到達するには
2014年5月25日(日)
古くからの友人がUSJに家族と行きたいという事で我家をホテル代わりに。
今年、小学一年生となり遅いながらの祝いとして。
3日間滞在されたことで、久しぶりに彼とゆっくり話し込むことが出来ました。
※妻の協力に感謝、感謝。
その時、友人の子供が積み木遊びを始めました。
何を作っているの?話を聞くと、大きなタワーを作るのだと。
大人しく、コツコツと積み上げていたのですが、すぐに壊してしまいました。
何故、壊したの?と聞くと、「積み木が足りなくて高いタワーが作れなかったから」だそうです。
また、1からコツコツと積み上げていたのですが、すぐに壊してしまいました。
何故、また壊したの?と聞くと、「高いタワーを作ったんだけど、形が気に入らなかったから」だそうです。
またまた1からコツコツと積み上げていったのですが、すぐに壊してしまいました。
何故、またまた壊したの?と聞くと「高くて、形は気に入っているけど、大きくないから」だそうです。
またまた、1からコツコツと作り上げ、その様な繰り返しが続いていました。
飽きてきたと思う頃に、再度聞いてみたところ、
「僕が作りたいタワーにするには積み木が足りないから、これで良し」という事です。
ここまで到達するに、すぐに積み木を足すことをすれば問題は解決するのかも知れません。
しかし大事な事として、思う所に近づけるには積み木が足りないところまで遣り込んだ事にあると思いました。
自分の目的に達するためには、壊す事を恐れず、今与えられた中で遣りきる。
そうした中で目的を達成するために結論を見出す(気づいたこと)に価値があると思います。
結論を出すためには何回も何回も試行錯誤する事、これは気づくための大事なプロセスであると思います。