連休のひと休み
2012年4月30日(月)
ゴールデンウィークに入りました。
皆様は如何お過ごしでしょうか?
私が住んでいる所では、この休みを利用して田圃を耕し、水引をする光景が見られます。
いわゆる代田。
この連休を借りて家族総出でと思いきや、そんな姿はまばらです。
年配の方がほとんど。
その年配の方からの話
確かに農業重機の登場で以前より力仕事は少なくなった。
短時間で田を耕せる様になった。
何より維持管理費が大変になった。
と笑いながらその方はおっしゃっていました。
しかし、子供たちが田畑を耕してくれるのかは???だそうです。
寂しそうではありましたが、これも時代の流れなのでしょうか?
しかしながら、この辺りの田圃の役目について以前お話を聞いた事があります。
昔、この辺りは山間部に近いため梅雨時期は洪水が多発していたそうです。
そのため少しでも一気に川に水が入るのを防ぐ様、治水効果も果たす田圃にされたそうだとお聞きしました。
確かに、道路が川になって流れ出ている事があります。
また、田圃にはカエル・タニシ・ドジョウが生息しています。
タガメ・ゲンゴロウは少なくなったそうですが。
その生き物を餌にする鳥などが来て、それを餌とする微生物が土壌を肥す。
自然と調和した生産システム。
昔の方々の知恵はすごいですね。
それより、なにより初対面の私に気さくに話しかけてくれる、この御方。
自然の雄大さを感じる心の広さと、共に自然と生き、生かされている感がにじみ出ていました。
まるで先程の調和に欠かせない生産システムの一部とその役割を果していると思えました。
私も調和に欠かせない役目を果たして行きたいと思います。
26年前…
2012年4月29日(日)
今日は「昭和の日」です。
勿論26年前は「昭和」でした。
26年前と言うのは私が理学療法士になった年です。どういうわけかゴールデン・ウィーク(以下GW)というとその年のことを思い出します。
何度かこのブログでも紹介していますが、理学療法士、作業療法士の国家試験発表は3月末日です。
ですが26年前当時はなんとGW明けとなっていました。1986年の発表は5月7日(水)でした。勿論インターネットなどない時代だったので、各地方の厚生局に張り出される合格番号を見に行くしかありませんでした。当然ほとんどの受験生は既に就職しているわけですから、見に行けるわけもなく、母校の先生方が見に行って後は電話連絡という段取りでした。ほとんどの受験生にとって自分の試験結果はその電話でしか知るすべがないので、かかってくるまでの時間がずいぶんと長く感じたものです。
っていうか、発表がGW明けですよ!!。せっかくの連休もまったく楽しめなかったのを覚えています。
しかも! 当時京都大原記念病院の学卒新人の採用日は4月1日。給与支給日は毎月5日となっていて、休みに重なる場合は前倒しではなく、翌銀行営業日となっていました。
ですから社会人最初のGWは「金なし、資格なし、ゆとりなし」とまったく楽しめない日々でした。
今日は出勤日ですが、26年前と違い沢山のご家族が病院にお見えになっています。26年前当時病院は何の特色もなく、患者さんも病気で入院と言うより、行き場のない高齢者の方ばかりの病院でしたから、平日はもとより休日でさえもご家族が病院においでになるのはまれでした。
今では平日でも多くのご家族がお見えになり、患者さんだけでなく職員の士気も刺激される毎日です。
「昭和の日」と言う事でそんなこんなと思い出した事を一部書いてみました。
先日ネットでこんな本を紹介されていたので、思わず取り寄せてしまいました。
昭和20年代から40年代に少年時代を過ごした方には懐かしいものがあるのではないでしょうか。
「20世紀少年」とかぶる時代ですね。
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/486152315X/ex-bit-22/
身だしなみって気をつけてますか?
2012年4月28日(土)
身だしなみって、気にしていますか?
服装、化粧、整髪って感じがしますが、
辞書では、「身嗜み=身なりや態度に気を配り、きちんとする心がけ」ってあります。
身なりだけではなく、態度も含まれるって事ですね。
いくら、整ったお洋服着て、化粧頑張って、髪型整えても、
態度が悪ければ、身嗜みが整っていないって事になるんですね。
そして、逆もしかりですね。
いくら、態度がすばらしくても、その場にそぐわない装いや化粧ではダメだよって事ですね。
ただ、
どの態度が悪くて、どの装いが場にそぐわないとかって、難しいですよね。
もちろん式典などでは決まった定型の動きなどありますが、
普段の日常では難しいですよね。
どこにでも、自分と違う趣味や嗜好の人が必ず居ます。
その人たちは、場合によってはとても不快な気分になっています。
ある意味自分が加害者になっちゃってるんですね。
その人たちが、あれぐらいなら気にならないって言ってくれるだろうって姿が
きっと、最大公約数なそぐわなくない服装や態度ですよね。
それ以外は、
不快にさせる不愉快な態度や、自分勝手な振る舞いとみられたり、
身だしなみができてないっておこられることになるんでしょうね。
他人にどう見られているのか?
どんな人には受け入れられて、受け入れられないのか?
当たって砕ける前に、考えないと、身だしなみ気にしていないって事になりますよ。
身だしなみに限りませんが、たとえ自分がよくっても誰かは不快かもしれません。
社会生活では、
何事も自己評価より、他者からの評価が善悪の基準ですし、物事の結果です。
春・夏は、いろいろ気分も高揚する季節ですが、
己を表現するにも、
周囲の雰囲気見て、加害者にならないように気をつけましょう。
私も、枠から外れやすいので、気をつけたいと思います。
特技!?
2012年4月27日(金)
先日、この部ログで執筆者紹介された彼には凄い能力があります。
タブレット型コンピュータやスマホのアプリを見つけたり、いろんな事を検索できること。
本人が特技と思っているかどうかは分かりませんが
私が「こんなんないかな~」と探していると、必ず「こんなんありますよ。」と教えてくれます。
時には「こんなアプリありますよ。」と目から鱗のようなものも出してくれたり・・・。
趣味の世界から、子どもが楽しめるもの、仕事に活用できるものまで・・・
どっかのCMではありませんが、本当に『目の付け所が○○だね!」です。
いろんなキーワードを入力(語彙も豊富!)して情報を入手する。
それから彼自身も認めている『○○病』
これも本当に不思議です。
少し前には院内で使用している内線の携帯電話が水没しました。
本当に不思議ですよね。
こんな彼ですが、
部ログを読んで頂くと分かるように家族への愛情たっぷりの楽しい人です。
似顔絵は少し若すぎる気がしますが、雰囲気はこんな感じです。
興味のある方は京都大原記念病院に是非お越し下さい。
親しさ
2012年4月26日(木)
我が子にため口されまして。
子と言い合いになった事も原因ではあるのですが、父親ながら何か複雑に思えてなりません。
親子であるからこそ問題とはなりませんし、時に成長を垣間見る事ができ何か嬉しさも覚えます。
しかし一方では『他人や目上の人に対してため口を言ってはしないのか』とヒヤヒヤしております。
この『ため口』について考える事があります。
私どもは担当する利用者と共有する時間が長く、また時には多くの情報を取り扱う事があります。
これらの点において、お互い親しい仲と身勝手な錯覚に陥り易くなってしまうのかもしれません。
特に、初めて担当した利用者に対して新人が陥りやすい事例です。
本人曰く、その様なつもりはなかったと話します。
とにかく一生懸命の出来事だとは思いますが。
しかし、
親しい仲にも礼儀ありです。
もうすぐ新人研修も終了。
今まで研修で学んだ事を1から思い出して頂きたい。
特にこの点に注意しながら初心忘れるべからずで取り組んで頂きたいと思います。
ブログ(あるいは目的を達しつつあるか?)
2012年4月25日(水)
なんとこのブログ月間2000ビューです。
今年1月からブログを開始しているわけですが、今更ですが「ブログ」って何と思いまして調べてみました。
「広義には作者の個人的な体験や日記、特定のトピックに関する必ずしもウェブに限定されない話題などのような、時系列で比較的頻繁に記録される情報についてのウェブサイト全般を含めてブログと呼称する。」 ウィキペディア「ブログ」より抜粋。
だそうです。内容的にはこのブログも定義通りの「ブログ」のようです。
さて何故このブログを始めるに至ったか。
一つにはグループのホームページがなかなか更新されない事に、グループ内一部過激派が業を煮やして。
→まぁ少なくとも以降ここだけは毎日更新されるようになりました。
一つにはリハビリテーション部になかなか思うような人材が集まらないことに、私が切れて。
→このブログは患者さんとそのご家族、それにリハビリテーションの学生向けに書いているものですが、おそらくびっくりするぐらい学生には読まれていないものと推測します。勿論ブログスタート時には各校あてにご案内を出していますし、今年も各校宛に送る求人資料にも一文添える予定です。それでもほとんどの学生には読まれないと断言できます。
何故ならリハビリテーションの学生で能動的に情報収集して就活している学生などほとんどいないからです。
私たちは毎年6月中には全国の養成校へ求人資料を送っています。また学校で就職説明会が開催される場合は、開催期日までに必ず学生の人数分の資料を送って、学校の先生方に配布までお願いしています。ですから施設見学あるいは各校の就職説明会までには、必ず学生が資料に目を通す事は可能になっているのですが、それまでに読んできた学生と言うのは一割にも満たないです。
なんてったって「何人採用予定ですか?」「救急病院ですか?」「スタッフ何人ぐらいですか?」などとパンフレットどころか求人票にさえ書いてあるようなことを質問してきますからね。自分から情報収集する気なんてないです。
手元にある資料さえ読まないんですから、自分からホームページを訪れてブログを読むなんて学生は希少です。もっともそういうことさえしようとしない学生を採用する気はこちらもありませんが。
そういうわけでこのブログも当初の目的半分ってことでしょうか。もっともうちが欲しがるような学生さんは間違いなく目を通していると思えるので、100%達成とも言えますね。
なおる
2012年4月24日(火)
日々、患者・利用者さんと接する仕事をさせていただく中で、
「なおる」という言葉を使っておられる場面に多く出会います。
この「なおる」ですが、体をなおす意味では、「治る」と書きます
私の手元にある辞書で「治」という漢字単体の意味を引くと、
「乱れたものに手を加え、秩序をもたらすこと」ということが原義だそうで、
政治や治水など暴れる何かを押さえ込むような意味合いに使われます。
なので、本来の病を治すという言葉は、
乱れた心身に、医療や休養という手を加え、秩序ある状態にするということになります。
(ということは、勝手に体調がなおったとき、治ったと書いてはいけないのかもしれませんね)
一方、
同音異義語で、「直る」とも書けます。
同様に調べると、この「直」という漢字は、「まっすぐ」ということが原義だそうで、
転じて、まっすぐなこと、曲がったものをまっすぐにする、間違ったものを正しくする
という意味をもつそうです。
つまり、「治」「直」どちらにしても、「なおる」とは元通りになるという意味ではないようです。
そして、医療で使う「なおる」も、原義に近い意味で使うことが多くあります。
しかしながら、
一般に日常会話で使われる「なおる」は、元通りになるという意味のほうが多いように思いますし、
「治」「直」の両方ともに共通する意味「手を加える」が含まれないことも少なくありません。
「医療の常識は一般の非常識」とも揶揄されますが、こんな言葉の意味ですら、ズレがあるものです。
患者・利用者とその御家族と医療従事者の間でお話されるときには、お互いに、
「伝えられた言葉の意味をしっかりと理解する」、とても大切にしていきたいなぁと思います。
紹介を受けて
2012年4月23日(月)
他己紹介されると、恥ずかしいですね。
ツメはない気がしますが、書いてあることは、本当です。
何故か、
私の持ち物は、私が使っていると原因不明の症状を出すんですよ。
修理に持って行っっても、原因不明のままパーツ交換もよくあります。
お店の人も例の無い症状に首をひねるばかりです。
※別に安物や中古品だからって事ではないんですよ。
まあ、よくあることなんで自分ではあまり気にしなくなって、
物は壊れるもんだって思っています。
壊れたら、修理するか、買い換えるか、そのまま気にせず使うか。
一番多いのは、
そのまま使って、どうしようもなくなって、修理したけど原因不明で治らず、買い換えるってパターンですかね。
うーん、一番コストがかかる流れですね。
電磁波は出してないと思うんだけどな…。
まあ、そんな検査はしたことないですけどね。
連休
2012年4月22日(日)
今週末からゴールデンウィークに突入ですね。
5月1、2日にお休みを取ると9日間の大型連休!
国内外への旅行を計画されている方も多いのではないでしょうか。
365日リハビリを提供させていただいている当院では、ゴールデンウィークも通常通り営業します。
回復期リハビリテーション病棟で完全365日のリハビリを始める前は、祝日に数名のスタッフが出勤してリハビリしていました。
なので長期の休みとなるゴールデンウィークやシルバーウィーク、年末年始は患者様に自主訓練のメニューを渡したり病棟の看護師さんにお願いしたり・・・連休明けは患者様の状態の変化に一喜一憂したものです。
現在では365日リハビリ(回復期リハビリテーション病棟のみ)を提供できるようになり、以前のような心配は少し減りましたが、患者様にとって毎日休みなくリハビリするのは大変です。
でも途切れないリハビリをすることは必要なリハビリをするための体力づくりでもあります。例えば、一人で歩ける、トイレに行ける、ご飯を食べれる・・・身の回りの事が一人で出来るようになって自宅に帰っても、体力がなく横になって休む時間の方が多かったら・・・どうなるでしょう。
多分、1人で出来るようになったことが少しずつできなくなり、元に戻ってしまう・・・。だから、少しずつでもいいから継続していくことが大切。
今週末からのゴールデンウィーク、お見舞いの方もたくさん来られると思います。お見舞いの方には一緒に大原の春を感じて、患者様へ元気のおすそ分けをしていただけたらと思います。
私も行ってきました。
2012年4月21日(土)
今日、私もバリアフリー展に行って来ました。
子供連れで、行ったので、ゆっくりはできませんでしたが、
今年一番気に入ったのは、階段にもなる昇降リフトです。
確かに、これならもともとあった階段を削って、リフトを置いても、
今まで通りに階段が確保できます。
車椅子で出入りする時だけ、昇降リフトになるんですね。
使う機会はまれかもしれませんが、覚えておきたい品でした。
毎年、何か一つぐらいは新しく発見があります。
今年もいくつかありました。
来年はどんな物と出会えるでしょうか?