京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

あんなこと

高岡

便利?不便?

2013年10月31日(木)

以前部ログでもお話していたお祭りでの踊り、、、

先週末の土曜日に神社に奉納してきました。

 

この地域に住んで12年ほどなりますが、お祭りはいつも見る側で参加したのは初めてです。

当日、踊りの4時間くらい前から着付け等の準備のために町内の先輩のご自宅にいきました。

そこは代々引き継がれているお家で土間におくどさん、お風呂は薪で沸かす五右衛門風呂‥‥

今ではあまり目にすることのないものを見ることができました。

三世代の大家族のため、今時のキッチンやお風呂もありましたが

おくどさんも五右衛門風呂も今なお現役で活躍しているそうです。

 

今の時代、いろんな家電に囲まれて生活しているとボタン一つで済んでしまうものがたくさんあります。

お風呂に洗濯機、炊飯器、お掃除ロボ etc etc

これらに比べるとそこのお家にあるものは手のかかるものばかり。

私自身がその環境の中で生活するとなると、

不便やなぁ、大変そうやなぁと思ってしまいますが

釜で炊いたご飯の美味しさ、薪で沸かしたお風呂の冷めにくさ等、

ボタン一つでは得られない、手間をかけることによって得られる喜びを教えていただきました。

 

今の世の中いろんなものが便利になって人間が体を動かしたり、

手間をかけかけることが少なくなっています。

 

でも、

便利になったゆえに考えたり、工夫したりすることが少なくなっています。

 

だから、

少し手間をかけて不便さを楽しむのも良いかもしれませんね。

 

あんなこと

竹内

フットケアは転倒防止に有効です。

2013年10月30日(水)

転倒しやすい方、しにくい方の違いは何でしょうか?

その一つの指標として、「2点識別」という物があります。

2点識別とは、コンパスやノギスなどを使用して
2か所の先端を同時に皮膚に接したとき、

2点と感じられる最小距離の検査の事です。

手の指であれば、人にもよりますが、1ミリ以内の距離でも2点と感じられます。

またふくらはぎであれば、500㎜程度離れていても1点と感じたりします。

そして足の裏であれば、だいたい標準が10㎜程度です。

転倒しやすい方の傾向として、

この足裏の2点識別の能力が劣っている傾向があります。

障害がある方は、柔軟性が低下して、足の裏までお風呂の時に洗い忘れる傾向があります。

そうすると角質がたまり感覚の感度が悪くなってきます。

足裏の感覚を訓練するには、入浴時に足裏を洗う習慣をつけることで改善します。

フットケアは転倒防止には非常に有効です。

20[1]

こんなこと

土井

アスリート?or一般人?

2013年10月29日(火)

先日、大阪マラソンが開催されましたね。

かなり多くの方が、2時間台で走っておられるということを見て、今さらですが驚きました。

なんとなく、トップアスリートと一般競技選手と愛好家の間には、

超え難い壁がありそうな気がしていましたが、

いわゆる人口分布や成績分布にあるようなそんな感じで裾野が広く、

自宅の周りにも見かける日々走って、努力されている人がその集団の一人一人かと思うと、

ちょっと身近な気がして、応援したくなりました。

 

どんなことでもそうですが、

1分1秒を削り、ステップアップしたあと、また次を目指して努力しますが、

次の1分1秒へのステップアップには前の努力以上の努力を必要とします。

トップアスリートに肉薄されている一般参加の方を思うと、すごい努力をされているのでしょう。

 

現実的に、フルマラソン42.195kmの1時間台、100m走の8秒台への到達は、

人間の進化やトレーニングで解決できるかどうかはわかりませんが、

おそらくちょっとずつ実現していくんでしょうね。

そんなこと

岩崎

そろそろ

2013年10月28日(月)

寒い季節に入ってきました。

※特に今朝、布団から起き上がるのは辛かった。

そろそろ、かな?と思った途端、

今年も、インフルエンザ予防接種のお知らせが届きました。

毎年の恒例行事ではありますが、

何故か、今年はどうしょうか?と考えてしまいます。

考え、結果、今年も昨年と同様に予防接種を受ける事になりますが。

※毎年の恒例ですので考える事など必要もないかも知れませんが。

 

しかしながら予防接種を受けるにあたり、必ず注意事項がございます。

その点はしっかり読んで、お受け下さい。

良薬ほどに、その効果は絶大かも知れませんが、その反面、ひとたび使用方法を間違えると思いがけない事態になります。

※副作用に於ける知識は大切です。

ですので安易に思わず、説明を受ける様に心掛けたいものです。

説明を受ける、説明書を読むのは面倒だとは思います。

それは一時の事です。

一時の事で一生悔やむ事にならぬ様に。

この点は、どの局面でも同じ事であると思います。

一時を慌てず騒がず、落着いて事にあたりたいですね。

あんなこと

橋本

沖縄

2013年10月27日(日)

10/24、25と出張で沖縄に行っていました。そうなんです、あの台風27号の最中にです。
飛行機苦手の私は、こんな天候で飛ぶわけない、仮に飛んでも途中で引き返すに違いない。
伊丹空港まで行くのさえ無駄だと思いつつも、観光ではなく仕事なわけですから、一応前日からまとめていた荷物を持って空港まで出かけました。

 

行ってみれば、とりあえず飛ぶと言う。飛んでも引き返すかもと言う。じゃあ引き返すんだろうけど、時間の無駄にはなるがとりあえず乗るか、と飛行機に乗ってみれば、あれよあれよという間に沖縄についてしまいました。
台風の直撃は避けたものの、結構な飛行機の揺れでした。
どれほど思いがけない出張だったかと言うと(一応予定はされていましたがね、本当にこの台風じゃ無理と思っていたんです)、出張仮払金以外の個人の所持金が5000円ぽっちしか持っていなかったんです。持っていないのは承知していましたが、行かないから必要ないと思ってたんです。

 

仕事で行った事も勿論ですが、関西では滅多に経験しない風に(雨は大したことなかった)、初めての沖縄を多少なりとも味わうでもなく、仕事以外はひたすらホテルにこもった出張でした。

 

これで(飛行機が苦手で)一度も足を踏み入れなかった沖縄も攻略しました。私が仕事、プライベートどちらでも足を踏み入れていない都道府県は岩手、山形、秋田3県のみとなりました(殆ど仕事で行ったところですけど)。

 

さてその沖縄ですが、旧知の学校の先生にお会いして、沖縄の様子などを聞いていたのですが、意外にも若い人が多いと聞きました。食事や気圧の影響で結構な長寿県と聞いていたのですが、その先生にとっても意外な事だったようで、久しぶりに講演会で多くの子供さんの声を聞いたとおっしゃっていました。聴講者に子連れが多かったという事でしょうか。
一人っ子の家庭が少ないようだとも聞きました。

 

厚労省あたりが出した実際の数字を確認していないので、らしいとしか言えませんが。

 

日本の少子高齢化は人口減少の一途を辿っているそうです。人口が減少する社会は衰退する一方と聞きます。
それなら日本という国はこれから衰退しても、今後沖縄だけはとっても元気という事になるかもしれませんね。

 

次回私のブログは11/2です。

あんなこと

遠藤

空想

2013年10月26日(土)

私が時々足の古傷が痛んだりして、足の調子が悪くなると考えること。
さて、自分が腰から下を麻痺して車椅子生活になったら生活できるのか?

 

今の自宅は、一階なら何とか生活できるか?
家の出入りは、家族が家にいるなら玄関というよりは、はきだし窓が楽かな?
玄関はスロープつけるか?車椅子で段差乗り越えられるか?
車は改造すれば運転できるか?車椅子ごと乗るバイクみたいなやつの方が普段使いは楽か?
料理はしにくくなるな。
職場は、幸いにも着いたらバリアフリーだね。
仕事は、口と手が動けばOTならできるか。
車椅子はあのメーカーが自分には合う気がするな。
どんなライフスタイルできるかな?
・・・
あっ、キャンプいけるかな?設備が整ったオートキャンプ場ならまあ、何とかなるか?
トイレが厳しいか?簡易トイレいるか?
でも、テント設営や撤収はみんなにお願いだね。
・・・
釣りは…あの釣堀ならいけるか?
最初の階段はこれもお願いだね。
でも、後は息子にお任せできるようになるかな。
・・・
ショッピングモールとかだと車椅子でトイレも行けるし、
いろんなお店が入っているから、
買い物も何とかなるか?
・・・
できなくなるのは、何かな?
まあ、自分も妻も作業療法士だし何とかなるか?いや、何とかするか。
・・・
ただ、体力に自信ないな…今以上に疲れやすくなると、生活できるかな?
それが心配だね。

 

人生何が起きるかわからない…でも、解決する方法はきっと何かある。
そんなことを一緒に探すのもリハビリスタッフの仕事です。
意外とできることはあるかもしれません。
意外とやれそうでも難しいことかもしれません。
でも、やれそうなことを見つけないと前に進めません。
前に進む力になるために、空想しては何かを探していたりします。

 

さて今日は、どんな自分になって考えようか?

あんなこと

高岡

今週末も。。。

2013年10月25日(金)

今日も一日雨模様のようです。

このところ週末ごとの雨・・・

降り続く雨で地盤が緩み土砂災害等の注意が必要です。

私が就職して間もない頃、

通称“大原街道(国道367号線)”も土砂崩れで道がふさがれた記憶があります。

数年前にも国道沿いの木が倒木で道をふさぎ片側通行となり、

夕方の時間帯だったため大渋滞となっていたことも。

その時は幸い人命に関わる被害はありませんでしたが、

このところの自然災害を見て、被害を最小限にするための対策と準備の大切さを痛感しています。

 

ところで、

当院リハビリテーション部ではより良いリハビリを提供していくために、様々な取り組みをしています。

その中の一つ長下肢装具(大腿部から足底までを固定し、下肢の支持性を助けるもの)の開発があります。

義肢装具士さんとの共同開発でかなり完成度の高いものになっていると思います。

この開発に関することを11月3日(日)に国立京都国際会館で行われる

第53回近畿理学療法学術大会in京都で開発チームのスタッフが発表します。

緊張すると思いますが、頑張って発表して欲しいですね。

(緊張したら、手のひらに『人』と3回書いて呑み込む。意外と効きますよ!)

 

より良い長下肢装具にするためにたくさんの質問やアドバイスをお願いしたいと思います。

よろしくお願いいたします!!

あんなこと

竹内

朝の有酸素運動と読書はリハビリに有効です!!

2013年10月24日(木)

今、私は、朝は毎日6時起きです。そして10分で身支度を整えて、

自宅から最寄り駅まで徒歩20分掛けて歩いています。

そして、高速バスに乗って京都駅経由で地下鉄に乗り換えて約1時間かけて通勤しています。

高速バスには約25分程度乗っています。

(この高速バスは乗り心地が良く、私のお気に入りです。)

このバスに乗っている僅かな時間に、読書をしています。

そして、あっという間に駅についてしまうのです。

読むペースは昔っから遅くて、約10ページ程度しか読めません。

けれども、最近、感じます。

駅までの徒歩と読書が、朝の頭の試運転に役に立っています。

実は、私は遅刻大魔神と言われるほど、20代そして30代とお寝坊で皆さんに迷惑をお掛けしていました。

そして独身時代には、ギリギリまで布団の中で寝ていて、頭がぼさぼさの状態で、車で出勤していました。

この時代には、朝は全く冴えていませんでした。頭の中は霞んでいた感じです。

お酒の飲みすぎもあり、顔ががむくんでいる事も多々あったようです。

しかし最近は、むくみもなく、頭がまあまあ冴えているのです。

朝の有酸素運動(徒歩20分)と読書は、非常に注意力や記憶力に非常に良いと最近感じています。

私は高次脳機能障害の患者さんにも、クリニック名物のマシントレーニングで有酸素運動を行っています。

まずは脳に血流を流して、そのあとに脳トレーニングします。

そうそう、最近気付いたんでんすが、地下鉄に乗っている有名小学校の子供たちの多数が、

電車の中で本を立ち読みしています。

だからこいつらは頭が良いのかな(*^_^*)と感じています。

気付くのが遅かったなー。

どんなこと

土井

AMラジオ

2013年10月23日(水)

AMラジオを聞かれている方はどれくらいおられるでしょうか?

(若年世代では、FMの方が多いかもしれませんね)

AMラジオは機械や環境にもよりますが、ザーザーという雑音が少なからず聞こえます。

一昔前のラジオなんてかなり雑音がありました。

でも、不思議なもので、内容に興味を持ったり、聞きなれたり、そうこうしているうちに、

ザーザーという雑音よりも、放送内容がかなり明確に聞こえるようになります。

そうなってくると、雑音はさほど気にならなくなってきます。

こんな風に、人間の感覚は絶対的な尺度で感じているのではなく、

小さいものを大きく感じたり、大きなものでもほとんど気にしなかったり、調節しています。

 

昔担当させて頂いた患者さんとの会話で、このことを痛感したことがあります。

中等度の不全麻痺から何年も経っておられ、仕事も生活も自立されている方でしたが、

私の痺れは?感覚は?の問いに

「痺れや痛みはずーっとあるよ。・・・・・でもなれた。気にしなければ気にならない。」

「感覚?全部わかるよ。元の感じとは違うけど、わたしの感じでならわかる。」

 

ダウンロード

つまり、(まとめ方としては乱暴ですが、)

AMラジオの雑音・・・しびれとか違和感とかそういう症状

AMラジオ放送の音・・・残っている機能

ぐらいに置き換えても、大きな間違いではありません。

不快な痛みや痺れ、筋肉にいっぱい力が入っちゃうことの方に目が行きやすいですが、

うっすら感じていること、微妙にうごいていること、

などにも目を向けて、

AMラジオを聴くように感じること、動かすことが大切です。

こんなこと

岩崎

何気なく

2013年10月22日(火)

ここ京都では、本日時代祭りです。

時代祭りか、と思いながらカレンダーを見ていたのですが、何気なくカレンダーを触ると。

薄い。

そうか、「今年も残り3ヶ月を切ったんだ」と、改めて感じました。

10月の数字だけ眺めていると、その様に大きくは感じなかったのですが、カレンダーを触る事で、紙の重さと、その薄さに実感が込み上げてきました。

この行動に意味はなく、何気ない1コマです。

何気ない1コマではありますが、こんなにも大きく感じる事ができるのは不思議に思えてなりません。

何気ない出来事からの方が実感に対する力があると思います。

何気ない風景、何気ない行動、ありきたりの一ページではありますが、その様な時を過ごす事にアイデアなど広がったりするのだと思います。

いつも考えてばかりではなく、たまには何気なくしてみるのも良いのかも知れません。

何気なく、事をしてみる。

案外難しいと思っていた事は、実は容易い事であるかも、です。

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