26年前…
2012年4月29日(日)
今日は「昭和の日」です。
勿論26年前は「昭和」でした。
26年前と言うのは私が理学療法士になった年です。どういうわけかゴールデン・ウィーク(以下GW)というとその年のことを思い出します。
何度かこのブログでも紹介していますが、理学療法士、作業療法士の国家試験発表は3月末日です。
ですが26年前当時はなんとGW明けとなっていました。1986年の発表は5月7日(水)でした。勿論インターネットなどない時代だったので、各地方の厚生局に張り出される合格番号を見に行くしかありませんでした。当然ほとんどの受験生は既に就職しているわけですから、見に行けるわけもなく、母校の先生方が見に行って後は電話連絡という段取りでした。ほとんどの受験生にとって自分の試験結果はその電話でしか知るすべがないので、かかってくるまでの時間がずいぶんと長く感じたものです。
っていうか、発表がGW明けですよ!!。せっかくの連休もまったく楽しめなかったのを覚えています。
しかも! 当時京都大原記念病院の学卒新人の採用日は4月1日。給与支給日は毎月5日となっていて、休みに重なる場合は前倒しではなく、翌銀行営業日となっていました。
ですから社会人最初のGWは「金なし、資格なし、ゆとりなし」とまったく楽しめない日々でした。
今日は出勤日ですが、26年前と違い沢山のご家族が病院にお見えになっています。26年前当時病院は何の特色もなく、患者さんも病気で入院と言うより、行き場のない高齢者の方ばかりの病院でしたから、平日はもとより休日でさえもご家族が病院においでになるのはまれでした。
今では平日でも多くのご家族がお見えになり、患者さんだけでなく職員の士気も刺激される毎日です。
「昭和の日」と言う事でそんなこんなと思い出した事を一部書いてみました。
先日ネットでこんな本を紹介されていたので、思わず取り寄せてしまいました。
昭和20年代から40年代に少年時代を過ごした方には懐かしいものがあるのではないでしょうか。
「20世紀少年」とかぶる時代ですね。
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/486152315X/ex-bit-22/