京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

そんなこと

遠藤

咲いていました

2021年9月15日(水)

今朝、彼岸花(ヒガンバナ)、別名:曼殊沙華(マンジュシャゲ)が咲いていました。

昨日はつぼみでしたが、今朝は咲いていました。

気温も下がり、一気に秋の空気になってきたと感じます。

そんな中、彼岸花が咲いているのを見つけたので、もうこんな季節なんだと思いました。

 

季節は移っていますね。

 

ここからさらに気温が下がってくるはずです。

 

もう少ししたら、金木犀(キンモクセイ)が香りだすはずです。

そして、寒さがさらに強くなってきたら今度は紅葉ですよね。

大原は紅葉がきれいなので、紅葉が赤くなったらまた写真を撮ってご紹介できればと思います。

 

男性にも女性にも、景色をほめていただける大原ですから。

お泊りが初めての方は身構えている方もいらっしゃいますが、

景色を窓から見てもらうと、ちょっと笑顔になられ緊張がほぐれたりするんです。

街中のアスファルトやビルではなく、

山や森の中でもなく、

畑や山がみえる「里山の風景」って、多くの人にとって「ふるさと」って感覚なんでしょうかね。

私も、そんな気がします。

 

景色を見て、心がすこし穏やかに、心地よくなり、

リハビリで体を上手に動かして、

心身の健康をサポートできていたらいいのにな。

そんなこと

遠藤

環境づくり

2021年8月30日(月)

暑いですね。

休みの日は、家の中で引きこもっています。

窓を開けていれば過ごせるぐらいだと思って

そのまま昼寝していると、いつの間にか部屋が暑くなっていて

目が覚めると汗だくだったりします。

 

そんな時でも、子供たちの声が家の外から聞こえてきたりします。

子供たちは元気ですね。暑くないのかと思いきや、

帰ってくるなり汗だくのまま、エアコンにあたっていて、部屋がエアコンで冷えていないと「この部屋暑い」って文句言います。

絶対に、外のほうが暑かったはずですが…遊んでいる間は気にならないのでしょう。

 

人は何かに集中していると他のことが気にならなくなります。

感覚も同時にいくつも感じることは難しく、例えばどこか痛みがあっても他のどこかがもっと痛くなったら前の痛かったところは感じなくなります。

蚊に刺されてかゆくなった時に、痛みでかゆみを抑えるっていうのもありますよね。

だから、リハビリでも他の邪魔が入らないよう配慮するときがあります。

横の人が気にならないように衝立などで視界を遮ったり、

言葉の練習をするときは他の音が邪魔にならないような部屋でしたり、

細やかな運動の練習をするときに目をつぶって動きの練習をしたり、

そうすることで、同じ練習でも集中できたりできなかったり差が生じます。

そして、環境が悪いと集中できず時間は経ったけれども、何も練習にならなかったってことも起こります。

 

かと思えば、

逆に、音がない静かな部屋では不安になる人もいます。

他の人が一緒に楽しそうにしているとつられて一緒にされる方が居ます。

他にも、一人では絶対にしないのに、みんながしていたら楽しそうに一生懸命体操される方もいます。

 

そう、だから環境ってリハビリの大きな要素なんです。

リハビリに取り組める環境づくりも療法士がするべき仕事の一つです。

いかにリハビリをしたくなるのか

いかにリハビリに取り組みやすくできるのか

そこを考えるところからリハビリの時間は始まっています。

 

いつ、どんなところで、どんなことを、誰と…、

同じプログラムでも、もっと環境をうまくできないか

そんなことを、テーブルに座っている皆さんを

眺めながら考えていたりします。

 

そんなこと

橋本

I LIVE!!

2021年8月10日(火)

昨年4/25のブログの枕にこんな話を書きました。

そのご夫婦の行方については5/1の話でちょっと触れました。

 

日常のほんのちょっと気になるこんな話は誰にでもあるようで。

 

私の嫁さんはこのコロナ禍以前、週に2回大阪まで出勤していたのですが、自宅から駅までの道の途中、道路わきに一反ほどの菜園があります。

誰だかわかりませんが、とても手入れのされた菜園で、季節ごとに野菜が実るのを眺めていました。

 

それが昨年の緊急事態宣言以降ほどなくして、雑草が生え始める、実った野菜が収穫されないまま朽ちだす、嫁さんも時期が時期だけにここの人もコロナにやられたんではなかろうか、と気になりだしたところで、嫁さんの仕事も全てリモートワークになり、月に数回草ぼうぼうのただの空き地に見える菜園を車から見るだけになりました。

 

年が明けて、嫁さんが単発の仕事で駅に向かう途中、菜園脇に小さな立て看板があることに気がついたそうですww

 

なんでしょうね。

嫁さんの他にも菜園が荒れているのが気になっている人が結構いて、そのうちの何人かが誰が手入れしているかを知っていて、何故最近手入れしていないのか事情を知りたがっている人が一人や二人ならずいたということでしょうね。

 

でなきゃ「生きてます」なんて看板わざわざ立てないでしょう。

 

かく言う私も随分とブログの間を開けがちですが、「生きてます!」。

頭が忙しくて、ブログを書くゆとりがないだけです。

新人向けの勉強会やって、管理者向けの勉強会やったら、ブログ書く余裕も出てくると思います(多分、おそらく)。

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そんなこと

遠藤

セミの声

2021年8月02日(月)

セミの声が聞こえてきますね

 

セミの抜け殻の写真を前回の部ログに挙げましたが、

最近は大原でアブラゼミをよく見かけます。

昆虫は近づくと逃げるのであまり写真を撮れませんが、撮れました。

 

紫陽花の葉にとまっていました。

逃げられないように、そーっと近づき撮りました。

 

子供の時は、虫取り網を手に、虫かごを肩から下げて、

セミの声や姿を追いかけていました。

 

セミ=虫取り網 って頭に浮かびます。

セミ=夏 って頭に浮かびます。

 

子どもの頃を思い浮かべたりしませんか?

 

写真や絵をみたりして、昔のことを思い出してもらって、その時のことを話したりする療法は、

回想法とか言ったりします。

 

ご自身の事や今の出来事などを見たり話したりすることで、現在の事を話題にして今の時期や時刻などの話題をする療法は、

リアリティーオリエンテーションと言ったりします。

 

どちらにもセミの写真は使えそうです。

昔から馴染みがあるもの、皆さんに共通のイメージがあるもの、

そんな写真や絵は、あることを思い出したり、あることを想起する練習に使えます。

頭の引き出しには入っているけれど、きっかけが無いと自分では上手く出せない。

そんな記憶や考えが出やすくなるための練習ですね。

さび付いた滑車に油をさして、動き易くなるようにって練習ですね。

そして、練習ってだけでなく、楽しいことや嬉しかったことを思い出せると楽しくなります。

そして、今の事が理解できると漠然とした不安から逃れられ、今を楽しむことも出来るようになるでしょう。

 

そんなためにも、良い写真が撮れたらいいな。

 

そんなこと

遠藤

ビニールプール

2021年7月26日(月)

夏、真っ盛りですね

我が家では、子ども用のビニールプールを出していましたが、

プールに穴が開いてしまいました。

子ども達に、早く買いに行かないとってせかされました。

 

ネットで安いのを買おうかと検索しましたが、安いものはなんと送料が..。

だいたいの値段も把握したので、ならばと、ホームセンターへ行きました。

ホームセンターには、ネットで一番安かった物が売っていました。

そのお値段は、ネットより若干高いですが、

送料がいらないので、かなり安く買えました。

 

ホームセンターの買い物には一番下の子がついてきていましたが、

プールを見つけた瞬間「これ買うの?これ買うの?」とすぐに手に取っていました。

そして、大事に抱え、満足げにレジまで運んでくれました。それは良い表情でした。

 

まさか、同じものが売っているとは思いませんでしたので、

思いのほか安く買えましたし、お財布にも良かったです。

 

コロナが流行ってから、実店舗で買う意味があまり無いものは、

買い物に行くのを避けてネットで買うことが増えました。

でも、実店舗で買い物をするって行為も

やっぱり心にいい影響がありそうだなって、

買い物をする我が子の言動や表情を見ていて思いました。

 

実際に触れたり、その他の五感を感じることを大事にするセラピーなんかも多くあります。

人の行為も、物を直接見たり触ったり持ったりする中で、

頭の中のその時の思いや考え、感覚などが混ざり合っていろんな活性化や連携がされて、

そういうのが積み重なって学習して成長しているんだろうなって思います。

 

子どものすこやかな成長の為にも、

ネットでの買い物ばかりにならないようにしたいなと思いました。

 

写真は「大原ホーム」入口付近です。

なぜ、子どものとき、近所で蝉の抜け殻を見つけたら持って帰って、集めたりしたのか…今は気持ちがわからない大人になってしまいました。

それも、いろいろ感じたりしていた私の成長過程だったのでしょうね。

そんなこと

遠藤

朝からいい天気です

2021年7月19日(月)

今日は夏らしい天気です

 

朝から空がまぶしいです。

 

昨日は曇っていましたが、子ども達にせがまれ子ども用プールを家の前に出しました。

 

現在夏真っ盛りです。

テレビからは海開きのニュースも聞こえてきました。

気温だけでなく日差しも強くなっています。

外出時は日傘や帽子、日焼け止め、いつも以上にこまめな水分補給が必要ですね。

 

朝でもこんなに暑い日差しが射していますので、

お買い物などの時も、すぐそこだからと対策を怠らず、くれぐれもご注意くださいね。

 

暑いのは分かっていても

いい天気なので

ちょっと外に出てみたくなってきますね。

 

そんなこと

遠藤

夏らしくなってきました

2021年6月30日(水)

紫陽花は昨日の写真です。雨上がりは紫陽花が映えます。

桔梗は今朝の写真です。

季節を感じますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

去年は、コロナ感染対策で小学校もプール授業がありませんでした。

もちろん学校以外のプールへ遊びに出かけることもなく、泳ぐ機会のない年になってしまいました。

去年は、プールと言えば、家の前に出す小さなビニールプールだけでした。

今年は、プール授業があるようです。とってもにぎやかに授業の準備をしていました。

 

コロナ対策を考えるとあまり遊びにも出かけられません。

でも、子ども達には、今いろんなことを経験しておいてほしいとも思います。

「本で読んだ」「テレビで見た」と、「実際に見た」は感じるものが違います。

「実際に見た」と「実際に触れた」「実際に実施した」も感じられるものが違います。

身体の五感で感じ、体験することは何をするにも、何を考えるにも基準になると思います。

 

たとえば、

若いスタッフが見てマネをします。

でも、ただ見たことをしても上手く出来ません。

身体にどう感じているかを知らないと上手く出来ません。

でも、自分が上手く出来たかどうかも、上手く出来ている時に感じることがどんな感じなのか知らないから気づけない。

そんなことを感じます。

必要なのは、ただ知識ではなく、自分で感じること、相手が感じていることを想像すること。だと思います。

 

どんなに本を見ても、他人がしているのを見ても、どう感じるかは分かりませんからね。

 

訓練のプログラムを立てる上で、訓練をした結果どうなっていくのかをイメージします。

訓練では、身体をどう動かすかイメージしてもらったりします。

具体的にイメージするには、自分が感じられること、他人がどう感じるかを想像できることが必要です。

そして、相手がどう感じているかを知り、どう感じられるように練習するのか、それは運動を学習する指導のなかで一つの大事なポイントだったりします。

泳ぐのは得意ではありませんが、

今になって、先生が教える泳ぎ方の指導の意味が分かるようになってきました。

子供の時は「なぜ?」なんて思わず、「言われた通りに」だったのですが、

上手く出来ませんでした。

今ならもう少し泳ぎ上手くなれるかな?

いや…

体力と気力が続かないだろうな。

そんなこと

遠藤

梅雨らしい

2021年6月16日(水)

大原では、まだつつじも咲き残っていますが、

紫陽花が色づいてきました。

 

梅雨らしい景観になってきます。

写真は「おおはら雅の郷」にある散歩道ですが、

紫陽花は雨が降っても花がしぼんだりしないので、雨でもここを通るときはきれいです。

 

梅雨で雨が降る日が続くと気がめいりますが、

ここを通るときはちょっと気持ちがウキウキする気がします。

 

今はコロナ対策で直接面会できませんが、

タブレットやパソコンの画面を通して面会しているときの皆さんの表情や声は

いつもの笑顔ではなく、満面の笑み、大きな高い声で笑い声もよく聞こえてきます。

家族の顔が、紫陽花なんでしょうか。

いや、紫陽花どころじゃなさそうですね。もっともっと嬉しそうですね。

 

梅雨は続きますが、紫陽花以外にも心をウキウキさせてくれることを探して

今日もお仕事しましょうか。

 

そんなこと

遠藤

晴れたら暑い

2021年6月04日(金)

梅雨ですね

雨降りになると、晴れて欲しいって思います。

そして晴れると外に出て見たくなります。

 

でも、ついこの間の休みの日、

晴れたんです。

そして、家の裏でキャンプ用の椅子を出してのんびりしていたんです。

そしたら…そのまま寝てしまいました。

 

その日は、快晴で、めっちゃ日差しが強かったんです。

日陰も無い所で、スマフォもそばのテーブルに置いていたんです。

 

結果…。

起きたら、腕が真っ赤。

スマフォが熱く、画面を見ると、見たことない「高温注意」の表示。

危うく熱射病になるところ、スマフォも壊れるところでした。

 

待ち遠しいことがあると、つい羽目を外しがちですが、くれぐれも気を付けてください。

 

その後、腕の皮がむけました。

スタッフたちには、何して遊んだのか尋ねられますが、

何もせずに寝ていたから日に焼けたんです。

 

そんなこと

橋本

使えない

2021年5月26日(水)

オリンピックやるんですかねぇ。

なんか、開催ギリギリのタイミングで毎回大選手団を派遣する国のどこかが「やっぱ、やーめた」と棄権して、そこから各国が雪崩をうって棄権してしぼんでしまうか、開催するなら棄権するって脅されて取りやめるのか。

実感として開催されるような雰囲気を感じません(盛り上がってはいませんよね)が、本当どうするんでしょうか。

 

話は変わりますが、確か阪神の震災前後1年の出来事だったと思いますが、新聞に中学3年生の女子衰弱死という見出しの記事を読んだ覚えがあります。

 

30年近く前とはいえ。当時でも育ち盛りの子供が衰弱死と言うのは異様に思えました。

記事の概要は女子中学生は祖父と父親との3人暮らしでしたが、祖父は高齢のため要介護、父も障害があり要介護。

要するに祖父と父親の介護で衰弱して死んだということです。

当然誰しもこの中学生が通う学校や児童相談所はどうしていたのか気になるところだと思います。

 

私の記憶だと

中学生が通う校長先生の談話「担任が再三再四家庭訪問し、登校するよう促していた」

児童相談所長の談話「中学生の衰弱が著しかったので、来週にも入院させる手はずを整えていた」実際半年ほど前にも衰弱著しく入院していたとか。

 

当時、書いてあることが俄かには信じられなくて、何度か読み返したのを今でも覚えています。

 

もっと妥当な解決策は本当に思いつかないものなのかと、翌年私は当院の新人研修でどうすべきだったと考えるか聞いてみました。

 

彼らはセラピストばかりでなく看護師や介護士、事務職なども混ざった20歳前後の新人ばかりでしたが、まず父親と祖父を施設や病院に入れるべきという意見が大勢でした。

 

登校するよう促したと言い放つ校長や、(その子を)入院させる手はずを整えてやることやったと言わんばかりの所長より、うちの新人の方が余程ましだと思ったのは私だけでしょうか。

 

最近こういう介護をやる18歳未満の子供を指してヤングケアラー(young carer)と言うそうで、国や自治体で実態調査や、相談窓口の設置など取り組みはいろいろとやっているそうです。

 

私はそういうことも大事だとは思うのですが、彼ら未成年の周りの「使えない大人」を一掃するだけで随分と事態は好転するのじゃないかと見ています。

 

私の意見は過激ですか?

 

私自身も「使えない奴」と言われたくないなとは思いますが、「使える」とも胸張って言えないのでつらいところです。

 

皆さんはどう思われますか?

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