京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

こんなこと

橋本

プロフェッショナル…(その2:あるいは「たられば」の話)

2012年2月23日(木)

皆さんも覚えがあると思うのですが、もう少し○○だったらとかもう少し○○してればとか、そう思ったことってあると思うんですよね。

それって結局三つの要素に集約されると思うんです。

 

一つ、お金

一つ、時間

一つ、人手

 

「もう少し予算があれば」、「もう少し期限が延ばせたら」、「あいつさえいたら」等など。なんか金さえあれば問題は一つに集約されるように錯覚しそうですが、無尽蔵につぎ込んでも明日癌の特効薬が出来るでもなく、そこにはどうしても「時間」が必要です。

 

ともかく、お金、時間、人手(人材)が事の成否を左右すると言えると思います。だから誰しも「…たら」「…れば」と考えるわけなんでしょう。

 

言い換えると、金かけて、時間かけて、手間暇かけたら良い結果が出るのは当たり前なんです。更に言うとそれだったら誰にでも出来るということです。

 

世の中、お金も、時間も、人手も無尽蔵にイケイケドンドンなんてありません。予算があり期日があり、参画者の制約があります。そういう制限の中で最大限良い結果(効率化とも言う)を出すのがプロフェッショナルと言うものでしょう。言うなれば、「たられば」は素人の嘆きなんです。

 

でもね、ついつい言っちまうんですよね。あともう少し…の時なんか特にねぇ。


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