京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

あんなこと

土井

おでかけしませんか?

2012年5月12日(土)

5月15日は京都三大祭のひとつ、葵祭が催されます。

詳細は京都市観光協会葵祭HP

 

古くから行われてきた行事で、途中に中断期間がありながらも、

約1400年続けられてきた恒例祭祀だそうです。

見どころは路頭の儀で、

京都御所から、平安時代さながらの優雅な行列が、

下鴨神社、上賀茂神社と向かいます。

 

私は、就職してから今までの間のほとんどで、5/15が出勤であり、

休みでも順延することもあったので、いまだ見に行けていません。

行きたいなぁと思ったりもするのですが、

葵祭を見に行くことは、わざわざ休みを取る理由でもないと思っているので、

私が見に行けるのはいつになることやら・・・・・今年ももちろん勤務です。

 

さて、

気候が良くなってきました。

障害や老いを理由に外出する機会も少なくなりがちですが、

日光浴と散歩がてら、沿道で行列見物でもいかがでしょうか?

そんなこと

橋本

だいじなこと(その2)

2012年5月11日(金)

医師の仕事にとって一番大事なことは「診断」と若かりし頃聞きました。治療法と言うのは日進月歩の医療においてもある程度画一化されているものだから、診断(病名確定)さえすれば、匙加減は必要にしてもマニュアルに沿って治療していけばいいのだそうです。

ですが「診断」を誤ると当然せっかくの治療法も効果があるどころか、害になる可能性さえあるのですから、何より「診断」が大事と言うのも頷ける話です。

 

さて理学療法士、作業療法士や言語聴覚士等のセラピストの場合はどうか。

医師の言うところの「診断」に見合うセラピストの言葉は「評価」と言います。「診断」は病名の確定ですが、「評価」は身体状況(身体障害)の把握にとどまりません。何故なら医師は病名を確定し病気を治すなり、命を助けるのが目的ですが、セラピストの場合は障害を治すのが第一の目的ではなく、家庭復帰や職場復帰などの社会復帰が一番の目的です。

ですから、「評価」は患者さん(利用者)の身体状況だけでなく、これまでの生活状況や家族状況、就業状況等(簡単に書いていますが、結構沢山確認する必要があるんです)の社会的背景までも把握する必要があります。

その上で身体機能、能力や社会的能力における問題点を抽出し、解決策(プログラム:医師で言えば治療法となるんでしょうか)と目的(大雑把に言えば家に帰るとか、職場復帰するとか)を策定するまでが「評価」です。

そして「評価」を元に「訓練」(医師言うところの治療)をしていくのが、私たちの仕事です。 (さらに…)

へんなこと

土井

楽々簡単はすてき?

2012年5月10日(木)

最近、ボタン一つで全てが賄えるような機械や仕組みが増えてきました。

材料を入れてボタンを押したら、パンが焼けますし、

IHヒーターもガスレンジも、料理にあわせて火加減が自動調整されたり、

洗剤の量すら調整してくれる全自動洗濯乾燥機もあります。

車だって、日本にあるほとんどの車はAT車ですし、

緊急ブレーキや車庫入れをほとんど手伝ってくれるものもあるし、

(そういえば、今時、チョークを知っている人はどれくらい居るんだろう?)

車に乗って、スイッチ押して、ペダルをON/OFF、ハンドル回す・・・

操作自体は、子供用のおもちゃと大差ないんですよね。技術がなくても動いてしまう。

(ニュースやネットでは●歳の子供が運転!!なんて記事も珍しくないのが怖いですね)

 

楽々簡単がよろし・・・という改良されたものを見ていると、

「それでいいのか?」と思うことが度々あります。

安全装置だって、それによって安全になることは良いことなんだけど、

「そこに危険やリスクがあるけれども、機械がなんとかしてくれている」

ということに目を向けている人はどれくらい居るんだろう?

リスクや危険気付き、正しく怖がって、考えて行動する、

そんな感覚が鈍くなりつつあるような気がします。

 

重大なリスクがあるようなことには、

手順や操作に習熟が必要で、生半可な知識だけで操作ができないとか、

なんでもかんでも電子制御・自動制御しないとか、

そういったことも考えていかないと、危ないことにすら気づけなくなるのかもしれません。

もしも電子制御エラーなんておこったら・・・誰のせいになるんだろう?

でも、

楽々簡単なものが市場にいっぱいあるおかげで、感謝することもいっぱいあります。

特に、患者・利用者さんが自立して生活するために有効に使える道具が増えています。

10年20年前では考えられなかったようなことも簡単安全にできることもありますので、

楽々簡単安全なものはどんどん進化してほしいとも思います。

 

通常使うには、少し手間や監視が要るのだけれども、

障害をもたれた人には、楽々簡単安全に操作ができるもの、

そんなユニバーサルデザインな解決って無いかなぁ・・・・。

へんなこと

遠藤

日をおくと見えてくる

2012年5月09日(水)

妻が連休を取って、子供を連れて帰省しました。

私は、勤務の関係で、

京都の我が家で一人お留守番でした。

たったの4泊でしたが、

子供たちは成長した気がします。

まあ、実際成長期ですので成長しているんですが、

毎日見ても気づかない小さな成長に、少し日をおいてみたら気づくんですよね。

 

実際、お見舞いの方も同じです。

毎日つきっきりで来られているご家族は、良くなっていることに気づいていなくて、

「また、失敗して…。」って言います。

たまに尋ねてくるご家族が、

「お父さん、こんなにできるようになったんやね。」などと、言って初めて、

いつも付き添っているご家族の方が、

「前はそんなに出来てなかった?良くなってるんやな。」

っていう会話があったりします。

 

失敗は近くで居るとたくさん目に付きますが、

成長は少し離れたほうが見えてくることも多いです。

 

たまに来られる家族に様子を尋ねてみると、気づかなかったことに気づけるかもしれません。

そして、たまに行ったときには、ちょっとしたことでも気づいた変化を口に出して言って上げて下さい。

けっこう、喜ばれたり、驚かれたりすることあるかもです。

 

「すごいな前に比べて、○○が上手くなったね。」

ってね。

そんなこと

岩崎

クローバー

2012年5月08日(火)

子供と四葉のクローバーを探しに出かけました。

※しおりにするそうです。

昔はよく探したなと思いながら目を凝らして探しましたが、なかなか見つかりません。

それよりも子供の方が簡単に探し当てるのです。

年をとって目が悪くなった事も原因ではありますが、集中力が以前より落ちております。

※言い訳ですいません。かなり悔しいです。

 

子供の集中力はすごいと関心しつつ、その目線はやはり足元にあるのだと気付きました。

大きくなりすぎて足元が見えなくなったのかな??

小さなバッタをみつけたり、てんとう虫をみつけたり・・・

すごい。

悲しいかな、草の中にいたら皆同じと、どうやら私は見るようです。

確かに興味があるなしで集中力は変わりますが、

それより何より、その足元にも大切な事は転がっているのだと思いました。

その様な事を感じながら、その目線はどこにあるのか?を知ろうとする事も、その子の成長への見極めになる一つかも知れません。

私自身、少し高い所にいすぎなんでしょうか?

たまには低い所に降りて、その目線で見る様にしてみる事も良いのかも知れません。

その目線から、叱ったりする事も大事なんでしょう。

改めて子供に教えて頂きました。

感謝・感謝

そんなこと

橋本

ハンカチ持ってません。

2012年5月07日(月)

ようやくゴールデンウィーク(以下、GW)も終わりました。

 

一昨日天気も回復したのでちょっと家族で出かけたのですが、目的地に到着するなり捻挫しちゃいました。足首の捻挫は何度もやっていて、左右とも1回ずつは骨折までしているので、それ用のサポーターも持っているのですが、勿論持ち歩いているはずもありません。

足首を固定しない事には、ノロノロと歩くのさえ難しかったので、いつも持ち歩いているハンカチ代わりの手拭を、テーピングのように足首に巻きつけて固定しました。手拭での思いつきの応急処置でしたが、思いのほか固定力が優れていて、移動に困る事はありませんでした(もっとも靴履くのに苦労しましたが)。

 

で、表題にあるとおり私はハンカチを持ち歩きません。持っていてもあの小さい布切れではいざと言う時あまり役に立ちそうにないからです。いつも持ち歩いているのは手拭か時々バンダナです。

 

10年程前、出張に出た時うっかりハンカチを忘れてしまい、100円ショップに立ち寄って手拭を買ってから、ずっと手拭派です。私は夏から秋にかけて出張が結構多いのですが、汗を拭うだけでなく無性に顔を洗ってさっぱりしたくなる事が1日のうち2~3回はあるのですが、顔を拭くのにあの小さなハンカチでは心もとなく感じます。

 

またそれほど必要とする怪我などをするわけでもないですけど、応急処置にもハンカチより大きな手拭やバンダナの方が最適です。頭、上腕、大腿にぐるっと巻きつけて縛れる位の大きさはどうしても欲しいとなるとやっぱり手拭かなと思います。

 

以前は手拭と言えば買うものではなく、販促用の店名が入ったものしか印象にないですけど、最近は手拭の需要が増えているのか、いろんなデザインのものが売られています。

京都大原記念病院グループでも皆さんおなじみのあのLOGOマークを染め出した手拭作ったらいいのにと考えるこの頃です。

 

 

 

こんなこと

高岡

便利なこと...

2012年5月06日(日)

今日はゴールデンウィーク最終日。

旅行に行ったり、お家でのんびりくつろいだり・・・楽しまれましたか?

 

わが家のゴールデンウィークはというと.....

前半の3連休に子どものお友達家族と2泊3日のキャンプへ行きました。

下の子が生まれてから、年に1~2回2泊3日で滋賀県や福井県へ行っています。

キャンプ経験ない方から屋外で調理したり、テントで寝るのは「大変そう」とか「しんどそう」と言われる事がありますが、意外と快適に過ごすことが出来ます。特にオートキャンプ場はトイレや水道の心配なく、車の横にテントを張ることが出来るのでとても便利です。わが家も子どもが小さかった頃から設備の揃ったオートキャンプ場を利用しています。

 

テレビっ子の子ども達もテレビやゲームのないキャンプ場では、走り回って遊び、探検してはいろんなものに目を向け、テントを張ったり、炭を熾したり普段の生活では経験できない事に興味津々です。また、家では煌々とした電灯の下ですが、キャンプでの夜はランタンの明かりだけ・・・とっても心地よい時間です。

 

キャンプは非日常の時間。

日常に戻るとボタンを押したら電気がつく、ご飯が炊ける、お湯が出る・・・

普段の生活で当たり前になっている事がとても贅沢に感じる反面、手間をかけたり、工夫する事が少なくなってしまっている事に寂しさも感じます。

 

こんな時代だからこそ、手間をかけること、工夫する事の大切さを伝えていきたいですね。

 

そんなこと

岩崎

こどもの日

2012年5月05日(土)

5月5日はこどもの日。

ここ京都大原記念病院から民家のある方向に目をやりますと鯉のぼりが見られます。

本日はほど良い風があり、雄大に鯉が泳いでいます。

なかなか都会では見れない風景だと思います。

私の住む場所でも各家庭でなかなか鯉のぼりを上げる事が難しく、自治会や子供会で鯉のぼりを上げております。

※田舎なのですが、電線に絡んだりした事故が過去多発したためだそうです。

その様なとても良い天候ですので家族様が来られた際、車椅子で散歩する姿があちらこちらで見られます。

その様な風景を見ながら

      家族の方が来てくれて嬉しいだろうな

             ありがたいと思っているのだろうな

                  など思いながらとほっこりしていました。

しかしながら、車椅子のキャスター(車輪)が溝に足をとられてなかなか操作に戸惑っている方もお見えでした。

それだけではなく、溝から脱出する事ができず、そこから離れる事もできずの状態の方がいました。

いわゆる操作不慣れな初心者の方でした。

 

介護で車椅子を使用されている皆さんはご存知と思いますが、

車椅子は万能ではございません。

 

操作方法の指導を受けた事はありますか?

(故障の早期発見や場合によっては故障を招く原因にもなりかねません)

 

野外に適した車椅子があることをご存知でしょうか?

(状況に応じてですが、車椅子も多種多様です)

 

車椅子の車輪が溝にはまった時の脱出方法はご存知でしょうか?

(リスクや対処方法を知る事は安全を得る事です)

 

今回の件については大事には至りませんでしたが、家族指導をスタッフにお願いする所です。

 

これからますます過ごしやすい季節です。

観光に買い物に外出する機会も多くなります。

これが街中であると助けてくれる方もお見えでしょうが田舎になりますと、なかなか人が通りません、

安全点検、ならびに操作方法を習得して楽しい外出にして下さい。

そんなこと

遠藤

スプーンとフォーク

2012年5月04日(金)

先月行ったバリアフリー展では、

これを買いました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スプーンとフォークのセットです。

この特徴は柄の部分です。

見ての通り、二本に分かれ、片方の先に膨らみが有ります。

 

もちろん、この奇妙な作りに意味があるのです。

これは、子供がお箸に移行するのを助けるために、

お箸のような持ち方ができるスプーンとフォークなのです。

 

面白そうなので買って、帰宅後すぐ、夕食で息子に使ってもらいました。

確かにそれらしい持ち方が指導できそうです。

比較的自然に箸に近い持ち方ができました。

わりと指導しやすい印象です。

 

ちなみに、子供用なので、

大人が使うには小さすぎて無理があります。

 

残念なことに、息子が興味を持ったのは最初だけで、

翌日からはスプーンといえば、

キャラクターのイラスト付きのスプーンばかり使います。

無理強いしても、ちゃんと使わないのでとりあえず、保管です。

 

せっかくのケース付きなので、

たまには、お出かけに持って行って使いましょうかね。

あんなこと

土井

祝日と連休

2012年5月03日(木)

今日5月3日は憲法記念日。

1947年5月3日に日本国憲法が施行されたのを記念して設けられた祝日です。

(文化の日は1946年11月3日に日本国憲法が公布されたことを記念した祝日)

もともと、ほとんどの祝日には、日付に意味があるはずなのですが、

近年の祝日法の改正によって連休になりやすいように変更されたこともあって、

祝日の「祝」の意味が薄まり、何の休みか判らないものも多くありますので、

そういう意味では、憲法記念日は祝日らしい祝日な気がします。

 

もっとも、連休がとりやすくなったと言っても、一般の職業の方のことであって、

観光関係や商業施設を中心とした職業の方は休みの取れない忙しい日ですし、

社会的なインフラとなっている業種は通常勤務です。

さて、医療機関や施設に勤めるリハビリ専門職はというと、

カレンダー通り休みになっているところがほとんどですが、

回復期リハビリテーション病棟でリハビリに熱心に取り組んでいる病院では、

1年365日、曜日による変化ないリハビリの提供を目指していますので、通常勤務です。

なので、

この連休中も京都大原記念病院にリハビリ入院の方はリハビリをされています。

「連休や祝日ぐらいやすませて・・・」とおっしゃられる方もおられますが、

病気の回復時期に中休みはありませんので、頑張っていただいております。

今回の連休を利用してお見舞いに来られる時間と

リハビリの時間が重なることもありますので、よろしくお願いします。

(5月の連休には周辺の大原八瀬地域の祭事があり混雑します。余裕を持ってお越し下さい)

 

さて、長期連休といえば、私の身内(親・兄弟とその家族)も、

盆・正月・ゴールデンウィークに長期の連休になるような業種ばかりですので、

「なんで休みじゃないの?」「帰ってこないの?」と、毎度毎度不満そうに言われます。

でも、その家族とのやりとり以外はそれほど大変だとも感じませんし、

今朝のラジオでも、7時台でも3時間を超えるような大渋滞とのことでしたので、

休みがあって遊ぶのも大変だなぁ・・・とも思ったりします。

祝日や連休の恩恵が全ての人に同じであれば、ややこしくないし、

変に集中したりもしないと思うのですが、なかなか難しいですね。

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