京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

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橋本

就活

2015年10月26日(月)

ようやく学生さんの動きが活発になってきた感があります。

 

セラピストの中には、一旦社会に出たものの再度養成校に進学し、出直すという人も多いです。

 

資格は就職に有利と考えてということもあるのでしょうが、実際に説明会で面談した人や応募してきた人に聞くと、高校や大学を出てそのまま養成校に入学してきた人に比べると、歳食っている分就職に不利ではないかと不安のようです。

 

その不安は最もだと思うのですが、ではその不安に対して何がしかの対策を打つなり、社会人経験者として採用されたら何を求められるのか考えたことがあるのかと聞くのですが、ほとんどの人が「ない」「わからない」と言う返事です。

 

セラピストとしては新卒である以上21だろうが40だろうが、横一線なのは仕方がありませんが、歳食っている分、採用されるような対策なり、若い連中とは違うという売りなり何も考えていない、社会人経験が何一つ役に立っていないようでは、確かに就職は厳しいです。

 

当院では年齢不問で、過去には私より年上の40代の学卒新人を雇ったことさえあります。

でも何も考えずに、資格さえとったら何とかなるだろうと、甘い考えの元社会人は雇い難いです。

勿論若い人でも同じ考えの人はいますが、社会のこともよくわかっていない人達です。一度社会に出た「大人」とは違うわけですから。

 

今だ就職率100%を誇る職種ですから、希望就職先の求人用パンフレットや、ホームページさえ事前に目を通すことなく説明会に臨むような学生が多くても仕方がないのかなぁとは思います。

 

社会人経験者でさえ、同じように事前の下調べさえせずに、質問もせず、施設側の都合のいい話だけ聞いて就職を考えるような「大人」は採用されなくても仕方ないと思えるんですが、皆さんはどう思いますか?

 

次回私のブログは10/31です。


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