京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

へんなこと

橋本

時代が違うんですか?

2016年9月01日(木)

最近ようやくバスでも電車でもほぼ迷いなく腰かけるようになりました。

新幹線でも在来線でも指定席であれば何のためらいもありませんが、50過ぎるまでは座席に座ることにちょっとしたためらいがありました。

今でも数駅の区間なら席が空いていても立っていることが多いです。

 

昔話をしても仕方のない話ですが、私の世代では子供の頃に公共の交通機関やベンチなんかに腰掛けることにうるさく言われた覚えがある人が多いのではないでしょうか。

祖母は孫の私には随分甘かったなと言う印象ですが、電車でもバスでも私が黙って座席に座ろうものなら叩かれました。要するに大人の許可がなければ席には座れませんし、席が込み合っているような状況では絶対に許可は出ませんでした。仮に許可が出て腰かけていても、立っている大人がいれば立たされました。

電車やバスでは子供は立っていて当たり前だったわけです。

 

それを普通としてきたわけなので、50になるまでためらいなく腰かけると言うことが出来なくなっていたようです。その分席を譲るのには何のためらいもないようです。

 

出張では在来線の電車に乗る機会も多いのですが、どれほど席が混んでようが、目の前の席が空いたなら我が子を腰かけさせようとする親が多いように思います。

時代が違う、時代が変わったと言えばそれまでですが、時代が変わっても高齢者や障害者、妊婦や乳児を連れた女性に席を譲るべきということに変わりはありません。

周りも見ずにためらいもなく腰掛けるような子供が、ある日席を譲れるような大人になれるとは私には思えません。

 

次回私のブログは9/8です。


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