお分かりのように、前もってスピーチ原稿を書くということがありません(20代の頃最初に引き受けた時だけは原稿は書きましたが、結局違う話でした)。
人によっては緊張するとかの理由で、原稿を読まれる方もいますが、原稿に頼れば棒読みにもなりかねませんし、やはり社交辞令ではなく、本気で思っているということを伝えたいがために、とちってもいい、噛んでもいいから原稿なしで喋ることにしています。
どうでもいいことですが、本番直前は緊張というより、大体いつも眠くなります。もしかすると現実からの逃避かもしれませんが、出張で養成校訪問直前もなぜか眠くなります。できればそのまま寝てしまいたいです。
こんな感じでスピーチしています。大体皆さんそうなのか、それとも私が特異的なのか。
とにかく今年一番の大任は終わりました。
次回私のブログは10/21です。