お便利グッズ
2014年6月25日(水)
リハビリテーション科を受診される中で、
さまざまなご相談をお受けすることがあります。
その中でも、靴は大きな問題の一つ。
紐が結べない、履きにくい、装具が入らない・・・。
普通の靴履きたい、靴を選びたい・・・。
ファッション的な価値を重んじたものや気楽に履くことを目的としたものもありますが、
ただ履ければいいというものではなく、必要な機能が備わっているかどうかによって
綺麗に歩く、楽に歩く、効率よく歩くために必要な機能があります。
それは、リハビリを受ける方であれば、歩く能力を左右することもあります。
通常、リハビリを受ける方であれば、
通称リハビリシューズというものを紹介・購入される場合が多いのですが、
履きやすさ・履かせやすさ・柔らかさの反面、
歩くことを補助してくれる機能が劣ることが多く、歩きやすくなるとは限りません。
また、一定程度歩く能力があれば、スニーカーなど紐靴のほうが良いことが多いですが、
靴の履きにくさで断念される方が多くなります。
そこで、お便利グッズの紹介。
不思議な形の靴ひもで、結ばないことがウリです。
ゴムでできていて、靴ひもを通す穴に「コブ」で止まります。
靴を履くときには、適当に伸びてすっと入りますが、
履いてしまえば、ゴムの力で意外にしっかりと支えてくれます。
靴ひもが結べない・・・
あと、ひと声靴が広がるといいんだけど、装具が入らない・・・
いつも、紐をしっかりと締めず、ゆるゆるで履いている・・・
そんな人に向くグッズですね。