SBAR
2013年11月06日(水)
みなさん、「SBAR」って聞いたことがありますか?
私も字面は見たことがありましたが、詳しい内容までは知りませんでした。
昨日行われた院内研修のテーマがこの『SBAR』。
『SBAR』とはアメリカ海軍の潜水艦で重要な情報を迅速に伝達するときの
コミュニケーションツールとして開発され、
医療安全に関わる医師らにより医療現場で使えるよう改良されたもの。
S(situation)・・・状況
B(background)・・・背景
A(assessment)・・・判断
R(recommendation)・・・提案・要請
英語の頭文字をとって『SBAR』と呼ばれるようになったそうです。
普段何気なく報連相していることも少し意識して、
情報の受け手がより適切な判断や行動ができるように伝えることは重要です。
特に医療安全では一刻を争うことも多く、
伝える側は必要な情報を簡潔にまとめ伝達しなければいけません。
これをダラダラと要点を得ない伝え方をされたら、受け手は要点を掴めませんし、
一番迷惑するのは患者様です。
適切に情報伝達するために『SBAR』意識していきたいですね。