京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

あんなこと

橋本

適性

2015年10月31日(土)

採用に関わっていると、よく適性ということが話題になります。

 

先日ある学生さんの成績証明書を見ていて気がついたのですが、成績のみで「あぁセラピストに向いてないなぁ」と思ったのは初めてのことです。

 

私も人のこと言えるような成績ではありませんでした(なんせ再試の数だけは上位。国試直前にはこのままでは危ういと言われてました)。

 

それでも専門科目の幾つかには(まぁ数える程ですが)「優」がありました。勉強嫌い、勉強苦手でもセラピストを目指す以上専門で得意な科目はできるものです。

 

ところが先日見た成績には何一つ専門で「優」は見当たらず全部「可」でした。

教養課程の幾つかに「優」があるのみでした。

 

勉強が嫌いだとか、苦手だとかいうレベルではなく、セラピストになること自体に何の興味、関心もないとしか思えませんでした。

興味感心もなければ適性はないとしか言いようがありません。

 

勿論今の時点でそうだとは思えるのですが、これから仕事をやっていくうちに変わっていくことだってあるとは思います。

でも興味関心がない彼(彼女)に一体誰がそれを植え付けるんでしょうか。

そもそも義務教育でもないので進学した時点で「興味関心がある」ということが前提ですから。

 

皆さんはどう思いますか?

 

次回私のブログは11/5です。


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