京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

こんなこと

橋本

続きです。 高血圧

2021年3月05日(金)

私は自分の身分が周知になった場合のことを考えて、入院先では努めて「おりこうさん」な患者になるようしています。

 

言われたことは「はい」と聞いて、素直に従う。何にせよ誰にせよしてもらったことには丁寧に感謝の言葉を伝える等など。

態度悪くしていてあとあと「あれが大原記念病院の…」とヒソヒソされてグループの評判を落とすのが嫌だからですが、3年前に入院した病院も今回の病院も常にうちのグループへ患者さんを紹介してくれているところですから尚更です(リハビリは躊躇なく断りましたが)。

 

事故にあうまで血圧は平均で110~130/60~80代でした。

入院してから、血圧はずっと140~160/90~110代で推移していましたが、事故以前でもそれくらいになることはよくあったので当初気にはしていませんでした。

 

入院4日目になると頭痛がきつくなり、肩こりも酷くなりました。4日目の夜には日付が変わる前に目覚めて、まったく眠れなくなりました。この時で血圧は160/110にもなっていましたが、医師が言うには高めだけど投薬するほどじゃないという話でした。

 

確かにそうなんだろうと自分でも思いましたが、以前の数値からするとずいぶん高めなのは事実だし、とにかくしんどい。

それまでの眩暈(頭を動かせば出る)に加えて、高血圧性の眩暈(じっとしていても出る)も出だしてこのままではゆっくり休めなくなり尚更復帰に時間がかかると、思い切って過去の血圧のデータを見てもらって(嫁さんに言って手元に取り寄せておいた)、「何とかしてくれ」と訴えて薬を処方していただきました。

 

おかげさまで今こうしているわけですが、そもそも救急車で担ぎ込まれて診察台の上で私が嘔吐している間に、嫁さんが看護師さんに適当に言っておけばいいものを、勤め先がどこで、職種がどうでと言ってしまったらしく、入院中訪床する人する人が「理学療法士さんなんですか」「理学療法士ですよね」「大原記念病院にお勤めだそうですね」等など言われて、少々窮屈な思いをしてました。

 

そんなこんなでやはり医師に注文つけるなんてと思わぬもなかったんですが、やはりしんどさは耐え難く何とかしてくれとお願いしちゃいました。

 

普通に考えれば患者が何にしろ要望を言うのは当たり前なんですけどね。医療側のことが分かっているだけに言い辛さがあったりするようです。

 

続きます

 

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こんなこと

橋本

診断書には

2021年3月03日(水)

「急性硬膜下血腫・外傷性くも膜下出血・頭蓋骨骨折」とあります。

 

先月2/9の夜にいつも通り歩いていたら、無灯火の自転車にぶつけられた結果がこれです。

 

私の中ではぶつかる寸前から路上に伸びていた数分間の記憶が全くありません。

 

留めようもない吐き気と首を横に向けることもできないほどの痛みと眩暈で「(窒息で)死ぬかも」と覚悟した瞬間でした。

それでも死にたくないので無理して目を開けて携帯電話で嫁さんに電話して現場まで来るようにお願いしました(幸いにも自宅から歩いて数分のところ)。

 

とにかく体がちょっとでも揺れるたびに猛烈な眩暈と吐き気を催して、病院に着いたころにはヘロヘロです。

 

ようやく病院に着いたと思ったら、そこからがまた修羅場で。

 

今から思えば当然ですが、相手は自転車と言えども兎に角「事故」だったので、身包み剥がれて「怪我は?」となるわけです。こちらとしてはちらとでも体が揺れるのも耐え難いわけなんですが、私の体のあちこちを動かしながら痛いところはないかとか、痺れてるところはないかとか聞いてくるわけです。

 

まぁ普通に考えれば、自転車がそれなりのスピードで人にぶつかって吹っ飛ばしたわけですから、骨折なり出血なり打ち身なりあるのが普通なんでしょうけど、何一つないわけで。

看護師さんが「先生ここに擦り傷が」って指さしたのは私の右前腕だったんですけど「それただの肌荒れです」「…」

 

ってな感じで、翌日打ったであろう右後頭部を探ってみたらしっかり「瘤」はできてましたね。

 

「瘤」とは言ってもその中では診断書のような状態になっていたわけで、なるほど頭の出血や脳振盪はこれほどに苦しいものなんかと身をもって知ることができました。

 

続きます。

 

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こんなこと

遠藤

明けましておめでとうございます

2021年1月02日(土)

今年もよろしくお願いします

 

博寿苑の施設内の壁には、

あちらこちらに正月の飾りつけがなされました。

もちろん、利用者さんがお正月に向けて頑張って準備してくださったおかげです。

 

 

 

 

 

 

 

大晦日は雪が積もりましたね。

同じ京都市内でも我が家の周りはうっすらだったのですが、

大原は一面雪景色になりました。

 

雪がしっかりと積もることはめったにありませんし、

積もったら積もったで、寒いし、仕事にも通勤にも影響が有ったりするのですが、

それでもこんな景色を見ると、

年に一度ぐらいは、積もって欲しいなあって思います。

 

こんなこと

遠藤

初雪

2020年12月16日(水)

昨日は大原にも雪が降りました。

一日降ったり止んだりしていました。

夜までは降っていたようです。

 

今朝は、屋根や草木の上に雪が残っていました。

写真は、今朝出勤した時に撮ったものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

換気のために窓を少し開けると、今までにない冷たい風が入ってきました。

施設内は暖房で暖かくしていますが、開けた窓の隙間付近は冷え冷えです。

廊下も、ガラス張りや窓の多い所と、少ない所で外気温の影響でしょうあちらとこちらで体感温度が全然違います。

窓際は、窓が開いていなくても冷っとします。

一気に寒くなりましたので、

体調をお崩しになられぬよう、お気を付け下さいませ。

こんなこと

橋本

無理な相談

2020年12月16日(水)

京都でも感染者数の増加が止まらないようです。

連日の報道は気を重くするに十分です。

 

京都に限らずあちこちでこうなったのも色々理由はあると思うんですが、私見としては気の緩みとエゴかなぁと。

 

家庭内感染が多いとは言われてますが、家族なんだから同居していれば三密になるのは当たり前。

 

問題はその家庭に誰がどのように持ち込んだのかが大事なわけなんですけど、家庭内感染が多い、多いと騒でいるだけということは、誰が持ち込んだかはわかってもその誰がどこから持ってきたのかは追えていないわけで。

 

先日副院長と話していたんですけど、それは「追えていない」のではなく「言えない」のもかなりあるのではないかとの結論にいたりましたw

 

それはそれで問題だなと思うのですが、今年採用した新人連中のことをちょっと考えてみました。

コロナ禍が騒がれるようになった3月末。全国各地から縁もゆかりもなかった京都へ就職のため移り住んできた。同じように同じ職場に就職してきた者は多かったけど、学校の同期も友人もいない。

 

独身寮には同じ境遇の者が何人もいるけど、三密を避けるために連れだって居酒屋で一杯どころか、誰かの部屋で缶ビールを空けることさえ出来ず、親睦どころではない。

 

仕事に行っても、感染予防のため仕事以外のことはなかなか話せないし、食事中でさえ会話もままならない。

 

一時的にでも実家へ逃げ帰ることが出来れば、家族と話すことで気晴らしなり何なり何とかなるかもしれないものがその帰省さえままならない。

 

想像するに独身者には相当辛い状況ではないかなと思えるわけです。

 

「接待を伴う飲食店」や「あんな事やこんな事をする店」などはそういう時の密かな逃げ場になっているんでしょうか。

まぁあまり若い人が行くようなイメージがないんですけど、身に覚えのある中高年諸氏は仮に感染しても、家族に感染しても行ったとは公言できないでしょうね。

 

こういう状況では中島みゆきの詩のタイトルじゃないですけど、単身者は「ひとり上手」でないとこのコロナ禍は乗り越えるのが難しいのかもしれません。

 

このセラピストという稼業は仕事のみならず、あらゆるシーンでコミュニケーション能力(というか社会性ですね)を培ってなんぼの話なのに、それが制限されるとなると彼らの成長が著しく遅れるわけです。

 

それでも彼らはまだましな方で、来年採用予定の学生に関しては今年は病院での実習さえままならない状況(病院で見学のみか、学校で臨床実習もどき)なので、更に成長は遅れるか、躓くか、躓いてそれっきりになるのか。

 

病院で実際に臨床実習をすることで医療人・社会人としての適性に欠ける者はある程度脱落するようになっていたわけですが、コロナ禍が治まるまでは学生は臨床実習のハードルを越さずに、この仕事が、社会がどんなところか覗き見ぬままに就職することになるわけです。

 

この様子だと向こう3年間はどこでも離職者が増えそうです。

 

ひとり上手でなおかつ社会性も豊かになんて、なかなか無理な相談に思えるのは私だけですか?

 

難儀なことです。

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こんなこと

遠藤

教育って難しい

2020年10月26日(月)

大人になってから思うこと。

いくつになっても、子どもの頃と考え方や思うことがあまり変わらない。

子どもの時の方が、いろいろ考えていたような、思いを巡らしていたような気がする。

※子供の頃より頭や心が固くなった?

子どものときは、大人になったらって思っていたが、実は、子どもの時から変わっていない。

 

でも、人生の経験の中で知識や物事を知っている量が増えている。

それでも、他の人が知っていて、自分が知らないことがいっぱいある。

 

だからだろうか、今の周りと自分の関係性は、

周囲にいる人は子供の時と違うけど、同じような関係性な気がする。

 

子どものときは自分が小さいからと思っていたが、

大人になって、身体が大きくなっても変わらない。って思います。

 

これは自分だけの事ではないだろうって思います。

大人になってから幼稚園や小学校の頃の同級生に合ったときに確信しました。

※みんな見かけは大きく大人になったけど、話してみるとあの時と変わらない。

だから、対人関係にしろ、教育にしろ、リハビリにしろ、この人を変えようって思うのはむりがある。

きっとその人と自分が快適に過ごすにはどうすればいいのか?

その人が成長するにはどういう状況になればいいのか?

その人の生活が向上するには何がどうなっていればいいのか?

そうすれば、その人はどうなるんだろう?

 

その人の性格や行動パターンを直接変えるではなく、

その人が自然と出来る状況を探すっていう視点が必要だって思います。

上手く行っていないのは、適応できていないから、適応するには

どう仕掛けたら、どう対応したら、どう…したらって、

その人のことや周りの人や物、環境のことを考えないといけないなあって思います。

 

だからこそ、スタッフ教育について、

「ティーチングではななくコーチングが必要なんだ」って

うちのリハビリ部の教育担当者が何年か前から言っているんだろうなあって、

ちょっと思うことがあった昨今です。

障害を持った利用者のリハビリよりも

健康なスタッフの教育の方が難しいなあって思う今日この頃です。

こんなこと

遠藤

秋ですね

2020年10月03日(土)

満月が綺麗でした。

朝晩の気温がぐっと下がって参りました。

 

そして、咲いている花もコスモスもきれいですが、

大原では、ヒガンバナや金木犀も咲きました。

 

金木犀はそばを歩くと香りが漂ってきます。

でも、ご利用者様とお話をしていると、何人かはこの香りが嫌いだと言われます。

トイレの臭いだって言われます。

 

トイレの所に臭い消しですかね、植えていたことがよくあったようで、

イメージの中で、トイレと金木犀が結びついているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リハビリでも、イメージはとっても重要ですし、時には動けない要因になったりします。

たとえば、腕をただ動かそうとしても難しいのに、コーヒーを飲もうと思うと腕が動いたりします。

たとえば、カチカチに緊張している腕をコンニャクになったとイメージするだけで少し柔らかく動かしやすくなる方がいたりします。

逆に、腕が痛かったことを思い出して、腕を動かそうとしたときに動くはずなのに、痛くないはずなのに思うように動かせないって人がいたりします。

そして、痛い痛いと思っていると、ちょっと動かしても痛いのに、何も気にしていないと痛み無くいつの間にか動かしているって方もいたりします。

 

だから、身体の動かすことを上手にするには、

体の動き作りと一緒に、体が動くイメージ作りもリハビリでは重要になる時があります。

失敗することがイメージで定着しているなら、

成功する体験と共に成功するイメージで上書きしていかないとってことですね。

皆さんも

成功体験とイメージを上書きできるように

リハビリしましょうね

 

こんなこと

遠藤

百合と芙蓉

2020年8月24日(月)

暑い日が続きます。

休みの日に庭で暫く作業していると、あっという間に汗だくです。

こんな暑いと花もしおれるんじゃないかと思いきや、

 

 

 

 

 

 

 

大原ホームの門の所では、

百合と芙蓉が先週ぐらいから徐々に咲く数が増えています。

 

咲いている花はしおれず、こんなにきれいに咲いています。

暑い日ですが、白く大きな花が美しく咲いているのを見ると、気持ちが良いですね。

 

今回は花言葉を調べましたが、この写真をきっかけに、

利用者さんに恋バナでも話してもらえないかな?

恋バナで、昔を思い出して元気になるんじゃないかな?

あの人なら、この人と一緒にいる時なら…って、そんな話をスタッフ間で休憩時間にしていました。

 

実際に恋バナに至るかどうかは分かりませんが…、

皆さんと気持ちが軽やかに、元気になるお話ができたらいいな。

気持ちも身体も元気になって欲しいな。

スタッフはそう思っています。

こんなこと

遠藤

こんなの作ってみました

2020年7月13日(月)

こんなの作ってみました。

クロスワードパズルです。

 

ヒマつぶしにどうでしょう?

思い出す、書く、消す、確認する、調べる、見つける…いろんな要素のリハビリが入っています。

 

同じするなら楽しめる方が良いですよね。

どうやったら、同じことを楽しんでできるのか?

それが作業療法士が、いつも考えていることの一つです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えは

 

(さらに…)

こんなこと

遠藤

もうすぐ七夕

2020年6月30日(火)

暑くなってきました。

今年は、換気をするために窓を開けている時間が長く、エアコンが効きませんね。

加えて、マスクをつけているので、熱がこもって、

気温以上に暑く感じます。

熱中症も心配です。

 

暑いのが苦手な私としては、つらいところです。

※寒いのも苦手です。

そして、体力がない私は、すぐにへばってしまいます。

 

でも、高齢な方の中には、私よりも体力が衰えている方ももちろんいらっしゃるはずです。

※いないとさすがにちょっと悲しい…80になる両親はどうみても私より元気そうです…。

本当に今年は気を付けないといけません。

 

もうすぐ七夕です。

七夕の飾り作りが利用者さんとスタッフで始まっています。

どんな願いを皆さんは書かれるのでしょうか。

 

今年の短冊には

「マスクがいらない世界になりますように」って

書きましょうかね。

 

今日は雨だけど、7月7日の空が晴れて、彦星様と織姫様が

願いを叶えてくれるといいな。


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